ラブコメを買って発見したこと
わたしはごく稀にラブコメを買う。
普段は好きな雑誌かミステリー小説か、1話完結日常モノ、グルメ漫画が多いので、数年に一度買うか買わないかというのがラブコメである。
という前置きがあり、昨日がそのごく稀な日だった。
一通り読み終えた後、ふと自分が今まで買った数少ないラブコメの主人公キャラが皆似ていることに気づいた。
容姿というか性格というか…何はともあれキャラの好み云々ではなく内容で選んだつもりなのに……
なんだか同じような男キャラに惹かれて買っているような気がして小っ恥ずかしくなってしまった。
そういえば好きな俳優も写真を並べてみたらなんだか似たような系統になっていたり、美術展でなんかいいな〜と思って写真にとった作品もどこか共通点があった。
「好きになったものが好き派」だと思っていたのに、無意識のうちに自分の好みの枠がガチガチに形成されていてカルチャーショックを受けた。
なので「タイプは特にないな〜」とか「これと言って趣味はないかも」などと言う人の好みって、ぼんやりしているようで意外と本人も知らないうちにしっかり確立しちゃってるのかもなあと思った。
白旗を掲げて、最寄りの本屋がポイント2倍の日に続編を買いに行こうと思う。