顎関節の痛みに対するセルフケア

顎関節の痛みに対するセルフケア
顎関節の痛みは、食いしばりやストレス、姿勢の悪さなどから生じることがあります。これらの痛みを和らげるために、自宅でできる簡単なセルフケアを取り入れて、顎周りの筋肉をリラックスさせましょう。以下の方法を順番に試してみてください。

①耳の下を指圧
顎関節周りの筋肉が硬くなることで痛みが生じることがあります。耳の下にある顎関節付近の筋肉を指圧して、緊張をほぐしましょう。

【方法】
人差し指の腹を使って、耳の下あたりの顎関節部分を優しく押します。痛みが強くない範囲で、円を描くように軽くマッサージします。数秒間押し続け、リズムよく繰り返しましょう。

<効果>
顎関節周辺の筋肉の緊張を解放し、痛みを軽減します。

②咬筋を緩める
咬筋(こうきん)は、食いしばりや噛む動作に関与する筋肉で、過度に緊張すると顎関節痛の原因になります。咬筋を緩めることで、顎の痛みが和らぎます。

【方法】
こぶしを使って、顎の側面(耳の少し前)にある咬筋を探し、軽く押しながらマッサージします。食いしばりが強いと痛みを感じることがあるので、強さには注意しましょう。

<効果>
咬筋の緊張を解消し、顎関節への負担を軽減します。

③アゴと手の拮抗運動
アゴの筋肉をリラックスさせるためには、軽い運動を取り入れるのも効果的です。

【方法】
手のひらの硬い部分(手根)を顎に軽く当て、顎を手で押します。その力に拮抗するように顎で押し返します。その状態を10秒持続するのを2セット行いましょう。

<効果>
顎の筋肉を鍛えるとともに、過度な緊張をほぐし、顎関節の動きを改善します。

④耳たぶ回し
耳たぶを回す動きは、顎関節の動きに関連する部分を緩めるために効果的です。

【方法】
親指と人差し指で耳たぶをつかみ、ゆっくりと時計回り、反時計回りに回します。無理のない範囲で軽く押しながら回すと、さらに効果的です。

<効果>
耳たぶ回しによって、顎関節周辺の筋肉の緊張がほぐれ、血流が良くなります。

⑤側頭筋ほぐし
側頭筋(そくとうきん)は、顎の動きに関与する筋肉の一部で、緊張がたまると顎関節痛や頭痛を引き起こすことがあります。

【方法】
こぶしの第一関節と第二関節の間の平らな部分を使って、側頭部(耳の上、こめかみ辺り)を優しく押しながら、上下や円を描くようにマッサージします。優しく力を入れ、数回繰り返しましょう。

<効果>
側頭筋をほぐすことで、顎の動きがスムーズになり、痛みの軽減が期待できます。

まとめ
顎関節の痛みは、日常的なストレスや食いしばりから来ることが多いため、セルフケアを取り入れて筋肉の緊張を和らげることが大切です。上記の方法を試して、顎周りの筋肉をリラックスさせ、痛みを予防しましょう。痛みが続く場合は、専門的な治療を受けることも検討してください。

編集後記
肩こり、頭痛、エラの張り、食いしばり、顎関節症はセットみたいなもんですね。どの症状が一番生活に直結するかというと、食事を摂れなくなる顎関節症なんかはツライですね。喋る、食べるに影響出るのは本当にツライ。毎日のセルフケアで対処しましょう!動画も撮って今編集中なので、出来次第UPします。少々おまちを

肩こり頭痛・食いしばり専門鍼灸院AZE
https://www.shinq-compass.jp/salon/menu/37554

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