霞んだ地平線
何かある時と何かある時の間の日に「明日は何々の日だから頑張らないとなぁ」と明日の事ばかり考えて今日を等閑にしてしまう時が結構ある。良く昔の漫画で「今日を精一杯生きたか?明日死んでも良い位今日を生きたか?」と特に本宮だか車田だかの熱い作品で読んだ事を思い出し「全然必死に生きてないよなぁ」と、それこそ社会の歯車として満員電車であくびしながら日々食う為に働いてるよなぁ…と思う。まぁ色々振り返りつつ要は月曜か金曜か月初めか給料日か月末かを中心に仕事とかプライベートとか考えてる日々が当たり前だなぁ…と罪悪感も無く思っている。やがてきっと流れゆく川の向こうで轟々音がしたと思ったら突然滝が現れて奈落に落ちて行くのだろうなと…地平線の見えない街で霞んだ空を見上げているのだ