2機目の稼働で、より多くの命をつなぐドクターヘリ
ドクターヘリを運航する中日本航空を訪問しました。
愛知県で2機目となるドクターヘリが藤田医科大病院に配備されたのは、2月1日。
実はこの正式な運航開始を前に、2機のドクターヘリは災害地の支援活動で活躍をしました。
能登半島地震の支援活動のため、1機目(愛知医科大学病院)のドクターヘリと共に、医師や物資の搬送活動を行いました。
能登半島地震では幹線道路が寸断し多くの集落が孤立していました。陸路で被災現場にたどり着くのが困難な中、2機のドクターヘリは、一刻を争う重度の患者の搬送や救命治療に活躍しました。
訪問した日、ドクターヘリは運航中でした。
これまで出動の重複や機器の不具合のためドクターヘリが運航できなかったケースもあり、2機が稼働できたことで、こうした問題の解消につながります。
中日本航空は、ドクターヘリ以外にも国交省やマスコミのヘリの運航、警察・消防のヘリの整備等を行っています。
今回の訪問を通し、パイロットや整備士等の人材の確保・育成、代替機の維持管理費、新機種の購入費など様々な課題について意見交換を行いました。
命を守り、安心を届ける航空事業をしっかりと支えていきたいと思います。