艦これ2022夏・初秋イベント「大規模反攻上陸!トーチ作戦!」作戦記録(後編)
はじめに
この記事は2022/8/27より開始された、艦隊これくしょんのイベント海域「大規模反攻上陸!トーチ作戦!」を攻略した際の経緯を備忘録的に記録したものです。
攻略情報というより、攻略時の試行錯誤を記録することが主な目的と鳴っています。そのため、使用している編成は最適なものではないですし、些末なものから致命的なものまで、大小様々なミスがあります。
本記事では後段作戦にあたるE4からE6までが対象です。
前段作戦については、以下の記事を参照してください。
イベント海域の攻略に際しては、次の縛りでプレイしています。
全マップ甲
先行攻略(友軍到着前の攻略)
イベント海域へのサブ艦の出撃なし(同名艦に複数枚の札を付けない)
攻略情報収集のために利用したwebサイトおよびtwitterアカウントは以下の通りです。
全般:艦これ攻略wiki(https://wikiwiki.jp/kancolle/)
ルート:KCNav(https://tsunkit.net/nav/#/)
ダメージ計算:作戦室(https://jervis.vercel.app/)
制空:制空権シミュレータ(https://noro6.github.io/kcTools/simulator/)
ギミック
ぜかましねっと艦これ!(https://zekamashi.net/)
キトンの艦これ攻略ブログ(https://kitongame.com/)
特効
本記事内で使用している海域マップの画像は艦これwiki(https://wikiwiki.jp/kancolle/)のものを、敵編成の画像は制空権シミュレータ(https://noro6.github.io/kcTools/simulator/)から引用しています。
E4 トーチ作戦任務部隊、抜錨!
後段の開放が9/11の0500くらいで、その半日後の1630くらいに攻略を開始しました。状況としては先行勢がE6に取り掛かるかどうかといったくらいのタイミングだったと思います。
E4は戦力ゲージと輸送ゲージが1本ずつの、合計2ゲージから成ります。まずは潜水夏姫IIを相手どっての対潜戦闘です。
なお、この海域では基地航空隊を使用することはできません。
第1ゲージ(戦力)
E4の第1ゲージは「トーチ作戦英軍部隊」札がつきます。
調査した限りだと、最短ルートのAGHIKを通るためには5隻編成で出撃する必要がありました。6隻だとBCGHIK、遊撃部隊の7隻編成だとBEFF1HIKとなり、どんどん遠回りになっていきます。
サブ艦を使わないという縛り上、使う艦の数はできるだけ少なくしたいため、ここは5隻編成の最短ルートで攻略することにしました。
最短ルートの敵編成は以下の通りです。
道中は対潜1、空襲1、通常戦闘1です。
ボスの撃沈自体は対潜装備をガン積みすれば問題なさそうですが、Hマスの空襲とIマスの軽母ヌ級改+重巡リ級が厄介です。こちらは5隻と頭数が少なく、制空を取ったり対水上艦用の装備を積んだりする余裕がないため、基本的にお祈りで抜けることになります。そのため、軽巡+駆逐の水雷戦隊編成で精鋭水雷戦隊司令部による単艦退避を活用することにしました。
軽巡:装備を多く積める4スロで、対潜値が高く先制対潜しやすいということで能代を採用しました。補強増設には退避用に精鋭水雷戦隊司令部を積み、退避が出た場合に索敵不足になることを考え、索敵を稼ぐために偵察機を2スロット積みます。
駆逐:空襲対策として秋月型から秋月を採用します。残り3隻は対潜装備ガン積みなので先制対潜ラインに到達するなら誰でも良かったのですが、なんとなく雷、舞風、吹雪を採用しました。雷と舞風は三式水中探信儀改に装備ボーナスがあるので対潜火力が高めになります(対潜火力はほぼ装備の火力で決まり、かつ装備ボーナスも攻撃力に反映されるので)。
この編成で出撃10回、撤退5回、S5回で突破でした。
撤退のうち4回はHマスの空襲が原因だったので、やはり軽空母を入れてエアカバーしたほうが安定しただろうと思います。とは言え、道中は短いですしついてしまえば確実に勝てるので、ある程度試行回数勝負で挑むのも間違いではないと思います。
続いて、第2ゲージ用の出撃地点と、第2ゲージを出現させるギミックをこなしていきます。
第2出撃地点・第2ゲージ出現ギミック
まず、出撃地点を追加するためにG2マスS勝利が2回、L1マスとL2マスのS勝利が1回ずつ必要です。
G2マスはAGG1G2のルートで行けるため、第1ゲージの編成そのままで到達できます。
L1とL2については遊撃部隊編成でFから能動分岐することで到達できます。
次に、敵編成を順番に見ていきましょう。
通常戦闘マスがないだけで、あとはほぼ第1ゲージと同じですね。ここは第1ゲージの編成を流用し、2回出撃で2回Sが取れました。
L1マスとL2マスはどちらも対潜戦闘なので、ここも到達さえできればS勝利は楽そうです。唯一事故要因になりそうなのはF2マスの軽母ヌ級と重巡ネ級でしょうか。
ここも札を節約するため、第1ゲージで使用した編成を流用します。
能代:制空は取れるので主砲×2+水偵の連撃装備に。余った1スロは先制対潜に使います。増設の精鋭水雷戦隊司令部は火力増強用です。また、警戒陣で敵の攻撃を引き付けてもらうために4番手に配置します。ところで、相手は潜水艦だから夜戦なんてしないのになんで夜偵なんて持ってるんでしょうね……?(当時の自分が何を考えていたのか謎)
雷/吹雪/舞風:引き続き対潜担当です。
秋月:こちらも引き続き対空担当です。秋月型は遊撃部隊司令部を装備できるため、単艦退避を活用するために旗艦に配置します。
雲龍/神鷹:残っている空母から、おそらく最終海域では使わない艦として採用しました。神鷹はFBAカットインが出せるように艦攻・艦爆・艦戦を積みますが、対潜のためにできるだけ対潜値の高いものを選びました。雲龍はF2マスで優勢を取るためにほぼ制空箱ですが、オマケ程度に爆戦を装備させてあります。いずれも砲撃戦での火力が期待できるため、警戒陣使用時に主力艦になるように配置します。
この編成でそれぞれ1回ずつ出撃し、L1とL2でS勝利しました。これで新たな出撃地点が出現したため、次は第2ゲージ出現のためにO2マスでS勝利×2とTマスS勝利×2をする必要があります。
第2出撃地点から出撃するためには連合艦隊を組む必要があり、出撃した艦には「トーチ作戦派遣部隊」札がつきます。
O2マスは輸送護衛部隊だとMNOO1O2の最短、空母機動部隊だとMNN1N2OO1O2での到達となります。
Tマスは第2ゲージで使う編成をそのまま使えばいけそうです。
まず、O2マスの敵編成から見ていきます。
道中は潜水艦と空襲だけなので問題になりませんが、問題はO2マスの空母ヲ級改IIです。E1でボスとして初登場しましたが、ここで早速の再登場となります。
HP500の装甲160と連撃で仕留めるのは難しいレベルの硬さで、また制空値も高いため基地なしでは航空優勢を取るのも一苦労です。昼戦で仕留めるのはかなり難しいので、夜戦で仕留められるように火力を用意する必要があります。
また、厄介なのが陣形が警戒陣である場合があることです。その場合、攻撃がまったく当たらないということもありうるので、そこは警戒陣を引かないように祈るしかありません。
Tマスについては特に言うことはないですね。ただ、ここも陣形が警戒陣のパターンがあるので、警戒陣になってしまうとSを取りそこねる可能性があります。
O2マスは輸送連合で行くか機動部隊で行くかで少し悩みましたが、おそらく行けるだろうと判断して第2ゲージで使う艦をそのまま使い、輸送連合で挑むことにしました。
第1艦隊
利根/筑摩:できるだけ水戦を積んでエアカバーをしてもらいます。これでO1マス・O2マスは制空拮抗になります。一応、利根には司令部を積んで護衛退避ができるようにしてあります。
睦月/如月/梅/玉波:第2ゲージで輸送をして貰う予定ですが、ここでは汎用対空カットインが出せるようにして気持ち程度の空襲対策をしています。
第2艦隊
阿武隈:輸送連合ということで、少しでも手数を稼ぐために甲標的を搭載できる艦から採用しました。運改修済みなので、魚雷を積んでカットインを狙います。増設の精鋭水雷戦隊司令部は火力増強用です。
羽黒/妙高:重巡から火力のある改二艦ということで採用しました。連撃でもヲ級改IIの装甲を抜くことができるため、装備は割と適当です。
綾波/長波/夕立:火力のある改二駆逐から採用しました。2スロカットインで火力は十分なので、残り1スロットは対潜に充てます。
支援艦隊
随伴を減らすために砲撃支援を出します。装備の積み方はかなり適当です。
幸いにして警戒陣は引かなかったため、O2マス・Tマスともに2回ずつの出撃で終えることができました。これで第2ゲージが出現したため、次は輸送をしていきます。
第2ゲージ(輸送)
最短ルートはNOPTUWです。軽空母を入れるとSに逸れるようだったので、あえて入れるほどでもないかなと判断し、軽空母なしでの最短ルートを選択しました。
敵編成は次の通りです。
道中は潜水2、通常戦闘1です。潜水マスは最大でソ級が5隻出てくるため、そこそこ厄介です。
Tマスも普通の艦隊であれば何ということはないマスですが、軽量艦中心の輸送護衛部隊で相手をするには面倒な相手です。とは言え、無理に撃破しようとして火力を盛って輸送量が減ってしまっては本末転倒ですので、ここは基本的に被害前提で突破することにします。
ボスマスはA勝利自体はさほど難しくはありませんが、旗艦の重巡ネ級改II夏modeが非常に硬いため、Sを取るのは難しいという編成になっています。
使用する艦はさきほどO2マスで使用した艦と同一ですが、装備だけ輸送用に組み替えます。
第一艦隊
利根:護衛退避のために司令部を積みつつ、Tマスで制空拮抗になるように水戦を積みます。ボスマスは敵に航空戦力がないので、これで制空確保できます。
筑摩:水戦を満載すればTマスで優勢が取れますが、弾着できるのが第二艦隊の羽黒と妙高のみであるため、恩恵が薄いと判断して筑摩はドラム缶を満載してTPを増やします。
睦月/如月/梅/玉波:大発は積めるが内火艇は積めない艦から、あまり戦闘力の高くない艦を優先して採用しました。大発を積んでTPを増やします。
第二艦隊
阿武隈:手数増加ように甲標的、潜水艦対策にソナー、あとはTPを増やすために大発を積んでいます。
羽黒/妙高:ボスマスでの砲撃戦火力と、夜戦でボスのネ級を割合ダメージで削るために連撃装備です。制空が取れるので妙高には夜偵も積んでいます。
綾波/長波/夕立:本来、輸送作戦であれば駆逐には大発なりドラム缶なりを積むのが定石です。しかし、本イベントはこの先のE5・E6でも輸送や対地が必要となることが予想されるため、大発を積める艦は温存し、逆に使用機会がないと思われた夜戦火力の高いこの3隻を投入することにしました。運良くS勝利が取れればTPは1.5倍になるわけですから、実質的に輸送用の装備を積んだのと同じという発想です(すごく頭悪い)。2スロに魚雷で装甲は抜くことができるので、残り1スロはソナーを積んで潜水艦対策をします。
支援艦隊
決戦支援を出します。基地航空隊が使えない上にこちらは輸送護衛部隊ですので、A勝利を安定させるためにも支援艦隊は必須です。
ゲージ破壊に必要なTP量は750で、獲得TPはS勝利時で169、A勝利時で111です。
この編成で7回出撃し、S勝利4回、A勝利2回、C敗北1回(丁字不利を引いた)で輸送完了しました。そこそこS勝利はできましたが、すべてA勝利でも7回で輸送完了することを考えると、あんまり短縮には繋がっていないですね……。
終了したのが9/11の2300くらいでしたので、所要時間はだいたい6時間半くらいでした。
ここは攻略していて特に詰まるところもなく、おおむねスムーズに突破できました。
場合によってはO2マスで苦戦することがあるかもしれませんが、難易度的にもそれほど高くはなかったと思います。
E5 反攻上陸!トーチ作戦
E4終了から3時間後、9/12の0200くらいから攻略を開始しました。
この海域は輸送ゲージ2本、戦力ゲージ2本の4ゲージから成り、「中央任務部隊」と「東方任務部隊」、そしてE3で使用した「地中海連合艦隊」札を使用する、非常に大掛かりな海域になっています。
第1ゲージ(輸送)
第1ゲージは輸送で、「中央任務部隊」札がつきます。遊撃部隊(通常艦隊)での出撃です。
最短ルートはACDEGHです。最初は軽巡1/駆逐4/水母(低速)/正規空母で出撃しましたが、EからG1に逸れたため、空母を抜いて軽巡1/駆逐5/水母(低速)で挑むことにしました。
道中は潜水1、通常戦闘1、空襲1です。
潜水マスはソ級5隻のパターンがあるため、これを引くと先制対潜で対処することが困難であり、危険です。通常戦闘マスも警戒陣のパターンがあり、それを引くと砲撃戦で敵を減らせず、雷撃戦で被害を受ける可能性が高いです。もちろん、空襲マスも対策が必要であり、短いながら決して楽とは言えないマップです。
ボスはE4-2に引き続き登場のネ級改II夏modeです。E4-2に比べて随伴艦が強力になっており、PT小鬼群も混ざっているなど、厄介さが増しています。しかし、E4と違って基地航空隊が使えるため、難易度的にはむしろ楽になっているかもしれません。
鬼怒:軽巡枠です。通常艦隊での輸送ということで、輸送量を多少でも増やすために採用しました。単艦退避ができるように司令部、索敵確保用に紫雲、PT対策としてAB艇と見張員を持たせています。
瑞穂:手数を稼ぐために甲標的と瑞雲を装備し、余った1スロットに大発を積んでいます。しかし、瑞雲は中途半端な感じがするので大人しく大発を増やしたほうがよかったかもしれません。大発がII号戦車なのは、何か特効があるかもしれないと思ったからです(実際は特になし)。
涼月:防空役です。増設に高射装置を積んでいますが、どうせなら見張員を積んでPT対策を兼ねた方がよかったかもしれません。
磯波/浦波:大発を積んでTPを稼ぎます。また、後にギミックで集積地を相手にする予定です。磯波は増設に機銃を積んでいますが、ここも見張員の方がよかったかもしれません。
敷波/時雨:E4-2同様、できるだけ大発搭載艦を節約するため、「あわよくばS」ということでカットイン装備で投入しました。主砲を積んでいるのはPT対策のためです。
基地航空隊:陸攻部隊をボスマスへ、東海部隊をAマスに投げます。陸攻は特効を意識して海外陸攻でを使っています(微妙に組み合わせが間違っていますが……)。
決戦支援も出しています。
必要な輸送量は555で、S勝利だとTP108、A勝利だとTP75になります。出撃9回、S勝利3回、A勝利5回、C敗北1回(丁字不利を引いた)で終了しました。
本当は1回少ない回数で終えられるはずでしたが、TPの調整をミスって最後はS勝利でTP3を輸送するという何とも締まらない終わり方でした……。
第2ゲージ・ボスマス出現ギミック
第2ゲージを攻略する前に、ボスマスを出現させるためにIマスでS勝利を3回とFマスの航空優勢を1回達成する必要があります。
最短ルートはACDFG1Iです。
最初は軽巡/正規空母/水母(低速)/重巡2/駆逐2で出撃しましたが、Bマスを余計に踏まされたため、軽巡/正規空母/重巡2/駆逐3としました。
道中は潜水1、通常戦闘2、空襲1です。道中は通常戦闘が1つ追加されているくらいで、第1ゲージと難易度はさほど変わりません。
IマスはHP4800の集積地棲姫IIバカンスmodeを旗艦とした、陸上とPT小鬼群の混成部隊です。対地装備とPT対策の両方が必要です。
最初は次の編成で出撃しました。
鬼怒:単艦退避を使うため、遊撃部隊司令部を装備して旗艦に配置します。残る2スロットは対集積地のため戦車/内火艇です。特効があることを期待してシャーマンを使っていますが、特に特効はなかったので普通に改修済みの八九式の方がよかったです。
浦波/磯波:対集積地のため、戦車/戦車/内火艇と積みます。一応PT対策も兼ねてAB艇を使用しています。磯波はやはり機銃を積んでいますが、PTのことを考えると見張員のほうがいいですね。
ヴィクトリアス:特効のある英空母ですが、搭載数の関係で後半のゲージでは使いづらいため、ここで使っています。瑞穂の水戦を含めてボスマス優勢です。
古鷹/加古:ルート固定のために重巡が2隻必要なようだったので採用しました。対地がメインということで、三式弾を装備した連撃構成にしています。
瑞穂:制空補助のために水戦と、手数確保のために甲標的を積んでいます。
基地航空隊:陸攻部隊をIマスに、東海部隊をAマスに投げます。陸攻部隊は対地メインということで、爆装が高い機体を優先して配備しています。
支援艦隊は不要と判断し、出していません。
この編成でもSは取れましたが、1戦多くなるのは嫌だったので瑞穂を外し、涼月へ入れ替えました。
装備構成は先程の編成とほぼ同じですが、浦波のAB艇を鬼怒へ移し、増設に見張員を装備してPTを意識した装備にしています。
瑞穂が抜けて制空値が下がったため、ヴィクトリアスの装備を制空よりにしています。これでボスマス拮抗です。拮抗なので夜偵は発動しませんが、わざわざ積み替えるほどでもないのでその辺りは変更していません。
この編成で2回出撃し、2回ともS勝利でした。この後、基地航空隊を陸戦部隊に変更し、ヴィクトリアスの装備を艦戦に変更してFマスで航空優勢をとりました。
これで第2ゲージのボスマスが出現したので、再度輸送に取り掛かります。
第2ゲージ(輸送)
第2ゲージは連合艦隊による輸送作戦で、「東方任務部隊」札がつきます。
最短ルートはACDFJKLNN1Oです。ここは水上打撃部隊・空母機動部隊・輸送護衛部隊のいずれでも到達可能なようでしたが、一番安定しそうな水上打撃部隊で挑むことにしました。
道中は潜水2、通常戦闘2、空襲2です。
潜水マスが2回あるため、東海部隊を集中させて対処するという方法が困難になります。そこで、ここは対潜支援を使うことにします。
通常戦闘マスではN1マスのPT小鬼群の群れが厄介です。きちんと対策をしておかないと、雷撃で被害が出てしまいます。
ボスマスは深海地中海棲姫バカンスmodeを旗艦とした連合艦隊です。随伴はどうとでもなりますが、旗艦の深海地中海棲姫はHP790の装甲258と、とてもではないが輸送の片手間に撃沈できるような相手ではありません。
撃沈しようとするとガチガチの装備構成にする必要があり、輸送量が減ってしまい本末転倒になりそうなので、ここは大人しくA勝利を狙うことにします。
第一艦隊
イタリア/ローマ:特効艦ということで採用しました。砲撃戦での火力を担当します。旗艦のイタリアには司令部を搭載し、護衛退避ができるようにしておきます。
大鳳:正規空母枠です。ボスマス優勢になるように調整しています。
初月:防空役です。増設に見張員を積み、PT対策要員も兼ねます。
天霧:PT対策要員兼大発要員です。天霧は自身と上下の艦にPTへの命中補正がかかるのでできるだけPTが厄介な海域で使いたいところです。E6までを見たところ、このN1マスが一番厄介だと睨んだため、ここで投入することにしました。
ヘレナ:海外艦……ということで採用しましたが、あまり考えなしに採用したため役割も中途半端な感じになってしまいました。PT対策ならイタリア駆逐あたりを使うべきですし、砲撃戦をさせるならヒューストンやノーザンプトンといった米重巡がいます。軽巡は何でもできますが、役割をきちんと考えないと中途半端になってしまうという悪い例だと思います。
第二艦隊
龍田:大発が搭載できるため採用しました。支援で討ち漏らした潜水艦を仕留めるために1スロを対潜装備に割きます。龍田は自動先制対潜でありソナーを積む必要がないため、できるだけ対潜値の大きい対潜魚雷を積んでいます。
木曾:対潜+先制雷撃による手数確保のため採用しました。
摩耶:連撃+対空カットイン編成で防空のフォローをします。
江風/三日月/有明:大発担当です。いずれも大発のみ搭載可能で、内火艇も積める艦は温存しています。
基地航空隊/支援艦隊
陸攻部隊を劣勢調整で2部隊ボスマスへ投げます。
支援艦隊は対潜支援を道中に出します。決戦支援はなしです。
必要な輸送量は615で、A勝利でTP98でした。7回出撃し、A勝利7回で終了しました。このあたり、もうちょっと上手く調整すれば1回減らせたんじゃないかという気もしますね……。
第3ゲージ(戦力)
第3ゲージは「中央任務部隊」札での攻略になりますが、第4ゲージが出現していない場合は「地中海連合艦隊」札でも攻略ができます。
まず、ボスマスを出現させるためにMマスでS勝利する必要があります。
最短ルートはACDFJKMです。基本的には第2ゲージと同じで、Kでの能動分岐でMを選択するだけです。PマスはMマスの先なので、ルート的には同じです。
第3ゲージの攻略は大和・武蔵を使える「地中海艦隊札」で行いますが、消費を節約するためにMマスS勝利のボスマス出現ギミック解除だけは第2ゲージの編成を流用することにします。
道中は潜水2、空襲1、通常戦闘2です。追加されたMマスは戦艦ル級が2隻いますが、こちらは連合艦隊で十分な戦力を持ち込むことができるので問題にはならないでしょう。
ボスマスは集積地棲姫IIバカンスmodeを旗艦とし、陸上型を中心にPT小鬼群が混在した編成で、ギミック解除のために行ったIマスの強化版といったところです。ただ、それほど強力な編成というわけではありません。7隻の遊撃部隊編成で挑んだIマスよりも強力な戦力を持ち込めるため、特に苦労することはないでしょう。
第2ゲージ攻略で使った編成の流用です。第二艦隊に軽巡・駆逐を集中し、全員に先制対潜できるように対潜装備を積んでいます(龍田と江風は2スロで先制対潜ができるため1スロット大発を積みっぱなしになっています)。
支援は入れませんでした。
1回目でMマスS勝利が取れたので、ボスマスのPマスが出現しました。E3で使用した「地中海連合艦隊」札のついた艦を使って、ゲージ破壊をしていきます。
第一艦隊
大和:大発+内火艇の対集積地セット、特殊砲撃の攻撃倍率を上げるための徹甲弾と電探、対空カットインのための高角砲、護衛退避のための司令部を持ちます。
武蔵:オーソドックスな連撃+弾着装備に、特殊砲撃の攻撃倍率を上げるための電探を装備します。水戦を持っていますが、制空は足りているので三式弾でも持たせておいたほうがよかったかもしれません。
加賀:制空担当です。Fマス(空襲マス)拮抗、ボスマス優勢です。FBAカットインを出せるようにしていますが、場合によっては彩雲を積めるように調整してもよかったかもしれません。
伊勢:道中安定のために入れています。一応、対地のために徹甲弾と三式弾を両方積み、オマケ程度にPT対策のために特別な瑞雲を積んでいます。
照月:防空兼PT対策要員です。機銃と見張員でPTへの命中率を確保します。
秋津洲:対地要員です。対集積地セットを積みます。
第二艦隊
日進:対地要員です。大発+内火艇の対集積地セットを装備しつつ、一応PT対策も考えて副砲2門で夜戦連撃装備にしてあります。
アブルッツィ:先制対潜しつつ、PT対策のために小口径主砲やらを積んでいます。この辺り、具体的にどう積むのが一番効果的かよくわかっていないので、かなり適当です。
大井:甲標的で先制雷撃しつつ、残り2スロットは対潜に充てます。1スロ対潜だとソ級をワンパンで撃沈するのは難しいので、きちんと2スロット使ってソナー+爆雷のシナジーを利用します。
ジャービス/ジェーナス:対潜担当です。2スロットで対潜し、残り1スロットは機銃、増設に見張員を積んでPT対策をします。
熊野:夜偵を持ちつつ、対地のために三式弾とWG42を持って主砲+増設副砲で夜連撃する構成です。
基地航空隊
ボスマスへは距離8が必要なため、偵察機で距離を延長して陸戦1陸攻2を送ります。
支援は前衛・決戦ともになしです。
この編成で2回出撃しまし、S勝利1回、A勝利1回でしたが、熊野があまり機能していないと感じたので、少し編成を調整しました。
艦載機の枯れ防止のため、加賀の艦爆を撃墜回避(強)の岩井隊に入れ替えています。
熊野に替えて大潮を投入しました。装備は大発×2+内火艇の対集積地装備です。
卯月は護衛退避による駆逐艦の疲労が発生した際に、ジャーヴィス/ジェーナスとローテーションするために投入しました(対潜ができれば基本誰でもOKのため)。
この編成で3回出撃し、S勝利2回、A勝利1回でゲージ破壊しました。
随伴を討ち漏らしてしまうことはありましたが、旗艦は毎回撃破できたので、最短の5回で終了できました。それほど強い相手ではありませんが、たまに開幕でPTを討ち漏らすと、タゲ運次第で攻撃が噛み合わないことがある感じです。
ここは大和型を使えたので、だいぶ楽ができたと思います。
第4ゲージ(戦力)・削り
第4ゲージは戦力ゲージで、「地中海連合艦隊」札での攻略となります。長かったトーチ作戦もいよいよ大詰めです。
空母機動部隊で挑むことになりますが、正規空母が3以上になるとBやRに逸れるようです。また、Sマスは泊地修理マスであり、補給艦や工作艦を入れることでSマスを経由することができます。
道中は基本的には第2ゲージまでと共通です。
ボスマスは新登場の試作空母棲姫がいきなりバカンスmodeで待ち受けています。随伴には空母夏姫IIと軽母ヌ級が控えており、基地航空隊の派遣に要求される行動半径が9であることも相まって、制空を取るためにかなり苦労させられます。
最初に使用したのが次の編成で、正規空母4を入れて遠回りルートを通る編成です。
第一艦隊
大和:特殊砲撃の威力を上げるために徹甲弾と電探を積みます。また、対空カットインが出せるように高角砲を積んでいます。少しでも制空の足しになるように、特別な瑞雲も載せています(ほんとに制空がギリギリ)。
武蔵:特殊砲撃の威力を上げるための徹甲弾+電探と、制空補助のために水戦を積みます。
サラトガ/ホーネット/アークロイヤル/加賀:加賀はE3で使ったので続投、その他3隻は特効艦としての採用です。赤城とイントレピッドはE6のために温存しました。いずれも特効艦載機を積みながらFBAカットインを出せるようにしておきます(艦載機の積み方はこれが最適かどうかはあまり自信がありません)。これでなんとかボスマス優勢です。
第二艦隊
アブルッツィ:特効艦です。魚雷カットインを狙いますが、若干運に不安があるので旗艦に配置します。
熊野:夜戦連撃で割合削りを狙います。残りのスロットは夜偵と制空補助用の水戦です。
ジャーヴィス/ジェーナス:特効艦です。魚雷カットインを狙います。削り段階では道中安定のため、1スロを対潜装備に充てます。
龍鳳:夜戦空母です。夜襲カットインを狙います。護衛空母なので、ついでに先制対潜もしてくれます。
秋津洲:泊地修理艦です。泊地修理は使わず、照明弾と探照灯の夜戦セットに、制空補助用の水戦を持ちます。
基地航空隊/支援艦隊
カタリナと二式大艇で距離を延長し、陸戦3×2部隊をボスマスへ集中します。これで何とか劣勢です。
もし陸攻を送りたい場合は劣勢を諦めて喪失で突っ込ませることになりますが、その上で航空優勢を取ろうとすると結構な無茶をすることになります(おそらく第二艦隊に伊勢を入れて艦戦満載するとかしないと厳しい)。しかし、ここは空母の特効火力が強烈なため航空優勢は絶対に取りたいところです。そのため、陸攻はスッパリ諦めることにしました。
支援艦隊は前衛に対潜支援、決戦に砲撃支援を出します。いずれも装備はあまり練っていません。
この編成で2回出撃し、S勝利1回A勝利1回と悪くはなかったのですが、燃料ペナルティがかかって回避が低下するのが気になったため、もう少し軽い編成を試してみることにしました。
アークロイヤルと熊野を外し、代わりに大井と照月を入れました。大井は甲標的による手数増加と夜戦火力、照月は防空の増強が目的です。
アークロイヤルと熊野が抜けた分、加賀の艦戦を増やし、秋津洲に水戦を満載しています。また、アブルッツィの魚雷を1つ下ろして水偵に変えています。
この編成でルートはACDFJQRSX、最短に空襲を1つ追加したルートになります。最短と遠回りの中間ですね。
これで7回出撃し、A勝利6回、撤退1回(潜水マス)で削りは終了しました。
第4ゲージ・装甲破砕ギミック
第4ゲージにはボスへのダメージを増加させる装甲破砕ギミックがあるため、これをこなしてからラスダンに挑むことにします。
基地防空優勢×1、TマスS勝利、UマスA勝利、PマスA勝利×3、IマスA勝利が必要です。このうち、基地防空優勢は1部隊防空に割いているため、他のギミックを解除しているうちに勝手に解除されます。
TマスとUマスはボスマスへ向かう編成から泊地修理艦を外すことで到達できます。
Tマスは重巡ネ級改夏modeが旗艦となっています。HP・装甲共に高くS勝利を取るのは面倒な部類に入る相手ですが、大和・武蔵の特殊砲撃と特効空母の攻撃があるので問題にはならないでしょう。
Uマスは潜水幼女こと潜水新棲姫バカンスmode率いる潜水艦隊です。
別々に片付けるのは面倒ですので、できれば一気に片付けることを考えて編成を組みます。
基本的にはゲージ削り時の編成を流用します。
旗艦の武蔵に司令部を持たせます。武蔵を旗艦に変えたのは、道中が長いのでついでにキラ付けをしようと考えたためです。
丁字不利防止のため、加賀に彩雲を持たせています。
アブルッツィ、大井、ジャーヴィス、ジェーナスにはUマス対策のために対潜装備を積んでおきます。
第二艦隊の面々に女神が積んであるのは、Tマスで2隻以上被害が出た場合、強引に進撃してUマスA勝利を狙うためです。空母機動部隊での戦闘のため、どうしてもネ級の攻撃と雷撃を受けることになり、複数隻が大破する可能性は低くありません。
基地航空隊は陸攻部隊をTマスに、東海部隊をUマスに出します。それぞれ偵察機による延長が必要です。
支援艦隊は対潜支援を出します。
これでTマスとUマスの両方でS勝利が取れましたので、次はPマスへ行きます。
最初は第3ゲージ攻略時と同じように「地中海連合艦隊」札のついた艦でやろうと思っていたのですが、J→Qへ行ってしまい、Pマスへ到達できません。実際は水母2隻を入れると地中海連合艦隊札でもPマスへ到達できたらしいのですが、その時は気づきませんでした(この時gdgdと4回くらい出撃するハメになりました……)。
そこで、第2ゲージの攻略に使用した「東方任務部隊」札を使うことにします。
第一艦隊
イタリア/ローマ:砲撃戦での火力を担当します。旗艦のイタリアには司令部を、ローマには対地のために三式弾を持たせています。
大鳳:空襲マスで拮抗、それ以外は確保になります。FBAカットインが出せるように艦攻と艦爆を積みます。
摩耶:防空役です。対空カットインを出しつつ昼連撃が出せる装備構成です。
天霧:対地・対PT要員です。対集積地のために大発×2+内火艇、対PTのためにAB艇と見張員を積みます。
ヘレナ:道中安定のため、砲撃戦で火力を出せるように連撃装備をさせています。
第二艦隊
龍田:対地要員です。対集積地のために大発×2+内火艇を積みます。
木曾:甲標的で手数を稼ぎつつ、残り2スロットは対潜に充てます。
初月:摩耶だけだと対空カットインの発動率に不安があるため、防空補助をしつつ1スロ先制対潜で対潜もカバーします。
三日月/有明/江風:輸送時に使った面々を対地に流用します。全員内火艇は装備できないため、主砲×2+大発の連撃構成にしてあります。集積地相手だと若干火力に不安がありますが、ここはA勝利以上でいいので、随伴が始末できれば十分です。
基地航空隊/支援艦隊
基地航空隊は距離延長のための陸偵と、陸戦1陸攻2をPマスへ集中します。
支援艦隊は対潜支援のみ出します。A勝利以上でいいので、決戦支援はケチります。
この編成で3回出撃し、S勝利2回、A勝利1回でした。
さらにIマスA勝利以上が必要ですが、これはすでにやった第2ゲージのボスマス出現ギミックと同じ編成ですので、割愛します。
第4ゲージ・ラスダン
装甲破砕が終了したらいよいよラスダンですが、まず敵編成を確認しましょう。
前哨戦に比べて、空母夏姫と重巡ネ改IIが2隻に増えており、耐久・制空値ともに尋常じゃなく増しています。また、陸攻を使いづらく敵第二艦隊を開幕で叩くのが難しいこともあって、第二艦隊に駆逐ナ級が増えているのも地味に厄介です。
旗艦の試作空母姫バカンスmode-壊はHP920、装甲301とそれなりに硬いため、装甲を抜くためには火力キャップレベルの夜戦火力が必要になります。
ラスダン編成は基本的に削り編成と同じです。
第二艦隊のジャーヴィスとジェーナスからソナーを下ろし、魚雷を積んでいます。
照月から電探を下ろし、ソナーを積んで先制対潜できるようにしています。
基地は劣勢でボス集中、基地の削り込みで航空優勢が取れます。
支援艦隊は前衛は対潜支援、決戦は砲撃支援です。砲撃支援は駆逐ナ級を仮想敵として、反航戦確定大破をラインに装備を組んであります(増設に高射装置やらタービンやらが載っているのは装備を載せっぱなしにしているだけで、特に意味はありません)。
この編成で、出撃1回目でゲージ破壊に成功しました(A勝利)。トドメは大井のカットインでした。
一発突破できたのは出来過ぎでしたが、特効空母が尋常ではない火力を出すため、何回かやればクリアできるという手応えでした。
このゲージは敵の編成、制空の辛さ、基地航空隊の使いづらさなど、全体としてE3-2に類似しています。
同じイベントで似たような構成の敵が二度出てくるというのは、ちょっと変わった趣向ですね。ただし、E3-2は水上打撃部隊、E5-4は空母機動部隊での攻略になるため、敵が似たような編成でも攻略の雰囲気はだいぶ変わってきます。今から考えると、E3-2で空母機動部隊が使えなかったのは、後段でこのマップがあったからでしょう。
この2つを見比べると、第二艦隊は明らかにE5-4の方が強いですが、第一艦隊については旗艦を除きまったく同じ構成です。旗艦は高速軽空母水鬼が装甲331であるのに対し、試作空母姫は装甲301であるため、実際はE5-4の方が耐久が低くなっています。おそらく、これはモデルになったレンジャーの装甲が貧弱だったことを反映しているのだと思われます。
また、持ち込める戦力についても、E3-2は水上打撃部隊であるため特効のある空母を1隻しか入れられないのに対し、E5-4はやろうと思えば4隻の空母を持ち込めるため、圧倒的に後者の方が上です。そのため、E3-2の方がキツかったと感じる人のほうが多かったのではないでしょうか(もちろん、道中はE5-4の方が厳しいので、一概には言えませんが)。
攻略完了は9/13の0300くらいでしたので、だいたい丸1日くらいかかった計算になります。さすがにゲージ4本ということもあり、かなり時間がかかりました。
全体としてみると難易度はそこそこという感じですが、この後のE6も含めて輸送と対地だらけなので、大発と内火艇を搭載できる艦の割り振りで頭を悩ませることになります。
また、ボスマスの制空が厳しいため、ここもE3-2同様、手持ちの陸戦や艦載機によってだいぶ戦術が変わってきそうです(特に隼II型64戦隊の有無が……)。私は無理やり優勢を取ってゴリ押しましたが、基地を劣勢でぶつけたり本隊を拮抗で妥協したりと、色々と編成に工夫の余地はありそうです。
E6 カサブランカ沖海戦
一晩開けて9/13の1400くらいから攻略を開始しました。
最終海域となる本海域は輸送2本、戦力2本の4ゲージから成り、「西方先遣部隊」「西方任務決戦部隊」、そしてE4で使用した「トーチ作戦派遣部隊」札を使って攻略していくことになります。
第1ゲージ(輸送)
第1ゲージは通常艦隊/遊撃部隊による輸送で、出撃すると「西方先遣部隊」がつきます。
まず、ボスマスへのルートを開通させるために、Cマスで2回S勝利をする必要があります。この段階では遊撃部隊による出撃はできないため、通常艦隊での出撃になります。
道中は潜水マス1、通常戦闘マス2です。道中の敵はそれほど強力なわけではありません。
ボスマスは砲台小鬼と集積地棲姫の組み合わせになっています。基本的に陸上型だけのため、輸送ついでに撃破するのは容易でしょう。
シェフィールド/ホノルル:特効艦ということで採用しました。Sを取る必要があるので夜戦連撃装備にしています。水偵は不要ですが特に積むものが思いつかなかったので……。シェフィールドは1スロ先制対潜ができるのでソナーを積んでいます。
白露/村雨/初霜/山風:輸送に使うため、大発を搭載可能な艦を採用します。やはり夜戦連撃+1スロ先制対潜の構成です。増設のタービンは前の装備が積みっぱなしになっています。
基地は延長した陸攻を2部隊Cマスへ、同じく延長した東海部隊を潜水マスへ送ります。
この編成で2回出撃し、2回S勝利を達成しました。これでボスマスへのルートが開通するため、続いて輸送を行います。
シェフィールド:退避用の遊撃部隊司令部と対潜のために対潜装備を積みます。1スロ対潜も可能ですが、ソ級相手だと力不足なのできちんとソナーと爆雷を積みます。残りはドラム缶でTPを増やします。
ホノルル:特に積むものがなかったのでドラム缶をガン積みしました。
海風/山風:この2隻は大発と内火艇を両方積めるため、S勝利を狙うために対集積地用に大発×2に内火艇を装備させます。特効があると思ってII号戦車を装備していますが、装備特効があるのは第3ゲージと第4ゲージのボスマスのみだったようなので、関係ありませんでした。
初霜/村雨:この2隻は大発のみ搭載可能なため、改修済の戦車を適当に搭載しておきます。村雨にはIII号戦車も載せてありますが、これも前述の通り関係ありませんでした。
白露:そろそろ大発搭載可能艦が辛くなってきたため、微妙にケチって内火艇のみ装備できる白露を入れています。対ボス火力は十分なため、対潜装備を積んだり、ドラム缶を積んでもよかったかもしれません。
基地航空隊はボスマスに適当に陸攻を2部隊、距離延長した東海部隊を潜水マスへ送ります。
必要なTP量は450で、S勝利で獲得できるTPは140です。出撃4回、S勝利4回で輸送完了しました。
ちゃんと調整すれば3回で終わったような気もしますが、ここは簡単なマップなのでそこまで詰める必要もないでしょう。
この後、第2ゲージを出現させるためにD3マスへ到達する必要があります。到達さえすればいいので、輸送をした編成そのままで出撃し、1回で到達しました。
第2ゲージ(輸送)
第2ゲージは連合艦隊による輸送で、出撃した艦には「西方任務決戦部隊」札がつきます。この札は第4ゲージでも使用するため、ここには最終ゲージで使用する予定の決戦用戦力を投入することができます。
最短ルートはHILNOQSです。
ここは別に輸送護衛部隊である必要はなく、水上打撃部隊でもボスへ到達できますが、攻略している時はそれに気づかずに輸送護衛部隊でやっていました。
道中は潜水1、空襲1、通常戦闘1です。
この中で特に問題になるのは、Oマスの重巡ネ級改夏modeでしょう。HP390、装甲211と昼戦で無力化するのは困難な難敵です。ネ級改IIと違って先制雷撃はしてきませんが、陣形が単縦陣であることもあってこちらに被害が出ることは少なくありません。
そうは言っても取れる対策は「火力を集中させてできるだけ早く中大破へ持っていく」くらいなので、基本的には相手の攻撃が外れるのをお祈りすることになります。
ボスマスはE3に引き続き、仏戦艦棲姫が登場です。強敵……というわけでもなく、やはりLaté 298Bに1.32倍という強めの特効があるため、撃破はそう難しくありません。
第一艦隊
ガンビア・ベイ:空襲マスで制空均衡になるように艦載機を積みます。残り1スロットには司令部を積んでいますが、他の艦に司令部を積んで彩雲を積んでもよかったですね。
コマンダン・テスト:索敵を稼ぐために水偵を積んでおきます。
朝潮/荒潮/早潮/ヴェールヌイ:何も考えずに大発をガン積みしています。
第二艦隊
矢矧:先制雷撃のために甲標的、対仏戦艦棲姫のためにLaté 298Bを積んでいます。増設の水雷戦隊司令部は火力増強用です。
最上:矢矧と同じで先制雷撃+Laté 298B+夜戦連撃という組み合わせです。
サミュエル・B・ロバーツ:東海が潜水艦を討ち漏らした時に備えて、対潜装備でフォローをします。余った1スロはドラム缶を積んでおきます。
フレッチャー:防空役です。5inch単装砲 Mk.30改+GFCS Mk.37×2と5inch単装砲 Mk.30 改で対空カットイン34種・35種の2面待ちになり、発動率が上がります。
ゴトランド:大発と索敵用の水偵を積みます。
タシュケント:D型二号砲+三号砲で高倍率の主魚電カットインと魚電見カットインの二面待ちにしています。ただ、タシュケントに特に特効があるわけでもなかったので、別の艦でもよかったかもしれません(ザラとかポーラにLaté 298B載せて連撃させるとか)。
基地航空隊
陸攻2部隊をボスに、東海を潜水マスに投げます。編成はかなり適当です。
支援艦隊は出していません。
必要TP量は810、S勝利で獲得できるTPは209です。
この編成で出撃6回、S勝利4回、撤退1回(Oマス)、逸れ1回で輸送完了しました。Oマスが少し厄介なくらいで、装備特効のおかげでS勝利も難しくないため、輸送護衛部隊でも特に問題なく攻略できるマップでした。
第3ゲージ(戦力)
第3ゲージは連合艦隊による出撃で、出撃した艦には「トーチ作戦派遣部隊」札がつきます。これはE4-2で使用した札ですので、そちらに出撃した艦はこちらでも出撃が可能です。
ルートはいくつかあるようですが、私はHIJNOPVWのルートで攻略しました。ボス前の空襲を回避するために、泊地修理艦ないし補給艦が必要です。
道中は潜水2、空襲マス1、通常戦闘2です。前述のOマスの重巡ネ級に加え、Pマスでは戦艦夏姫が待ち受けています。3体でない分まだマシですが、それでも危険であることに違いはありません。
ボスマスは陸上型を引き連れた、初登場の集積地棲姫IIIです。HP7200というのは今更驚くほどのことでもないのですが、こいつはどうも今までの集積地と耐性が違うという噂が流れていました。しかし、どう違うのかということはよくわからなかったので、自分で行って確かめることにしました。
まず、ボスマスを出現させるためにPマスでS勝利をする必要があります。
第一艦隊
コロラド/メリーランド/ウォースパイト:ラスダンはネルソンを投入する予定でしたが、誤札が心配だったため、まずはこの3隻を投入することにしました。あとコロちゃんタッチが使いたかったので(重要)。装備は適当に戦艦テンプレ装備です。
利根/筑摩:誤札対策に、とりあえずE4-2で使用して札がついている艦から起用しました。利根は連撃、筑摩は水戦ガン積みで空襲マスで均衡になるように制空をカバーします。
パース:やはり誤札対策で、とりあえず札がついてもよさそうな艦として起用しました。装備は適当に連撃装備です。
第二艦隊
阿武隈:E4-2で使用した艦から採用しました。甲標的+魚雷カットイン装備です。
羽黒/妙高:やはりE4-2で使用した中から採用しました。夜戦セットを持ちつつ連撃装備です。
長波/夕立/綾波:やはりやはりE4-2で使用した中から採用しました。魚雷カットイン装備をしつつ、1スロで先制対潜をします。
基地航空隊
陸攻部隊を2部隊Pマスへ、東海部隊を1回ずつ2つある潜水マスへ投げます。
支援は出していません。
この編成で、1回目の出撃でPマスS勝利を達成しました。ルート的にも問題なく行けそうだったので、改めてゲージ削り用の編成を組みます。
第一艦隊
コロラド/メリーランド/ウォースパイト:Pマスではコロちゃんタッチが拝めなかったので続投です。旗艦のコロラドには司令部を積んでいます。メリーランドに徹甲弾、ウォースパイトに三式弾を積み分けているのは、どちらの攻撃が有効かを削りの段階で調べようと思ったためです。
隼鷹:制空を取りつつ、FBAカットインが出せるように艦攻と艦爆を積みます。
神威・多摩:ボスマス優勢になるように、水戦で制空を補助します。神威は泊地修理ルートを通るために採用しました。
第二艦隊
阿武隈:引き続き採用です。甲標的と対集積地を考えて大発+内火艇を装備します。
ジョンストン:防空役です。1スロットを使って対潜の補助と、増設に見張員を積んでPT対策をします。
梅/玉波:E4-2で使った艦から採用しました。この2隻は内火艇は積めないため、主砲×2+大発の連撃構成です。梅には装備特効のあるIII号戦車を積んでいます。
霰/霞:大発と内火艇の両方が積める艦から採用しました。とりあえず、二人とも対集積地のテンプレである大発×2+内火艇の構成です。両者共に装備特効のあるII号戦車を積んでいます。
基地航空隊/支援艦隊
基地航空隊は劣勢調整でボスマスに陸攻部隊を集中させます。
支援艦隊は前衛支援に対潜支援を、決戦支援に砲撃支援を出しています(装備は適当)。
この編成で4回出撃し、S勝利3回、A勝利1回でした。
そして、集積地IIIと戦闘してみての感触ですが、まず集積地の癖に魚雷が当たります。さらに、通常の集積地と計算方法が違うらしく、大発×2+内火艇の装備で殴っても、昼戦闘では数百程度、夜戦でも2~3000くらいのダメージしか出ません(普通の集積地相手なら昼でも2~3000、夜戦なら4~5000はダメージが出る)。
そこで私は「本来対集積地にかかる、陸上装備のキャップ後補正がかかってないのでは?」と想定したのですが、実際は逆で、「陸上艦ではなく水上艦なので陸上装備のキャップ前補正がかからないが、集積地ではあるので対集積地のキャップ後補正はかかる」というものだったようです(なんじゃそりゃ)。
昼戦でまともにダメージが入らなかったのは、駆逐艦の火力が低いためで、夜戦でダメージが増えていたのは雷装分が火力に加算されていたからということですね。
通常の集積地相手とは違い、火力が重要になるので「大和や長門に戦車と内火艇を載せて特殊砲撃で殴る」「夕張や最上といったスロット数の多い艦に戦車と内火艇を載せて連撃ないし魚雷カットインで殴る」というのが有効だと思われます(この辺りは普通の集積地相手にも有効ですが……)。
また、武装大発とAB艇はキャップ後補正のかかり方が異なっていて、通常の戦車は1.3倍のところが1.5倍の補正がかかるため、このタイプには他の戦車よりも有効だと言えます。
とまあ、こういった情報がわかったのはイベントが終わった後なので、攻略中は首を傾げながらやっていました。
ラスダンの敵編成は次の通りです。
ラスダンになると、随伴のPTが重巡夏姫に変化します(いくらなんでも変わりすぎでは?)。完全に対地装備にしてしまうと重巡夏姫が倒せずに攻撃を吸われ、かといって重巡夏姫を意識しすぎると旗艦への火力が減ってしまうため、どうバランスを取るかが重要になってきます。
また、随伴の泊地棲姫が艦攻を積まなくなるため、要求される制空値が少し下がります。
第一艦隊
ネルソン:コロちゃんタッチは堪能したので、ラスダンは本腰を入れてネルソンを投入します(言い方)。最初に攻撃できるように射程は超長に調整しておきます。
サウスダコタ/ワシントン:ネルソンタッチの随伴艦として特効艦から採用しました。基本的に重巡夏姫にタッチを充てることを考えて、両者とも徹甲弾を装備してあります。今考えるとここはコロラドとメリーランド続投でトリプルビッグ7でもよかったですね。
イントレピッド:特効艦から採用しました。装備特効を意識しながら、FBAカットインが出せるようにしてあります。
多摩:水戦を下ろしても制空が取れるようになるため、対地装備を積んでおきます。ただ、上述のように対集積地は昼火力が重要になるため、あまりダメージは出ません。
神威:ボスマス優勢になるように水戦を1スロット、残りは対地装備を積みます。
第二艦隊
夕張:集積地IIIには魚雷カットインが有効だとわかったので、先制雷撃をしつつ対地装備を積み、魚雷カットインのできる夕張を投入しました。魚雷カットイン構成にすることで、対集積地IIIと重巡夏姫対策を兼ねることができます。装備特効のあるII号戦車を積んでいます。
ジョンストン:削り時と同じく、対空カットイン+先制対潜装備です。
雪風/朝霜:対地装備を積みつつ、魚雷カットインのできる艦として採用しました。いずれも内火艇のみですが、1スロットしか積まないならば、大発が積めなくてもそれほど問題になりません。
霰/霞:この時点では対集積地として対地装備ガン積みがよいのか、魚雷×2+対地装備がよいのか迷っていたため、霰には対地装備、霞は魚雷カットイン構成にしてあります(実際の所、どちらでもそれほどダメージに差はない感じでした)。霰にはIII号戦車、霞にはII号戦車を積んでいます。
基地航空隊/支援艦隊
基地と支援については削り時と同じく、陸攻部隊を劣勢調整でボスマスに集中、前衛支援で対潜支援、決戦支援で砲撃支援を出します。
この編成で4回目で撃破に成功しました(A勝利1回、Oマスでの撤退2回)。やはり随伴の重巡夏姫が厄介で、ネルソンタッチで始末できないと延々生き残って攻撃を吸われ続けることもありえます。
集積地IIIはこれまでの集積地と違い、適当に対地装備を積むだけでは対処が難しいところがあるため、今後再登場した時のためにきちんと対策は考えておきたいところです。
第4ゲージ(戦力)・削り
第4ゲージは連合艦隊による出撃で、出撃した艦には「西方任務決戦部隊」札がつきます。これはE6-2で使用した札ですので、そちらに出撃した艦はこちらでも出撃が可能です。
ルートはHILMXYZです。水上打撃部隊での攻略になります。
道中は潜水1、空襲1、通常戦闘2です。
このうち、鬼門となるがYマスで、空母夏姫IIに戦艦レ級という組み合わせが待ち受けています。輪形陣のためレ級の雷撃こそ怖くはないものの、空母夏姫は輪形陣だろうがお構いなしにこちらの戦艦や空母をワンパンしてきます。また、制空も高いため航空優勢を取るのも一苦労で、先手を取って叩いて中破させるのも困難です。
また、MマスとYマスのことを考えると前衛支援は砲撃支援にしたいため、対潜支援を出すことができません。そのため、基本的に潜水マスはお祈り要素強めで抜けることになります。
ボスマスで待ち受けるのは戦艦未完棲姫で、HPは1070と非常に高いものの、この時点では装甲249とそれほど硬くはありません。
随伴には船渠棲姫(HP700/装甲200)と港湾夏姫(HP750/装甲173)が控えています。HPはそれなりですが、装甲は昨今のボス編成としては柔らかい方であり、全体としてはそこまで強い編成ではないと言えます。
第一艦隊
長門/陸奥:このゲージのボスマスではIII号戦車に1.75倍という法外な特効があるため、大発を搭載できる長門を使って高い倍率の特殊砲撃を叩き込みます。長門は特効装備であるIII号戦車に加え、射程を調整用の主砲、特殊砲撃の倍率を上げるための徹甲弾、退避用の司令部を積みます。陸奥は戦艦用テンプレ装備です。
リシュリュー:特効艦として採用しました。ボスマスで1.35倍という強めの特効があります。
ゴトランド:ルート固定のために第一艦隊に軽巡が必要なため配置しています。大発+連撃装備という陸上型向けの装備にしておきます。また、微弱な特効があります(ほんとに弱い)。
コマンダン・テスト:制空補助要員です。余った2スロットには適当に対地装備を積んでおきます。
赤城:制空要員です。道中拮抗になるように積んでいます。増設にタービンを積んでいるのは積替えをサボったからですね(削りだからといって適当すぎ)。
第二艦隊
矢矧:魚雷カットイン構成にした上で、対地対策として内火艇を積んでいます。
最上:装備特効のあるII号戦車を積み、夜戦連撃構成にしています。夜偵も持ちます。
タシュケント:照明弾と探照灯の夜戦セットと、対潜装備を持ちます。
フレッチャー:対空カットイン用の主砲と、残り1スロは爆雷を積みます。
北上:先制雷撃で手数を増やします。装備は魚雷カットイン構成です。
早潮:装備特効のあるII号戦車を積み、魚雷カットイン構成にします。
基地航空隊/支援艦隊
基地は劣勢調整で陸攻部隊をボスマスに集中します。この時点で艦載機特効があるのかどうかよくわかっていなかったので、配備の仕方がかなり適当です(本来なら第2部隊に海外陸攻を配備すべき)。
支援艦隊は前衛支援と決戦支援の両方に砲撃支援を出します。削りなので装備は適当です。
この編成で13回出撃し、S勝利3回、A勝利5回、撤退4回(Mマス1回、Xマス1回、Yマス2回)、逸れ1回(護衛退避による索敵不足)で削りは終了しました。前述した通り、この時点ではボス編成はそれほど強いわけではないため、削りはさほど苦労しなかった印象です。
最終ゲージの例に漏れずこのボスにも装甲破砕ギミックがあるため、次はそちらをこなしていきます。
第4ゲージ・装甲破砕ギミック
装甲破砕のためには、D1マスS勝利、Gマス(第1ゲージボス)S勝利、Sマス(第2ゲージボス)S勝利、YマスS勝利、Uマス優勢、基地防空優勢2回が必要です。
これに加えて、さらにSマスS勝利を1回、Nマス優勢を2回達成することでI→Nのルートが開通します。攻略時点では短縮ルートと装甲破砕の関連がわからなかったので、念のため両方クリアしています。
これらのうち、基地防空は防空用の陸戦を配備して潜水艦で出撃、制空関連は適当に艦載機を積んで出るだけです。さらに、GマスとSマスはすでにゲージ攻略時に使った編成を流用するだけ、Yマスも第4ゲージ攻略用の編成で問題なくクリアできる(本来ボスマスで使う特殊砲撃をYマスで使用する)ため、割愛します。
というわけで、D1マスだけ一応見ておくことにします。
敵はまたまた登場の空母ヲ級改IIです。また、随伴には戦艦レ級がおり、E1ボスマスの強化版といった感じになっています。そのため、通り抜けるだけならともかく、S勝利を取ろうと思うとそれなりの編成を組む必要があります。
メンバーとしては第1ゲージで使った面々をそのまま使い、装備だけ積み替えました。基地と支援で随伴を始末し、夜戦で仕留める方針です。
ホノルルとシェフィールドは連撃装備で、制空は喪失のため偵察機は積んでいません。ホノルルは退避用の司令部と火力を上げるための電探、シェフィールドは対潜装備を積みます。
駆逐は基本魚雷ガン積みです。昼戦には一切期待できないので、夜戦に全ツッパします。
山風だけ連撃構成で、III号戦車を積んでいます。これはIII号戦車に特攻があると考えていたからですが、装備特効があるのは第3・第4ゲージのボスマスのみなので、意味はありませんでした。ソナーを積むか、もしくは対空電探で汎用対空カットインの発動を狙ったほうがよかったですね。
基地は東海部隊を潜水マスに、劣勢調整した陸攻部隊をD1マスに2部隊送ります。
画像には出ていませんが、もちろん前衛支援として砲撃支援を出します。
この編成でD1マスは1回でSが取れました。やはり基地が使えると楽ですね。
他のマスも問題なくS勝利や航空優勢を取って解除できため、装甲破砕は完了。いよいよラスダンに挑みます。
第4ゲージ・ラスダン
ルート開通ギミックを解除したことによりI→Nが追加されていますが、これは大和と武蔵を併用する場合か、空母機動部隊で挑む場合に使う可能性があるルートのため、今回は関係ありません。削り時と変わらず、HILMXYZで行きます。
ラスダンになるとYマスの空母棲姫が分身して二人に増えるため、危険度が格段に増します。制空値も非常に高いため制空を取るのも難しく、弾着などで中破を取るのも困難です。とは言え、取れる対策も限られるため、ここはキラ付けしてお祈りで抜けることにします。
Yマスに拮抗の取れる陸戦部隊を派遣し、アトランタで枯らすという戦術もあったようですが、やっている時は思いつきませんでした。ただ、その場合はボスマスへ送る陸攻撃部隊が1つ減るわけですから、道中の安定度を高めて試行回数勝負をするか、それとも運良くたどり着いた場合の確実性を高めるか、という選択になると思います。
肝心のボスマスの編成は次の通りです。
旗艦の戦艦未完棲姫の装甲が369へ上昇し、凄まじく硬くなっています。削り時は適当な装備でも装甲が抜けましたが、ここまで固くなると特効艦のカットインでなければ歯が立ちません。
随伴はE5-4で出てきた試作空母姫が加わっています。これもHP920に装甲301と、かなりの硬さです。また、船渠棲姫と港湾夏姫はいずれも壊になっており、装甲が上昇しています。
第二艦隊の編成はほぼ据え置きですが、第一艦隊についてはかなり強化されています。削り時の編成はどちらかというと弱い方でしたが、ラスダン時は大規模イベントの最後にふさわしい強さだと言えます。
また、厄介なのが水上型と陸上型が混在しているところです。敵第一艦隊のうち、戦艦未完棲姫と試作空母姫は水上艦、船渠棲姫は船渠型(陸上型の特性はあるが魚雷が当たる)、港湾夏姫と飛行場姫、砲台小鬼は陸上型となっています。
対地装備は随伴の4隻には効果がありますが、敵旗艦には効果がありません。そのため、対地装備を増やしすぎると、肝心のフィニッシャーの数が少なくなり、決定力不足になってしまいます。
……と偉そうに解説できるのは、終わったあとで色々とデータが判明したからで、やっている時はまだ特効のデータなどがよくわかっていなかったので、見事にやらかしています。そのやらかしている編成が次の通りです。
第一艦隊
長門/陸奥:長門には特効装備であるIII号戦車を積みます。主砲で射程を超長に調整し、あとは特殊砲撃の倍率を上げるために徹甲弾と電探を積みます。陸奥はテンプレ装備です。
リシュリュー:特効艦として引き続き採用です。それほどメチャクチャな火力を出すわけではありませんが、敵随伴に対してはそれなりにダメージは出してくれます。何より戦艦未完棲姫のボイスを聞くと、やっぱりリシュリューを連れて行ってあげたいなあと思います。
コマンダン・テスト:削り時と同じく制空補助として水戦を積みつつ、対地装備を積んでいます。特効もあるし、一応飛行場姫や船渠棲姫相手には有効打が出るかも……という感じです。
アトランタ:第一艦隊に軽巡が1隻必須なため、対空役として採用しました。他の候補としては矢矧などを入れて制空補助をさせるというのが考えられます。
赤城:削り時と同じく、制空を取るため艦戦を満載します。若干制空に余裕があったので、彩雲を積んでいます。イントレピッドなど、強力な米空母が使えれば、他の艦で制空を賄ってアタッカーにするのがいいのではないかと思います。私は今回は米空母は全て切ってしまっていたので、空母はエアカバーとして割り切りました。
第二艦隊
ゴトランド:特効があるし大発が載るから……ということでアタッカーとして採用しました。特効装備のII号戦車を積んでいます。ただ、特効はあるのかないのかよくわからない程度のものだったので、多分矢矧を使った方がよかったとは思います(もしくは、夕張が温存できていれば夕張)。でも折角だからゴトランド使いたかったんですよね……。
最上:甲標的で手数稼ぎをしつつ夜偵を持ちます。さらに、大発+夜戦連撃で対ボスの削りと随伴の陸上型対策をしています。
タシュケント:削り時と同じく、探照灯+照明弾の夜戦セットに、対潜装備を積みます。
フレッチャー:特効艦のため、アタッカーとして運用します。
早潮:今回最大のガバです。大発+魚雷のカットイン構成になっていますが、これは船渠棲姫のみに有効な装備構成であるため、非常に中途半端です。これなら連撃構成のほうが、ボスへの削りとキャップ後補正のない港湾夏姫への対策にもなってまだマシです。前述した通り、攻略時はまだ特効がよくわかっていなかったのでこのような装備になってしまっています。
ガンビア・ベイ:特効艦のため、アタッカーとして採用しました。また、大発を搭載できるため、II号戦車も積んで特効マシマシにしています(1.21*1.1*1.45=1.92995倍)。ただ、夜戦空母として運用することを考えると、そこまでしなくてもよかったかなと思います。普通に3スロットを艦載機で埋めて、II号戦車は駆逐に回した方が総合的な火力は高くなります。ただ、ボスにトドメを指したのはガンビーの通常攻撃だったので、結果的にはこれでよかったのですが。
基地航空隊/支援艦隊
基地航空隊はボスマスに劣勢調整した陸攻部隊を集中します。前述の通り、特効のことをあまり考えていないので、配備の仕方が適当です。
支援艦隊は前衛・決戦共に砲撃支援を出します。砲撃支援はナ級IIを仮想的として、反航戦確定大破狙いで組んでいます。他のメンバーが大和武蔵加賀とガチなのに金剛が混ざっているのは嫁艦だから何かしら最終決戦に参加させたいという依怙贔屓です。また、きちんとやるなら陽炎と風雲にも電探を満載したほうがいいですね(細かいところが雑)。
道中支援は砲撃支援を選択しましたが、Yマス対策として砲撃支援はあまり有効ではないと思われたため、これは対潜支援を出すかどうかでかなり悩みました。しかし、Mマスもそこそこ事故るポイントのため、結局は砲撃支援を選択しています。
この編成で12回目の出撃で突破に成功しました(うち特殊砲撃不発が2回、Xマス撤退が3回、Yマス撤退が3回)。特殊砲撃がボスに一発ヒットして昼戦大破からの、ガンビーの通常攻撃でトドメでした。
攻略完了が9/14の2100くらいですので、E6だけで見ると1日半くらいかかった計算になります。
道中が辛いものの、着いてしまえばIII号戦車の特効を載せた特殊砲撃でかなり有利に戦えるという印象です。道中が辛かったので、途中からアタッカー以外には女神を載せてゴリ押す戦術に切り替えましたが、最終的には女神無しで抜けているので必須というほどでもないと思います。でもキラ付けはした方がいいですね。
編成としてはかなり雑であまり練れていないのですが、それでも突破できるくらいにはIII号戦車タッチが強いということだと思います。
あまり良い編成ではないですが、ガンビー、タシュケント、コマちゃんとの3人にリシュリューを入れたチームサルーテで攻略できたのがちょっと嬉しかったです。どうせなら空母にアークロイヤルが入れられれば完璧だったのですが(アークはE5で札をつけてしまっていたので叶わず)。
突破時の動画も以下に貼っておきます。
総評
後段全体では、攻略開始が9/11の0500、攻略完了が9/14の2100くらいなので、大体3日半くらいで攻略完了したことになります。おそらく、早くクリアした方だと思います。
後段で消費した資源は燃料が約136k(5k/50k/80k)、弾薬が約94k(5k/31k/58k)、鋼材が約65k(2k/28k/36k)、ボーキが約65k(0.3k/27k/37k)でした。
目標としていた全甲とサブ艦縛り(同一艦に重複して札をつけない)も達成できましたし、特に攻略で詰まったところもなかったので、細かいミスはあったにせよ全体としては思った通りの攻略ができたと思います。
使用した艦は全部で136隻でした。思ったほど多くないですね。対地装備のできる艦や防空艦のやりくりはかなりタイトでしたが、それ以外は割と余裕があったと思います。E3-2とE5-4で地中海連合艦隊札が共通だったり、強力な艦を使い回すことができたためでしょう。
全体としての札の割り振りは以下の通りです。
道中の辛さも加味した上での全体を通しての難易度は
E6(III号戦車なし)>E3(大和武蔵不使用)>E6>E3≧E5>E1=E4>E2
という感じでしょうか。ゲージ破壊の辛さだけで言えばE3が一番かもしれません。輸送がメインであったこともあり、全体的な難易度は控え目と言っていいと思いますが、代わりに特効装備がなかったり、縛りで特殊砲撃が使えないと難易度が跳ね上がると思います。
大規模作戦と銘打たれていただけあってかなりのボリュームでしたが、特にモチーフが輸送・対地作戦であったため、大発を装備できる艦のやりくりで苦しんだ人が多かった印象です。私も大発を装備できる艦は全員使い切りました。
ただ、実際には輸送は大発ではなくドラム缶を使ったとしても、回数に多少の差が出るだけでクリアは可能です。そのため、必要なTPが少ないところなど、ケチれるところはケチるのが有効だったと思います。
また、対地についても集積地以外の相手が多く、いつものように戦車と内火艇を積んで適当にメガネを燃やすというわけにはいきませんでした。相手によって有効な装備が異なるため、きちんと考えて編成を組む必要があります。そうなると、大発系と内火艇の両方を装備できる艦と、片方しか装備できない艦を使い分けるのも大事になってきそうです。
私は編成についてあれこれ悩むのが好きなので、大変悩みがいがありました。また、雑にやっていた対地関連も総合的に知識を確かめ直すいい機会になったと思います。今回も楽しく攻略できたイベントでした。
以上、長文にお付き合いいただきありがとうございます。
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