NodoAme v0.4の進捗
こんにちは、いぬいぬです!
今日は、自作ツールのNodoAmeの次期バージョンについて!
NodoAmeって?
↑この記事みてね。
NodoAme v0.4
音声ファイルからの演技指導対応
音声ファイルとタイミング情報ファイル(.lab)で演技指導できるようになりました!v.0.4.0-alpha.87以降対応です。
A.I.VOICEもいけます!
オプションでlabファイル(音素情報ファイル)を出力するようにしてね!
実用性は「?」ですけど、ソングtoソングもできます。
裏命ちゃんの歌い方で歌う可不ちゃんとか…。
※楽譜は再現できません。
この処理の関係で内部的な音声データのリサンプリング処理が変わってるので、すこししゃべり方が変わるかもです…。
副産物で、mp3とかwav形式以外も対応できるようになりました。
音節単位で分割するオプション
NodoAmeはなめらかにしゃべらせるために、文節(フレーズ)を1ノートにまとめていたのですが、なめらかに歌ってる風になっちゃうボイスがどうしてもありました。
そこで音節(シラブル)単位でノートに分割するモードを追加しました。v.0.4.0-alpha.36以降対応です。
母音を中心とした音のまとまり(音節)でノートを分割します
「ん [N]」や「っ [cl]」は音節のつながりとみなして前のノートにつなげます
この辺の割り方は以下の記事を見てください。
裏命ちゃん、IAちゃん(日本語)、機流音くん、ROSEちゃんがデフォルトでこのモードで出力されます。
新分割モードSPLIT_SILIENTNOTE 追加
以前の文節単位での割り方も新しい方式をテスト中です。
開始と最後に無音ノート(歌詞「_」、音素「sil」)を付与します
休符部分のタイミング情報の問題で、途中でタイミング情報が飛んで消えたりしていたので対策を入れました。
PITとかタイミングは前と同じですが、VOLとか声色とか微妙に変わります。
v.0.4.0-alpha.58以降はこれが基本になってます。
なのでこれ以前とすこし喋り方が変わります。
楽譜の強弱指定・テンポ変更オプション
これまで出力される楽譜はN・BPM=150固定でしたが、変更できるようにしました。
※VoiSonaのtssprj出力は未対応です
CeVIOソングやVoiSonaでは強弱指定・テンポが変わると歌い方が変わります。
NodoAme経由の場合、PIT/TMGは変わらないですが、微妙なしゃべりかたの変化が起きます。
たとえばささやくときには強弱指定でpp ppを指定する、とかが使えます。
強弱指定は v.0.4.0-alpha.66 以降、
テンポ変更は v.0.4.0-alpha.67 以降の対応です。
デフォルトpitch削除モードNoPitchModeオプション
NONE これまでどおり何もしない
REMOVE :発音なしの部分はpitch削除
ノートにつられて合成されちゃうPITを無効にします。 デスボイスとかエッジボイスの再現に使う方法をつかってます。
ちなみに、 普通に歌わせるときでもブレス部分が強くてPIT線が描かれちゃうときにそれを抑える方法としてもつかえます。
無声母音処理オプション
VOLUME : これまで通り、音量を削る
PHONEME : トークで使われている あいまい母音音素(A,I,U,E,O)で表現
CeVIOトークにある無声母音の音素はソングでも使えます。これまではVOLを削る方法を使ってましたが、今回音節単位の分割を実装したので追加してみました。
VOLを削ったことによって急激な線になって生まれる、
VOL由来のノイズが乗らなくなります。
※以前はダメだったんですが文節単位でもつかえます
VoiSona Chis-A [tʃíːseɪ](知声English)対応
予定です!
いつリリースかな?
未定です…!
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