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趣味だからこそ醜く数字にこだわる 〜動画投稿の備忘録①〜

お久しぶりのnoteでございます。先日Youtubとニコニコ動画に投稿した動画が投稿者人生初のバズりを得た事の嬉しさと、久々に骨太な動画を投稿した達成感と脱力感の余韻に浸っている今日このごろです

サムネもタイトルも非常に下品な動画です。抵抗ある方、嫌悪感示す方もいると思います。ただ中身に関しては編集の小技と滑舌の悪さをごまかす原稿、描き語り的手法、弾き語り…etc と70数本の動画を投稿してきた集大成の内容になってしまいました。

Youtubeで7/25現在で10,000再生超え、ニコニコ動画では6万回再生、ほんの一瞬ですがエンタメ部門で1位になりました。

タイトルで詐欺的なアプローチもしてしまいました。1番を決めると謳っておいて12名しか抜粋していない点など顰蹙を買う方法を取ったことも自覚しています。どうしても多くの人に僕の動画を見てもらうために搦め手を講じました。そこで内容がダメダメなら叩かれればいいし、クリックした人の期待を上回る面白さを提供できるかどうか勝負に出たい、無理矢理自分の土俵に引きずり込んで本当に自分の動画は僕に興味が無い人が見ても面白いのか? を確かめたいという気持ちでした。

なので最初はコメントを見るのがちょっと恐かったです。結果としては難色を示すコメントもありながらも予想以上に楽しんで貰えたみたいです。コメントで画面が埋め尽くされいるのを見て小さくガッツポーズをしました。やったぜ。

この企画は続投しながらも、他のタイプの動画でも同じように再生数を上げていたいというのが今後の目標になりました。

ともあれ、今回の動画がバズったことで、前々から思っていた動画投稿の考え方の裏付けができたと考えて、Noteで記録しておこうと思いました。

それがこの図です。動画投稿する時の動画の種類をどこに当てはめるか考えるための図です。

たとえば図のAの位置。これは、好きな分野かつそれを動画にすることが可能な技術がある(あるいは撮影可能な環境がある)動画を差します。代表的な動画は下の動画になります。

漫画男塾が大好きなのでそれについて語った動画です。好きだという気持ちが強いことと、それのイメージを動画化 ための描き語り手法、原作の絵をある程度似てるレベルまで描ける技術を持っていたのでを満たした動画に該当します。なので既存の見てくれる方には大変好評だったんですが、ちょっと昔の漫画なのでトレンドの波には乗っていません。だから高評価数は多いけど再生数は低い動画になっています。また体=継続力に関していうとこのレベルのテロップ編集を毎週出すだけの体力が僕には無いので好評だったけど同じような系統の動画はこれともう1本しか出せていません。

続いてB =技・体を満たしている動画。それを取る技術・環境があり、かつ継続した動画制作が可能なタイプがこちら

住んでる場所が場所なだけにタイの面白動画は比較的簡単に撮れます。このぐらいの編集なら週1ぐらいでの投稿が可能なタイプです。ただ心=自分のやりたい事からするとちょっと離れてるので進んで投稿するのは難しい動画になります

そしてこの動画はトレンドの波に乗っていないので再生数も上がりませんでした。ここで厄介なのはトレンドの波は時々刻々と変化していくところです。この動画は水掛祭りというイベントから4日後ぐらいに投稿しました。思ったより再生数が上がらなかったので調べてみた所、僕よりも登録者が少ない方が直後に投稿しており数千再生まで再生数を出していたことがわかりました。つまりこの動画はトレンドの波が引いたタイミングの投稿だったという事です

一番健全なのはCの動画です。自分の好み、撮影できる技術、継続可能な労力。全てが当てはまっている動画です。

メインコンテンツの漫画(及び好きな事)描き語り動画ですね。これは作ってて一番楽しいし週1投稿するだけの体力もあります。僕が楽しく作っているのでだいたい既存の視聴者の方にも好評でした。ただトレンドをあまり考えていないのでいいところ200~500再生ぐらいにとどまる動画です。

一番良いのはDの動画だと思います。継続するだけの体力があり、かつ技術もあり撮っていて楽しい、そしてトレンドにドンピシャとハマる動画です。

それに近かったのが今回のVtuberのお胸を調べるという動画だったわけです。当然僕はVtuberも大好きだしお胸の話は動画で口述した通りです。アイディア自体は動画投稿を始めた当初からあったのですが、やっとそれを分析できる環境(手伝ってくれる人)、まとめるだけの編集経験が身についてようやくお披露目になったのです。継続可能かという指標に関しては週1は無理でも月1ぐらいならなんとかできそうな気がしています。内容的にも、ちょっと時勢に対しては古い気がしましたがVtuber界隈の皆さんが興味を持ってくれる内容になっていたみたいです。

ただこういう動画は狙って出せるわけではなくていろいろタイミングとかも大事な事がわかりました。今後はCに入る動画をコンスタントに作って、月1回ぐらいはトレンドに乗せられれるリズム感を作っていきたいと思ってます。

またこの図でもう一つ意識しているのは、輪っかの広さです。トレンドの波というのは自分がインフルエンサー(Twitterでお金をばらまいて注目を集める人)で無い限りコントロールできません。しかし体力と技術は投稿を重ねるほど膨らんできます。またいろんな分野に興味を持っていく意識を持てば心の輪も広がります。(宗教くさい言い回しだ・・・)。輪が広がるほどよりトレンドの波を掴める可能性が上がります。そうするとさっきの動画のようにタイミング良く心・技・体が揃った動画を投稿できる機会が増えるんじゃないかと考えています。

この考えて行くと、技術と体力の輪を広げるにはそれなりの時間がかかりますが、心(好きな物の範囲)というのはその気になればいつでも広げる事ができます。なので行き詰まりを感じる度にいろいろなジャンルに好奇心で首を突っ込む自分のスタンスはそんなに間違ってないんじゃないかと思っています。この考え方は迷った時の指標となるので結構お勧めです。

数字にこだわった1年間

話が少し変わります。というか本題です。これは僕の持論で、人に押し付ける気はないんだけど、Youtubeとかニコニコの動画投稿を趣味として長く楽しむコツは「数字にこだわる」ことだと1年間やってみて思いました。数字が上がったり下がったりするのは誰だって楽しい。TwitterのTLとかだと趣味勢は数字にこだわり過ぎない方が良いとか見るんだけど、そんな高尚な気持ちでYoutubeやっとらんのですよ僕は。 ちやほやされたいんや!動画がコメントで埋まって欲しいんや!なんやちょっと有名な人にTwitterで「この動画おもしろww」とか万が一でも紹介される妄想を常にしているんですよ。ついでに言うとそれが不健全だとは微塵も思ってないんすよ。だからこういう記事で紹介されると嬉しいわけです↓

例えば釣りが趣味の人ならその日の釣果を気にするでしょう。自分だけがボウズ(1匹も釣れない事)で周りが爆釣なら癇癪の一つ起こすかもしれません。バス釣りなら釣った魚のサイズを記録しますよね。ビギナーならいつかはランカーサイズを釣りたいものだと釣り雑誌を見ながら思いふけるもんですよ。

ゲームもそうでしょう。ポケモンのレート戦に勤しむ廃人達が日々レートの数字を上げるためにパーティー構築に試行錯誤して一喜一憂するツイートがTLに流れてきます。スプラしかり、ソシャゲしかり。

数字にこだわる趣味っていうのは思いの他多いんですよ。そして僕にとって再生数とかコメント数とか高評価数っていうのは、ゲームのレートであって、釣りの釣果ないし釣った魚のサイズなんですよ。だから数字を気にせずのんびりやろうなんて言われても直針で釣り糸を水上に垂らす太公望のような徳の高さが無い限り不可能なんですよ。どっちかっていうと僕は太公望が跨る四不象(スープ―シャン)なんですよね。顔も似てるしね。

だから動画の再生数が思ったより伸びない時は「何ンでやァ!!」って癇癪起こすし、僕はもっと再生数上げたいって思っていろんなジャンルの動画に手を出すし、いろいろ試します。この試行錯誤の時間はポケモントレーナーにとっての育成、デュエリストにとってのデッキ編成、釣り人にとっての仕掛け作りと等しく無意味で濃密で趣味的な瞬間な訳ですよ。

視聴者の気持ち

ここまで書くと、じゃあ”見てくれる人の気持ちは考えていないのか”と思う人もいるでしょう。動画投稿を釣りに例えるな!視聴者は魚じゃないぞ!と憤慨するかもしれません。

そうかもしれん

すまん、あんまり考えていないかもしれん。ごめん。好き放題やってるチャンネルだった。ただ視聴者数が多いってことは今見てる人にとっても楽しい事だと思ってますよ。コメントで共感できる人が増えるってことだし、もし”いぬじまちゃんねる”に飽きても気軽に離脱できるじゃん? そのぐらいの軽いコミュニティが僕にとっては理想なんすよ。エモい<面白い<シモいぐらいのノリです。

あとがき

夏休みで動画投稿もしないので、こんな感じで今まで再生数を上げるためにやってきた小細工をnoteで備忘録的にまとめていきたいと思います。これと合わせて3部構成になると思います。4桁再生までなら何とかこの方法が使えると思った奴を抜粋します。

今までやらなかった理由としてはやっぱり1万再生は出しとかないと説得力無いよなぁ・・・と思ってた所があったのでやっとこさ解禁という訳です。趣味ごときの活動でコラボとかTwitterで大手に媚びることをしたくない人、でも再生数そこそこ上げて承認欲求満たしたい人、Twitterの”Vtuberが伸びる条件とは~”って動画投稿してない奴が書いたクソツイがバズると内心発狂する人、そういうひねくれて、コミュ障で、癇癪起こしながら趣味を楽しめる人がこっそり読む内容になると思います。いぬじま先生の次回作にご期待下さい!!

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