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旅行23/2月 鹿児島(単独)

旅程

※右の数字はおおよその費用

2/22(水)

0445 出発、始発で関空へ 1,100
0700 関空発 Peach 4,250
0820 鹿児島空港着
0830-0908 鹿児島中央へ バス 1,400
0945-1200 仕事@ACCEA  1,200
 ランチ@バスターミナル地下 770
1300-1815 仕事@ACCEA 
1848-1947 指宿へ 急行なのはな 1,000
指宿泊 @ゲストハウスまちかど 5,600(2泊)

2/23(木)

0755 出発
0808-0810 二月田へ 列車 170
0830-0900 レンタカー@指宿市役所前 2,600
 コンビニで飲み物・食料確保 1,200
 開聞岳へ 池田湖 北側経由で移動
0940-1400 開聞岳登山 雨により6.2合目で折返し
 道端でさがほのかゲット 350
 露天風呂「たまて箱温泉」 400
 道の駅山川港 活お海道 ふらふら
1700 レンタカー返却 ガソリン 550
 ゲストハウスへ戻る バス&徒歩 160
指宿泊 ゲストハウス まちかど

2/24(金)

1000 C/O
 駅前のコンビニで荷物発送 1,200
 駅のコインロッカーに荷物置く 300
1115-1300 砂むし会館 砂楽で砂風呂 1,300
1507-1600 鹿児島中央へ移動 観光特急たまて箱 2,300
 ゲストハウス バンビーナC/I 2,520
 駅前ふらふら & 晩ごはん@SUBWAY 660
鹿児島中央泊 ゲストハウス バンビーナ

2/25(土)

1100 C/O
 鹿児島中央バスターミナルに荷物置く 400
 AMU広場でチーズケーキ買って食う 650
1200-1335 シティビューバスで移動しつつ観光
 仙巌園前で途中下車 30分周辺をふらふら 190
1419-1435 シティビューバスで移動 190
1345 桜島へ フェリー 200
 月讀神社、道の駅桜島をふらふら
 フェリーターミナルでソフトクリーム 550
1510 桜島発 フェリー 200
 路面電車で鹿児島中央へ戻る
1600 バスターミナル地下でランチ兼ディナー 2500
1715-1755 鹿児島空港へ バス
1850 鹿児島空港発 6,400
2000 関空着、帰阪 1,100
2145 牛乳とゆでうどんを買って帰宅

旅行の思い出

一応時系列…

ゆうすいの灰干しチキン

飛行機代を優先にチケットを取ったものの初日は休み難く、到着早々鹿児島中央ターミナルビルの1FにあるACCEAでテレワークを開始。
ビルの地下1階(バスチカ)に屋台村があり、お昼にちょうどよかった。
入りやすくてランチのお安かった「ゆうすい」でランチ限定の灰干しチキンカツ定食を頼んだら、これがめちゃうまくて。胸肉なのにしっとり、めちゃくちゃ柔らかく、カツだけど揚げられていなかったので油っぽさもない。量もちょうどよくて(小盛りのご飯は正直普通盛りだったけどな)静かにテンション上がる。
あと、バイトの男の子の曇りのない目がなんだかすげー眩しかった。
この灰干しのチキンが本当に本当に美味しくて、灰干しに取り憑かれるきっかけとなる。

ゲストハウスまちかど

指宿に泊まりたくて探したら、ゲストハウスらしきものはこの1軒しか見つからなかった。民宿と迷ったけどこちらを予約。個人経営のゲストハウスは当たり外れが大きいので期待せず行ったけど、これがすんごいきれいで居心地が良かった。
きれいと言うのは新しいという意味ではなく。
Googleのクチコミで管理人さん(オーナーさん?なんて呼ぶのが正解なの?)はホテルに勤めてたとかなんとかあり、まさか清掃員だったという意味ではないと思うのだけども、ゲストハウスのどこにもホコリが積もっていなかった(いやテレビの裏とかは見てないけども。でもきっと積もってないはず)。ちょっとした窓枠とか、壁の木枠の上とか、古い建物でなくてもホコリって絶対いると思うのだが、このゲストハウスにはいなかった。部屋に案内された時も、視力両目1.5のわたしに見えないホコリを慌てて拾っていらっしゃった。
さらに、22時以降の物音制限を徹底されており、ドライヤーの利用もNGだった。クチコミによれば、物音を立てる宿泊者にはしっかり注意もされる様子。わたしが泊まった日にも誰かが注意されていたような声を半分夢の中で聞いた気がする。それを逆恨みして低評価をつける人って何なんだ…扉をバタンと閉める人や、床に大量の髪の毛を放置していく人もさぁ…
とにかく、古い元民宿という防音性なしに等しい建物ながら、夜中に目が覚めたりすることもなく、耳栓なしで2泊しっかり寝られた。
基本人見知りなわたしには、管理人さんの距離感もありがたかった。受付時には必要最低限の会話のみ。でも全然無愛想ではない。管理人さんも人見知りするタイプかなと勝手に思った。C/O時にはちょっと会話すればよかったなぁ。指宿のあちこちにあった「ひたすらに」ていう黄色いノボリの意味を知りたかったんだよね(ほんまにあれ何?ちょっと狂気を感じた)。

開聞岳

Peachのセールを見ながら鹿児島に行こうと思いついた時には、桜島はともかく開聞岳なんて全く連想しなかったんだけど、Google Mapで指宿をピンチインし縮小したら、あらこんなとこにあったのね、と。
形が、本当に完璧で美しかった。山裾がそのまま海に入るのもいいよねぇ。
露天風呂「たまて箱」は奇数日に行くと決め、天気は良くなかったけど、十分美しかった。
雨の中の登山も久しぶりだったけど特に苦じゃなかったな(いや登山は苦だよ)。濡れた岩で滑って死にたくないので6.2合目の記念碑を見て下山したけど、満足。登ってる間は美しい形が見えんしな。あの形ずっと見ていられる。毎日見たらさすがに飽きるんだろうか。想像できない。

友人曰く、田舎の小学生の図画のようだと…開聞岳に対する褒め言葉だよね。

道の駅山川港 活お海道

ここで買った味付けなしの鰹なまり節が、美味い。80歳くらいのおじいちゃん(普通過ぎて無視できないかわいらしさ)に捕まってみそ味を試食したらまぁ微妙な味だったけど、原材料見て納得。
レンタカーの返却時間には余裕があるしまだ明るいしゲストハウスに戻るには早いし…と立ち寄ったところで、
なま節の原材料は鰹のみだし500円ぽっきりだしおじいちゃんがんばってるし…と買ってみたのが正解だった。
真夏でなければ常温で持ち歩けるし日持ちするし(即効食べたけど)、なま節だから味付け自由。
今回の旅行はお土産がどれも当たりだったなぁ。それとも、お土産を見極める能力が高まってきたのだろうか。
けどな、おじいちゃん。なまり節を勧めるのに「まぁツナだよ」とか言っちゃダメよ。そんならどこのスーパーでも買えるやんけってなるやん。

砂風呂(砂むし会館 砂楽)

なんだこのアトラクション。まず、裸に浴衣一丁で砂浜まで移動するという軽い衝撃から始まり、スコップでかけられる濡れた砂の重いこと重いこと。ここ「砂楽」ちゃうんかい。砂浜で1m下に埋められたら窒息死間違いないな、等と考えて少し怖くなった。
そして、これは施設の問題だけど、人の動線がよろしくなかった。後から来て順番を待つ人に顔が向いた状態で無防備に埋められた姿を晒され、顔が動かせないために視線をずらしづらいのに視線が定まらない居心地の悪さ。極め付けは、低温火傷の恐れがあるから10分で出てくださーいと従業員がさっさと去っていったということは、自力で出るんだなこれ!?と、埋められた直後から出ることばかり考えてしまい、気持ちよさを感じる余裕が全く生まれないまま10分経過した。
ま、なにごとも体験よの。
海辺だからなのか、前日の温泉でもここでも洗い場の水は塩味で、そのせいか風呂上がりしばらくすると顔がぴりぴりしたので、わたしのようにお肌弱めな方は保湿をしっかりめにした方がよさそう。

海水は50℃くらいあったんじゃなかろうか。熱かった。

観光特急 たまて箱

2両ぽっきりの非電化観光特急。わたくしの地元岡山で最近始まった「SAKU美SAKU楽」と同じだねー。東側の横向き座席を取ったので、鹿児島市内に入るまではずっと海と桜島と遠くには韓国岳・高千穂岳も見えた。
ただ、各車両にあるフリー席が謎だったな。左右に本棚が付いてて、ソファーの柄が派手で、知り合いは「アメリカの家みたい」との感想を送ってきた。
距離が短いから物足りない気もするけど、その分切符も高くないし観光特急にしては気軽に乗れてよかったかな。

アメリカーン

ゲストハウス バンビーナ

テレワークできるカフェが1Fにあるので、初日にここに泊まろうかと見つけていた。鹿児島中央駅から飲食店の並ぶベル通りを徒歩5分ほど。立地が良い分、夜は酔っぱらいがうるさかった。金曜だったからかな。部屋が西側(線路側)だったらマシだったかも。若いスタッフは丁寧だったけど、前日までの「まちかど」がめちゃくちゃきれいだった反面、こちらの清掃は特別行き届いてはおらず、まぁ普通か。
どうも跡を濁す系の若い鳥(ロング)がいたようで、朝最後にシャワーを使ったらちょっとしたホラーだった。洗面所や脱衣所にクイックルワイパーの1つも置いてあればいいのにね。

鹿児島市内観光

バイトの同僚に鹿児島に住んでたことのある子がいたので何があるのか聞いてみたところ「桜島とか・・・なんもないです。」と言われ、まぁ桜島は行くか見るか、他はやたらと西郷隆盛を推してくるよなぁ、、って感じだったのだが、なに、効率よく観光地を回ってくれるシティビューバスというものがあるじゃないの。しかもどこまで行っても1回乗車190円という安さ。
効率よく西郷隆盛のナントカもチラ見できて素晴らしかった。洞穴とか、チラ見で十分なんよね。歩いていったら大変だったとクチコミに書いている人がいたけど、城山は文字通り山だったもん。そら大変だわ。

シティビューバスで桜島フェリー乗り場へ直行(といってもあちこちの観光地を経由するのでめちゃ遠回り)する予定だったけど、桜島がきれいに見えそうなのと、古い建物内にスタバがあるのを見て、仙巌園前で途中下車。シティビューバスは日中30分に1本なので予定変更もしやすい。
仙巌園にもスタバにも入らずまた乗った仙巌園からのバスは結構満員で暑かった。みんな本格的に旅行も再開した感じだね。あぁまた観光地の人混みが戻ってくる…

仙巌園からのバスでちょっと疲れて、桜島めんどくさいなーでもフェリーが往復1,000円くらいならフェリーを目的に行くかーとバスを降りたら、フェリーが片道200円でびっくり。迷わず乗った。上着がいらないくらい暑かったので、海上の冷たい風が最高。なぜか、うどんを食べている人がいて、帰りのフェリーで見たらみんなうどんに並んでいた。ここでうどん欲にほんのり火が着く。

おだやかな桜島


総括

キーワード:灰干し おひとりさま

指宿と鹿児島市内を一通り回って、最後はバスチカのゆうすいに戻った。
ほんとはバスに乗る前ランチのつもりだったのだけど「本日16時から」の張り紙があって、空港移動直前に寄ることに。
灰干しのチキンステーキと、アーモンド味噌入りおにぎりがこれまた最高に美味かった。
しかも、店長 久保さん(とは後でインスタを見て知る)が話しかけてくださり、楽しくお食事できた。経営母体の会社での灰干しの作り方など教えていただいた。
(目の前の客が、どうすればこの灰干しチキンを自宅で食べられるかについて考えを巡らせている、とはまさか想像されていなかったでしょうが)。
灰干しの魚はいっぱい見つかったんだけどね。うん魚は普通に美味かった。けどチキンのような感動はなかったのよ魚にはー。
帰りの電車内でも翌日も灰干しを検索しまくった結果、和紙で包むという方法を見つけたので、灰が手に入ったらちょっとやってみたい。チキンを。

鹿児島市内でも指宿でもだけど、今回おひとりさまらしき旅行者を結構見かけた。それも今風な、大阪で例えると堀江とかにいそうなシュッとした雰囲気の若い男の人もよく。コロナ前はああいうおひとりさまってあんまり見かけなかった気がするのだけど。気のせいか、時代か。

今回は自分も完全おひとりさまで、旅程にも余裕があったので、後2泊はC/Oギリギリまでゆるゆるし(両日とも自分が最後のC/Oだった)、疲労感もほとんどなく帰ってこれた。
これはちょっと温泉ライター:高橋一喜の「ソロ温泉」で、癒されに温泉行って疲れて帰ってきたら意味ないよね、という内容を読んだこともある。今回、疲労を溜めないことをちょっと意識してみた。毎日ビタミンBの錠剤も欠かさず飲んだ。
それでも3日目には胃が重い感じで(全然暴食もせずノンアルで過ごしたのに)鹿児島中央駅前でSUBWAYを見つけた時は嬉しかった(そもそもSUBWAY好きだ)。旅行先で食べたいものがあれば、それに向けて胃腸を整えておくと結果ハッピーだなと思う。無計画な旅行は楽しいけど、時間に追われたりハラハラするのは結局疲れるし。手堅くふらふらしたい。

鹿児島、指宿、また行きたい。
そういえば指宿のさびれ具合はかなりやばかった。昭和を通り越して戦後かな?と思ったポイントもあった…景色はめちゃくちゃきれいなんだから、流行りのレトロブームに乗っかって、古い建物を活かした若い人が使う施設(ってなんだろうか。開聞岳登山の拠点とか、企業がテレワーク合宿できる施設とか?ありきたり~)を作るとかしたらいいのに、お金ないんだろうなぁ…あーあの「ひたすらに」ってなんだったんだろ・・

このノボリ、100本くらい見たかも


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