独学大全が凄まじい
先日、独学大全という本を買った。金額も安くない中で20万部突破という売り込みで話題になっていたこともあり、前々から気にはなっていた本であった。
「自分を変えたいすべての人へ」という帯のタイトル通り、この本では学ぶことに対して事細かに紹介がされている。どう学ぶかといった学び方はもちろん、何を学ぶか、なぜ学ぶかという根本的なところを、どのように見つけ育てていくかというところから、この本では論じられている。
この本を通して読んでみたが、とても素晴らしい本だった。これまで読んだどんな自己啓発本よりもやる気をもらい、どんな自己啓発本よりもためになる内容であった。間違いないく私の人生で、一番素晴らしい自己啓発本であり、一番素晴らしいハウツー本であり、一番素晴らしい独学本であった。
ただ、一つだけ言いたい。
自分を変えたい奴が、読める太さではない。
そもそもこの本は、どうしても独学が諦めきれなかった人に送る本のため、根本的に言うとこの本が読めないレベルの決意であれば、諦めきれないとは言えないのかもしれない。自分を変えたいと軽く考えている事自体が間違いというのもわかる。
だが、この本の帯には「自分を変えたいすべての人へ」と間違いなく書いてある。だったら考えてほしい。
みんなこういう本を読んで勉強できる人間に、変わりたいのだ。
この本が読めるやつは、既に変わっている奴だと。
とはいえ私は前述のようにこの本を読んで、世界が変わったと言っても過言ではないくらい、この本に感銘を受けた。おそらくこれから先も、この本を何度も読み返し、折に触れてこの本の考え方を取り入れることになるだろう。
自分を変える為の本を読み切れるほど、変わり者の人間で、本当に良かった。