家族旅行でタスクシュート×プロジェクト管理を始めてみよう~TaskChute Cloud 2編~【ユタカジン】
はじめに
もともと私はタスク管理もプロジェクト管理も好きな人です。過去に投稿した記事を改めてみましたが、タスクシュートとプロジェクト管理を織り交ぜた話も何回も書いています。
そんな私がまたタスクシュートとプロジェクト管理で何を話したいんだと思われるかもしれませんが、今回、TaskChute Cloud 2を使用してプロジェクトを無事完遂したものがあるので、その話をしたいなと思い、書かせていただきます。
そのプロジェクトは、家族旅行のプロジェクトです。この大事な大事なイベントを、プロジェクトとして遂行していった話をお伝えできればと思います。
ちなみに、まだTaskChute Cloud 2を使用したことがない、という方は、ぜひ以下のリンクをチェックしてみてください!無料から始めることができますし、無料の機能でも充分タスクシュートライフを満喫できます!
タスクシュートとプロジェクトについて
あらためて、タスクシュートとは
タスクシュートのシュートは「Chute」つまり、滑り降りるという意味であり、滑り台を滑り降りるようにタスクを順番に進めていくと言う意味が込められています。
この滑り降りる快感を存分に満喫するため、順算思考という考え方で進めていきます。
あらためて、プロジェクトとは
プロジェクトとは、定義としては色々要件はありますが、ここでは「ゴールに向けて複数のタスクを実行していく活動」と思っておいていただければと思います。
終わりが明確にあり、かつ終わり(だけ)はイメージしやすいので、イメージから逆算して進める逆算思考というものが使われやすい傾向にあります。
タスクシュートとプロジェクトの関係
このように、タスクシュートでは順算思考、プロジェクトでは(一般的には)逆算思考を使っているので、これらを組み合わせて進める方法がわからなくなることもあるかもしれません。
しかし、そんな、不安は杞憂であると断言しておきます。
ちょうど一年前、タスクシュートとNotionを活用して家族旅行プロジェクトを進めていました。
こちらの記事の中で少し触れている、家族旅行がそれです。
今回は、一年前の家族旅行で作成したプロジェクトノートをベースに、TaskChute Cloud2(以下TCC2)でプロジェクトを進めた事例を書いてみたいと思います。
今年はTCC2で家族旅行に挑戦!
というわけで今回も前回の家族旅行で行った相模湖プレジャーフォレスト(正確には「さがみ湖 MORI MORI)に行ってきました!
一泊二日で、初日は隣接しているキャンプ場のコテージに泊まってバーベキューを楽しんで、2日目は朝から遊園地で遊ぶ、という予定です。
このプロジェクトのゴールは当然「家族旅行に行くこと」ですが、ここで目的と目標を確認しておきます。
目的
「パウ・パトロール」とのコラボイベントに参加し、子供たちとの喜びを共有する
相模湖のプレジャーフォレストで楽しい家族の思い出を作る
家族の絆を深める
目標
キャンプ、遊園地を無駄なく過ごせるようにスケジュールを立てる
我が家は「パウ・パトロール」というアニメが大好きで、コラボイベントにもよく行っています。昨年もコラボイベントでプレジャーフォレストに行って非常に好評だったので、今年も行くことになりました、というのが経緯です。
さて、このときに使用したタスクとプロジェクト名は以下の通りです。
【タスク名】
相模湖プレジャーフォレスト2024のタスク
※今回はタスク実行ごとに名前を変更せず、上記のタスク名のまま、タスクを実行しています(詳細は余談1に記載)。
【プロジェクト名】
100.相模湖プレジャーフォレスト2024
余談1 なぜ、タスク名を変えないのか
ここで、タスク名をなぜ変えずに運用していたのかを簡単にお話します。
というのも、今まで私は過去にタスク名を具体的に変えていきましょう、ということを伝えてきていました。
このときは詳細にタスク名を書いて実行しやすくしていました。では、なぜ今回は変えなかったのか。
それは、何をすれば良いか、大体わかっているから、です。
前回、詳細にタスクを書いて家族旅行プロジェクトを進めたおかげで、どのタイミングで何をしたのか、過去のプロジェクトノートを見ればわかるようになっています。
なので、次にやることが明確になった状態でタスクをスタートすることができるので、今回はタスク実行ごとに名前を変更せず、「相模湖プレジャーフォレスト2024のタスク」というタスク名だけでこのプロジェクトを進めることができました。
タスクシュートとプロジェクトを関連づけることは、このように過去のデータを参考にして、より効率的に、すいすいと進めることができるようになる、というメリットがあります。
余談2 プロジェクト名の頭にある数字は何か
私はプロジェクト名の頭に以下のルールで数字をつけて管理しています。
100:生活、家族に関するプロジェクト
200:資格取得など自己啓発に関するプロジェクト
300:タスクシュート認定トレーナーとしての活動でのプロジェクト
400:仕事関係のプロジェクト1
500:仕事関係のプロジェクト2
※400と500は仕事の契約形態が違うので意図的に分けています。
ここら辺の考え方は、「タスクシュート認定トレーナー」であり、「タスクシューター界のジェームズ・ボンド」、ありひとさんのこちらの記事が非常に参考になると思いますので興味のある方はぜひご覧ください!
だいぶ余談が長くなってしまいましたが、次から実際にプロジェクトを進めたところに入っていきます。
タスクシュートですいすいプロジェクトが進むことを実感しよう!
では実際にこのプロジェクトを進めてみましょう。
まずはプロジェクトノートを作成する
新しくプロジェクトを始めた際は、必ずプロジェクトノートを作成します。
こちらは前回のNoitonで実践した際はNotion内にノートを作成しましたが、TCC2ではプロジェクトを新規作成することでプロジェクト用のノートが自動的に作成されます。
なので、既に作成済みのノートに必要な情報を書いていくだけOKです!
プロジェクトノートに書く情報は人それぞれで良いと思いますが、
私は主に以下の項目を書くようにしています。
プロジェクトが発生した経緯
プロジェクトの目的
プロジェクトの目標
プロジェクトを進める上での課題
プロジェクトに関わる参考資料
成果物
ネクストタスク
このうち、経緯~参考資料まではざっと書いてしまって、書いているうちにネクストタスクが浮かんでくるので、浮かんだタイミングでネクストタスクも記入するようにしています。
今回のプロジェクトノートを書くと、以下のような感じです。
TCC2のノート機能は非常に充実しています。
マークダウン記法で書くことができるだけではなく、リンク先を貼り付けたり、YouTube動画を埋め込んだり、手書きのホワイトボードを書くことだってできます。
私が前回実施したNotionを使用したプロジェクト管理からTCC2一本でのプロジェクト管理に乗り換えられたのも、このノート機能が充実しているから、と言っても過言ではないでしょう。
タスクをルーチン化する
プロジェクトノートを作成後に忘れずにやっておくことは、タスクのルーチン化です。
ルーチン化は非常に多種多様な頻度の設定が可能です。設定内容はこちらの記事に書いてありますので、気になった方はどうぞ。
私は平日にタスクをルーチン化しました。平日、必ずやるわけではないですが、プラン作成時に1日のタスクの量を考えて、少しでも手をつけられそうかなと思ったらタスクを入れたままにしますし、難しそうなら消す、という感じで運用しました。
思いついたことなどはプロジェクトノートを都度更新していく
さて、プロジェクトノートを作成しました。タスクもルーチン化してプラン時にタスクの登録が漏れることもなくなりました。では、次に何をすれば良いでしょうか。
次からは、プロジェクトノートを都度更新して、充実させていきましょう。
プロジェクトノートを充実させるために何をすれば良いか、思いついたものをネクストアクションに書き込み、それを実行していけば良いのです。
ネクストアクションを見ながら、日々プロジェクトノートを更新していきます。ただ、私は当日のタイムスケジュールは旅行当日それだけをみたいので、別のノートに作成しました。
その時に活用したのが、ルーチンノートです。
ルーチンノートの便利なところとして、タスクを実行した際にポップアップが出てルーチンノートを開くことができる、というものがあります。
この画面がでたら「Enter」を押せば、ルーチンノートが開くので、メモを更新するのに非常に便利です。
そんなこんなで、ルーチンノートにタイムスケジュールを作成し、残りのタスクも終えて、無事に旅行を終えることができました!
次回もこのプロジェクトノートが役に立つ!
さて、今回無事に家族旅行のプロジェクトを終えることができました。
ですが、家族旅行はこれで終わりではないですよね。
来年もまたパウパトロールのコラボイベントをやっていたら行くことになりそうですし、他の旅行先に行くことも当然あるでしょう。
そんなとき、プロジェクトノートが非常に役に立ちます。
プロジェクトノートはTCC2に保管されている
プロジェクトノートは自分で意図的に消さない限り、TCC2に保管されています。つまり、また同じように家族旅行を企画する際はこのプロジェクトノートをコピーして使うことができるのです。
今回、私もNotionに保管してあるプロジェクトノートを流用して作成したのでだいぶ楽でしたし、ここに今回の旅行の反省点なども記載すれば次回は更に充実した旅行にすることができるでしょう。
プロジェクトに費やしたログがTCC2保管されている
もう一つ、TCC2には重要な情報が保管されています。それは、どれだけそのプロジェクトに日にち、時間を費やしたのかがわかる、ということです。
今回、日にちは決まっているけど特にやることを逆算で考えず、ネクストアクションを思いつくままに順算思考で考えて無事終えることができました。そんな今回のプロジェクトのログも、しっかりTCC2には残っています。
例えば、月ごとのカレンダー表示にして、プロジェクトでフィルタをして、かつタスクを実行した日に絞ってさらにフィルタをすると、このプロジェクトを進めるためにいつ、どれくらいの時間タスクを実行したのか、がわかるようになります。
これは、次回同じようなプロジェクトを進めていく際に、非常に参考となる情報だと思います。このようなログもTCC2で見ることができるのです。
さあ、TCC2でタスクシュート+プロジェクト管理を始めてみよう!
いかがでしたでしょうか。
TCC2を使うことでタスクシュートとプロジェクト管理が意外にもやりやすい、親和性があるものだということがわかっていただけたのであれば非常に嬉しいです。
プロジェクトノートも今回の例にあるようなところまで書く必要も無いと思うので、簡単でも良いのでまずは始めてみよう、というきっかけになっていただけたら、嬉しいです。
この記事はタスクシュート協会が公式に運営するnoteマガジン「ユタカジン」に寄稿しています。
「ユタカジン」は「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマに協会の認定トレーナーが記事を繋いでいくマガジンなので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
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