イヌ的オススメ書籍紹介(1)
こんにちは、ポルノハブを観るのが忙しくて最近あまり小説を読めてないイヌです。
さて、今回はアタクシが好きな小説やらエッセイやらなんやらを紹介していきたいと思います。
多分ち〜〜っとも面白くないと思いますが早速始めまっす!
※★1☆0.5 ★5で満点
・黒い家/貴志祐介
映画にもなっているので知っている方もいると思いますが、はっきり言って映画は怒りを覚えるほどのゴミです。観るだけ無駄です。
じゃあ小説はどうなんだい?と言いますと、活字でこれだけの恐怖を感じる作品はもう出て来ないんじゃないかと思うほどの超傑作です。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、アタクシは読んでいる時ホント怖すぎて家の鍵が閉まっているか何度も確認したほどです。
震えて漏らして読め!
イヌ的オススメ度★★★★★
・オルファクトグラム/井上夢人
匂いと嗅覚にスポットを当てた作品でして摩訶不思議な設定なんですが読み始めると、もしかしたらこんな人がいるのかも?と思わせる程の面白さ。一気読み間違い無し。
独特な作品が多い井上夢人氏の作品の中でもこの作品が1番好き。
ミステリーくくりの作品なのですがミステリー部分に関してはちょっと詰めが甘いかなあ?と言う感じなのですが、1人の青年に纏わる話しとして読めば非常に良い作品。
この読後感は中々のモノでっすよ!
イヌ的オススメ度★★★★
・岸和田少年愚連隊/中場利一
著者自身の自伝的小説でナインティナイン主演で映画化もされた痛快な青春小説。
大阪の岸和田を舞台としたはちゃめちゃな少年たちの物語でして、なんと言っても中場氏の文章がめちゃくちゃ読みやすい。
テンポ良し、ワードチョイス良しであまり活字なれしてない方でもスラスラ読めてクスリと出来たりグスンと泣けたりと青春小説の傑作と言って間違い無しでございます。
昭和を生きたおじさん!とりあえず読め!いや読んで下さい!
イヌ的オススメ度★★★★☆
・東京タワー オカンとボクと、時々、オトン/リリーフランキー
イラストレーター・俳優・エッセイスト・小説家とマルチな才能を持ったリリー氏の小説。
これまたオダギリジョーと樹木希林のダブル主演で映画化されたので知っている方いるかと思いますが、アタクシはこれほどまで素晴らしい言葉の並べ方をする方を知りません。
情景描写も上手くて心に響く文章の応酬でして、アタクシはこんな素敵な言葉の羅列があったのかと感心しっぱなしでした。
内容の方は読めば分かるさの感涙モノでございます。と全く紹介になってないけどまあいっか・・
オカンのクソデカい愛。オカンははやり偉大です。
イヌ的オススメ度★★★★☆
・板谷バカ三代/ゲッツ板谷
フリーライターのゲッツ板谷氏のコラム集でして、ゲッツ氏自身とオトンとおばあちゃんと弟セージ氏に纏わる出来事を面白可笑しく綴っております。
もうねこれは元気がない方や何か悩んでいる方に是非とも読んでいただきたい!軽快な文章も相まって爆笑必至でございます。
これは最早読むエナジードリンク。
イヌ的オススメ度★★★★
・インドなんて二度と行くかボケ!!…でもまた行きたいかも/さくら剛
お笑芸人を目指すも志半ばで挫折し、よっしゃインドでも行ってやろ!から始まるインド旅行記。
いやね、まあ面白い。
文章自体が漫才みたいな感じでテンポが素晴らしい。
はちゃめちゃなインド人の国民性に翻弄されまくりで面白可笑しくインドの魅力?を存分に味わえます。
闇ガイドブック。
イヌ的オススメ度★★★☆
まだまだ紹介&オススメしたいモノがわんさかとありますが今回はこれでおしまいにします。
どなたかの活字ライフが豊かになれば幸いでございます。