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やっぱりベースがカッコいい曲
常々言うておりますがバンド好きは、どうしても非凡を追い求めてしまうのは、自然の摂理やと思うんですよ。
さらにベース好きともなると、それはより顕著になりまして、王道のベースがカッコいい曲を好きと言いたくない、イキり心が渦巻いてくるんですよ。
でも、やっぱり王道と言われる曲はかっこいいし、ベースが目立つ曲は心惹かれるものがございます。
そこで本日は、王道のベース曲、ベースが目立つかっこいい曲と言った、「なんやかんや言ってもやっぱりベースがカッコいい曲」をいくつか紹介していきたいと思います。
1. シュガーソングとビターステップ【UNISON SQUARE GARDEN】
血界戦線というアニメのタイアップがついた、ユニゾンの1番有名な曲、シュガーソングとビターステップでございます。
コレは、悔しくもハマった流行歌とも通ずる部分はありますけど、まぁカッコいい。スリーピースの厚みじゃないバチボコカッケー神曲ですわ。
んでこの曲のベースですよ。流石ベースが作った曲ですよね。ベースが美味しいところしかないんですわ。
冒頭からの細かいリズミカルなラインを一曲を通して続けているのに、全体としてせせこましい感じは無く、ノリのいいアップテンポな曲に仕上げるセンスに、ただただかっこいいと呟くほかない名曲でございます。
あと、なんであんだけ動いて弾けてるのか、全然わからん。
2. 透明人間【東京事変】
東京事変の言わずと知れた超名曲、透明人間でございます。
この曲はどのパートの人間に聞いても、「コレはギターの曲!」「コレはピアノの曲!」「コレはドラムの曲!」とそれぞれの楽器をゴリ押ししたくなる馬鹿みたいな名曲ですが、もちろん思ってます。
コレは、ベースの名曲です。
冒頭のウォーキングの気持ちよさ、合間合間で入ってくる魅力的なオカズ。目立ちすぎず地味すぎず、これぞベース。誰しもコピーする神曲です。
いくらベタと言われようとも、あげずにはいられない超名曲でございます。
3.くじら12号【JUDY AND MARY】
なんでこんなむちゃくちゃにして、曲になってるんや?でおなじみ、伝説のバンド、ジュディマリより、くじら12号でございます。
まぁジュディマリは、全員無茶苦茶やから何故かベースが浮かないって言う、一周回ってすごい事になってるバンドですが、やっぱくじらはたぎってしまいますよね。
ってかね、あんなイントロのベースフレーズ作ったらあかんのですよ。
反則です。
反則級にカッコいい、名曲です。
4.キャッチーを科学する【アルカラ】
タンバリンを首にかけた変な人がボーカルの凄テクバンド、アルカラからキャッチーを科学するでございます。
この曲はこれまでの3曲と比べたら、少し知名度としては劣りますが、やっぱりベースがカッコいい曲なんですよ。
なんてったって、頭からのフレーズ。
休符の聞き応えがすげぇんですわ。
ハンマリングの舐めるようなフレーズの合間に入る16分の食いつくような休符。コレが、絶品なんですよ。
やっぱりカッコいいなぁと思わせてくれる一曲でございます。
そういえば。
やっぱりと言っておきながら、スラップの曲を入れていませんでしたね。
ベースのカッコいいの王道といえばスラップ。それを無意識に外してしまう自分は、エセ非凡末期なのかもしれません。