死を迎えに行く
死に迎えに来られるよりかは、死を迎えに行って死ぬのが理想。
別に早死したいわけでも、自殺したいわけでもない。
そこは勘違いされたくない。
クソみたいな人生を長く生きて、長く長く生きて、飽きた後でも生きて、ようやく「死」の肩を掴まえるというような死に方がいい。
その時の「死」の顔はどんな顔をしているのか。
捕まえられて焦った顔?
死んだ人間を嘲笑するような顔?
なんとも思ってない虚無の顔?
逆に「死」を捕まえた時、「生」はどんな顔をしているのか。
「やっと死んでくれたよ〜」と安堵を浮かべた顔?
お疲れ様というように慈愛に満ちた顔?
まだ死なないでと懇願するような悲しい顔?
そもそも「死」に辿り着いたとき、その直前の自分と「生」の位置関係はどのようになっているのか。
「死」に辿り着く瞬間に「生」と離れるのか?
「生」と離れてしばらくした後に「死」に辿り着くのか?
いくら想像しても答えは見つからないので「死」を迎えに行く時にどうだったのかをメモしておこうと思う。