獣医さんの講習会へ
いつまでも暑いですね
わが家の保護わんこ「緝音」ツムネちゃんを迎えた時は
動物愛護センターから保護団体さん経由でしたので
私は犬の飼育経験が長い事から講習会は免除でした
でも行かれた方から勉強になるよと伺い行ってきました
講習2時間、その後センターの子達(3頭でしたが)
触れ合ったりドッグランで遊ぶ姿を見たり
長くなりますが、是非最後まで読んでみて下さいね🥰
そこで昨今の事情等も獣医さん自らお話して下さって
我が県は殺処分は無くなってはいないが、ガス室ではなく
〇安楽死という注射である事
〇どんな子も高齢でも1度譲渡対象になると何年里親が現れなくても
終生センターで冷暖房完備で過ごしている事
〇国は愛護センターで3日という取り決めだが、奈良県は7日に現在は10日間
迷子でも捜しきれなかったり、マイクロチップが入っていても
獣医さんか愛護センターにしか読み取り機が無い(警察署には無い)
迷子犬の内首輪無しが53%(室内で外しますから)
迷子犬の内お家へ帰れるのは21%(すぐに探せという事)
10日間保護と言っても10日で処分したりはしない事
里親募集や譲渡対象になれる子、保護団体さん経由で探して貰える場合は
動物愛護センター(登録で)里親探し
つむちゃんも県の所有になっていました
〇年間の保護数は10年前は800頭現在は80頭
年間1024頭の時・犬82頭・猫942頭(その内幼猫695頭)
避妊去勢が徹底していれば、殺処分も減らせるのです
1度産ませたいとか、手術が可哀想とか言っている場合ではないのです
災害で自分の子達を野に放たなくてはならない時、避妊去勢していれば
増える事もありません(病気も減ります)
愛護センターでは避妊去勢をしてマイクロチップを入れての譲渡です
〇犬との接し方の間違い
日本では赤ちゃん言葉になり赤ちゃんのように接する
欧米では犬は友人である・この方がいい
〇昨今、迷子犬が多いが
最近のオープン外構の家、リビングから駐車場・塀が無い
常に外が見えるという環境は落ち着かない
犬にとってのストレスでしかない(人が歩いて車が通り・自転車バイクが 常に見える)
玄関やリビングの窓からの逃走も多い(常に鑑札は連絡先の書かれた首輪を)お家首輪というのもあります
〇躾とは「楽しみながらよい行動を引き出す」こと
留守番して飼い主が帰る
①お帰りなでて⇒②飛びつく⇒③なでて貰う
これ間違い
犬は褒められる寸前の事を良いと認識するので留守番を誉められたのでは
なく、飛びついた事を誉められたようになります(吠えるも同じ)
〇①お帰りなでて⇒②すわる⇒③なでて貰う
これであれば、騒がずおとなしく座った事が誉められた事になる
興奮して騒ぐ時は無視、先に知らん顔して着替えてきましょう
〇間違った躾の本や情報
あおむけにさせよとか、鼻やマズルをつかめ
こんな事を書いている本は即刻、捨てなさい
強い恐怖は犬の攻撃行動を引き出す
〇「犬の譲渡会講習テキスト」これがとてもよく出来ていて
保護犬を飼う時貰えます
もっと詳しく書かれた56ページの本宝物です
獣医さんの飼育経験も面白くお話して下さいました
長年、犬と暮らして、ここへ書いてみた事メモして帰りました
どれか1つでも参考になれば幸いです
〇保護犬にも目を向けて下さい
〇現在里親になるには、家の部屋の配置図・庭の広さ
室内飼いである事、冷暖房付きである事・持家か?
賃貸ならばペット可かペット不可へ引っ越しは無いか?
犬を始めて飼う場合はお家訪問もあります
年齢制限もありかなりハードルは高いです
保護センターさんやスタッフさんは、そのハードルを越えてでも
保護犬を飼いたいという家族を待っているようです
〇今日の名言
愛情はたっぷりと 責任はしっかりと