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○●2021年度ベストソング18曲 総括●○
毎年恒例の2021年ベスト総括、ベストソング部門を発表!
2021年良かった18曲を順不同で発表!
■2021年度 BEST SONGS 18曲総括■
★『絵で』/諭吉佳作/men
★『甘い雨の舞踏』/松木美定
★『街の人』/ラッキーオールドサン
★『らぐなろっく ~ベイビーわるきゅーれ~ feat.Daichi』/髙石あかり&伊澤彩織
★『Hard Skool』/Guns 'n' Roses
★『Still Snowing in Sapporo』/MANIC STREET PREACHERS
★『Individual』/眉村ちあき
★『ACTION (WITH ZAZEN BOYS)』/CHAI
★『私的礼讃』/和田彩花
★『異星人と熱帯夜』/Cody・Lee(李)
★『サイダーのように言葉が沸き上がる』/never young beach
★『サンフラワー』/フィロソフィーのダンス
★『コハルヒ』/RAY
★『水硝子』/RYUTist
★『Moonlight Magic』/花澤香菜
★『One Last Kiss』/宇多田ヒカル
★『例えば』/花譜
★『ビタミンME』/BEYOOOOONDS
【各楽曲解説】
★『絵で』/諭吉佳作/men
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YouTubeアニメ「アーティスウィッチ」挿入歌。昨年12月の内山結愛の初のソロライブでゲストとして参加して始めて知った。まだ10代の少女のあどけなさのある風貌だが歌い始めて大人びて透き通ったボーカルのギャップに一発でヤラれた!ジャジーでスムーズなポップスが耳に心地よいこの曲。これからが楽しみな歌手!
★『甘い雨の舞踏』/松木美定
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すでにネット界隈で話題になっているアー写非公開の男性シンガーのシングル曲。ボッサ調のふわふわリズムと気持ちよいコーラスが耳にスッと入ってくるうう!!
★『街の人』/ラッキーオールドサン
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下北沢の街並みとそこに生きる人々のなにげない日常を描く傑作映画『街の上で』主題歌。映画の世界観としっかりリンクした歌詞と哀愁ただようメロディに映画を観終わってじんわりとした多幸感を覚えた。深夜4時半頃の下北のバーのDJで流したい曲。
★『らぐなろっく ~ベイビーわるきゅーれ~ feat.Daichi』/髙石あかり&伊澤彩織
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衝撃的なフレッシュさでド肝を抜かされた殺し屋ガールズ映画『ベイビーわるきゅーれ』。挿入歌は主演の2人!舞台版禰豆子でおなじみの髙石あかりが歌でリードを取りつつ、伊澤さんのラップが挟まれて作品のポジティブ感と楽曲ががっちりリンクしてて最高。何回も聴き返してしまう。
★『Hard Skool』/Guns 'n' Roses
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Welcome Back to The Jungle!
93年発売のカバーアルバム「スパゲッティ・インシデント?」以降、28年を経て誰しもが聴きたかったガンズの新曲が遂にやってきた!このボーカル、このギター、このハードロックのドライブ感、これだよこれ!こういうのがずっと聴きたかったんだよ!That's ビューティフル・オールドスクール!
★『Still Snowing in Sapporo』/MANIC STREET PREACHERS
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筆者がかれこれ29年間愛し続けている英国ウェールズのバンドの通算14作目であり、2度目の全英No.1アルバム「ジ・ウルトラ・ヴィヴィッド・ラメント」よりオープニング曲。1993年の日本ツアーの公演先で訪れた北海道での思い出を綴っていて、そんなの93年のツアーに行っていたおっさん泣くに決まってんじゃねえか!(そしてMVも来日公演の映像使っててたまんねぇんだコレが)
★『ACTION (WITH ZAZEN BOYS)』/CHAI
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海外でも人気の日本の4人組女性バンドの元々デジタルビートな曲のリミックスとしてZAZEN BOYSが参加する事によってタイトなバンドサウンドに向井クンのボーカルが絡まる事で強靭なファンクネスを得た完全に別物になっていて最高。
★『Individual』/眉村ちあき
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もはや次にどんな曲を作って来るかまったく予測不能の眉村ちあきがまたも投げつけてきた衝撃的なシットボム!ひとりプログレポップスの領域に到達してる!ポップスからオペラからR&Bへと転調しつつ大サビで観客がしっかり盛り上がるポイントもあるという恐ろしい名曲。アクセル・ローズばりに変幻自在の眉ちの声量の幅広さがヤバ過ぎる!
★『私的礼讃』/和田彩花
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元スマイレージ、元ANGERMEと長年ハロプロに所属していた肩書きを持つ彼女のソロ曲はジャジーなシティポップスでたまげた!凄く良い!間奏のサックス音のグルーヴ感とか気持ち良すぎでしょ!新しいアイドルポップスの可能性を感じてワクワクしている。
★『異星人と熱帯夜』/Cody・Lee(李)
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映画撮影に情熱を捧げる高校生たちを描いた青春映画の傑作「サマーフィルムにのって」主題歌。男女混声のかけ合いハーモニーが夏の清涼感を感じさせられ、作品の余韻も相まって夏に何度も聴き返したな~。
★『サイダーのように言葉が沸き上がる』/never young beach
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俳句とレコードをテーマにした青春アニメ映画の傑作「サイダーのように言葉が沸き上がる」主題歌。キャッチーなサビが思わず口ずさみたくなる。歌詞もちゃんと俳句の5・7・5に合わせてるからか凄く詞の収まりがよくて聴き心地が良い。
★『サンフラワー』/フィロソフィーのダンス
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実在する福島県のスパリゾートハワイアンズでフラダンスをテーマに描く青春アニメの傑作「フラ・フラダンス」主題歌。作品世界とがっちりリンクした歌詞に、4人それぞれ異なる声質が絡まり合うハーモニーが美しすぎるポップスとして完成されている!大好きだ~!!
★『コハルヒ』/RAY
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シューゲイザーアイドルグループRAYのシングル曲。ドリームポップをコトコト煮詰めアイドルポップスの要素をじっくり混ぜ合わせたほわほわとした浮遊感で飛ぶ。もはやシューゲイザーという枠には留まってはいない感じだが、オルタナティブ・アイドルポップスとして今後どんな曲が生まれるのか楽しみなグループのひとつ。
★『水硝子』/RYUTist
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新潟ローカルアイドルグループ、RYUTistの新曲。20年発売されたアイドルポップ史に残るアルバム「ファルセット」を経てからの新曲ということでどういう方向へ行くか注目していたが、ひと皮剥けて新たなフェーズを迎えたような美しいメロディとハーモニーが印象的なポップス。この浮遊感、Perfumeの「SEVENTH HEAVEN」を思い出した。
★『Moonlight Magic』/花澤香菜
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「サマーフィルムにのって」にも主演して大活躍の伊藤万理華主演のTVドラマ「お耳に合いましたら。」主題歌。笑っちゃうくらい堂に入った直球ピュアネス満開のボーカルが、すがすがしさすら感じる!会いたい時に会っておかなくちゃ!!
★『One Last Kiss』/宇多田ヒカル
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もはや説明不要。2021年ホントによく聴いたし選ばざるをえん。歌詞もじっくり聴くとしっかり作品キャラクターとリンクしていて深みがあって宇多田すげえなと改めて思わされた。
★『例えば』/花譜
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映画業界と映画制作に命を懸ける人たちを描いた傑作アニメ映画「映画大好きポンポさん」挿入歌。次世代型バーチャルシンガーによる楽曲。ちょっとひきつりがちで性急な声質に衝動的にたぎる疾走感に溢れたメロディと、作品のシーンが完全に合致していて鳥肌を覚えたことも記憶に新しい。
★『ビタミンME』/BEYOOOOONDS
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大変残念なことに、ハロプロ関連はサブスクに曲が一切無い為、なかなか知るきっかけが無かったのだがたまたまデビューアルバムをレンタルで借りて、楽曲ジャンルの幅広さや演劇スタイルの曲構成など一回聴いて一発で大好きになってしまい、13人組なのにひとりひとりしっかり個性がハッキリと分かれていて一晩で名前と顔を覚えてしまった。
そんな言葉通り新進気鋭感みなぎるアイドルグループのシングルのカップリング曲。カゴメジュースのタイアップ曲で、王道アイドル的な楽曲の中にもこのグループならではの個性が散りばめられていてやはり最高。
私には可能性が詰まってるんだぞぃ!
以上、2021年度BEST SONGS 18曲総括でした。
次は、BEST ALBUMS 総括の発表です!
↓今回ご紹介した楽曲をSpotifyのプレイリストまとめました。(BEYOOOOONDS以外)