仕事、自閉、歯車
仕事疲れた。最近は脳みそがバチバチするくらいに嬉しいことが、ない。
元来、忙しい方がましな性格だ。そして待つのが苦手なのだ。緩やかなマルチタスク、わたしには無理なのか…。
上司に望むことといえば、もっと指示を具体的に、どの程度の完成度を求めているのか、いつまでに仕上げるのか、そういうことをしっかりつたえて欲しい。
これは多分、私の自閉的な部分がそう思わせるのだろう。
2年ほど前、精神病棟で、慢性疲労症候群の医師に「発達のムラがある」みたいなことを言われた時から、私は発達障害ということになった。
「はっきりは言えませんが、傾向として言うならば自閉症スペクトラムですかねぇ。」
なんて濁していたが、のちに診断書には、【うつ病 2次障害:自閉症スペクトラム】と文字が並んでいた。
じゃあそうなのか、と思うと、そうなってしまう訳で、私は色々なことを障害のせいにした。でも明らかに“己”が悪い時もあるので、そういう時は困ってしまうよねえ。
職場で、昼休みに少し祈る。
まともであれという親の願いが強すぎて、おかしくなっちゃったのかなとか思うよ。みんな普通にできてるのに。私の中では完璧じゃなくちゃいけなくて、すべての「適切」を選べるよう細心の注意をはらっている。
疲れているのだと思う。
最近村田沙耶香のコンビニ人間を読んだ。
分かるなぁという部分、分からないなぁという部分半分づつだった。
私は適切な歯車でありたいし、ゆるやかに回り続けられればそれでいいんだけども。
いつのまにか、その歯車の下敷きにならないように、それこそ、ヘッセの車輪の下、みたいに、ならないように。
あーなんだかなぁ。私の事考えすぎとかいう人は、考え無さすぎなのではない?
なんだかなぁ。分からないことだらけだよ。否、分かっているのに出来ないことだらけです。