【自問自答ファッション】エモーショナルなものたち
自問自答ファッションでは、自分だけの想いやエピソードがある「エモーショナルアイテム」を身につけましょう!とされています。
(あきやさんのnoteかブログに、ココ・シャネルのエピソードから見るその人らしいエモーショナルなモチーフについての記事があったと思うのですが、見つかりませんでした!かわりに書籍のリンクを貼っておきます)
エモーショナルアイテムについての項は64ページからです!
マドモワゼル・シャネルにとってのカメリアやコメットやライオン。
ムッシュ・ディオールにとっての花や占星術やスター。
「恋人に贈られた花」や「人生に迷った時に道で躓いたひとつの"星"」といった、彼らのごく個人的なエピソードを知るたびに良いな、すてきだな、好きになっちゃうな、と感じていたため、自分でも語ってみようと思ったのでした。
モチーフ編
🌿すずらん
お花全般が大好きですが、すずらんは特別な思い入れがあります。
わたしは趣味で短歌や俳句を詠んでいるのですが、今まで作った中で一番気に入っているのが、友達の姿をすずらんに例えた短歌なのです。
ありがたいことに多くの人(自分比)に好きだと言っていただき、短歌に詠み込んだ友達からは「すずらんを見るたびにあなたの短歌を思い出すよ」と言われ(泣いちゃう😭)、フォロワーさんはすずらんモチーフのアイテムをRTで流してくれるようになり、その中でも仲の良い人はすずらんのアイテムをプレゼントしてくれたり……
単純なわたしは「すずらんはわたしのモチーフだな!」とすっかり得意になってしまったのでした。
(香水でも小物でもすずらんと見るとすぐに「ワシのもの」判定をしてしまうのがちょっと困りものではあります)
自分自身が5月生まれなこともあり、もともと好きなお花です。
全ての部位に毒があり、取り扱いに注意が必要なところもむしろ可愛いやつめ…と思っています☺️
🌹花や植物
すずらんだけでなく、お花、植物全般が好きです。
幼い頃、祖母に植物の名前をたくさん教えてもらいました。
「これは何のお花?」と聞けばすぐに答えの返ってくる祖母とのお散歩が好きでした。
祖母が用意してくれたおやつを食べて、庭に咲く花をチラシの裏にスケッチしている子供でした。
図書館で何度も借りた本は、野草の図鑑とお花にまつわる神話を集めたアンソロジーでした。
おかげさまで他の人よりちょっとお花に詳しい人間に成長したのでした。(当然もっと詳しい方はいますし、研究者さんやお花屋さんなどプロの方には及びません!でもいいのだ!)
大好きな祖母との思い出がぎゅっと詰まっているモチーフです。
ちなみに祖母の好きなお花は赤い薔薇だそうです🌹
🤍白色
美術を学んでいた高校時代、ひとりのクラスメイトが「あなたの絵は白がとても綺麗、光を含んでいて本当に素敵だ」と何度も伝えてくれました。
絵を描いている本人は自分の良さがいまいちわかってないことも多いものです。
それがまだ未熟な高校生なら尚のこと。
色彩センスが無さすぎて落ち込んだり、人と比べてドツボにはまってしまったり。
そんな時に「わたしの白は魅力的なんだ!」と、必死に抱きしめていた言葉でした。
当時描いていたような油彩画や水彩画からは離れてしまったけれど、今でも大事に心の中にしまっている言葉です。
「わたしなんて……」ってメソメソしてしまう日もあるけれど、私にも強みはあるんだからねって思い出させてくれる色が白なんです。
余談ですが、白のカットソーにピンクのカーディガン、黒いスカートでお出かけした日のこと。
家に帰って姿見の前でカーディガンを脱いだ時に
「あっ!こっちだな…!?」
「白を着ている方が本当のわたしだな」
と思ったことがあります。
この感覚、忘れないようにしたい…!
アイテム編
🖤CHANEL チェーンウォレット
2022年に、私生活で大きな決断をしました。
その際にあきやさんの演歌バッグの記事を思い出し「じゃあ……私も歌っちゃおっかなぁ〜!」という勢いで購入したバッグです(奇しくもあきやさんのシャネルちゃんと金具の色違いです!)。
いろいろなラグジュアリーブランドにたくさん行き、素敵なバッグや素敵な店員さんにたくさん出会いました。
うんと悩みましたが、結局行き着いたのは、
人生でたった一つしかブランドバッグが持てないとしたらCHANELがいい!
私、グッチオグッチやルイヴィトンがどんな人か知らないけれど、ココシャネルのことだけは昔から知ってたんだもの!
行け〜!買ってしまえ〜!!
という結論でした。
購入後、ドッと疲れと動悸に襲われ、試合終盤の三井寿のように息切れしながら抹茶パフェを食べた思い出があります🍵
一人の時はこのバッグを「マドモアゼル」とお呼びし、恭しくお仕えしております。
具体的に言うと、お出かけ前には「マドモアゼル、本日の予定は新宿で試着の旅でございます。どうぞよろしくお願いします」と語りかけ、帰宅すれば「本日もお疲れ様でございました」と語りかけながらクロスで軽く拭き、自分より先にソファに座らせています。
私は本気です。
ひとまずはこんな感じ。
「自分の心を震わせるエピソードのあるもの」って思ったほど無かったな……!
掘り起こしたら出てくるかもしれないのでその時は追記していきます。
自問自答ガールズの皆さんのエモーショナルなお話しも聞いてみたいです。
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