第二回・パソコン買い換えのススメ
2023/01/10 Wnidows8.1のサポートが終了いたします。
買い替えなければと思いつつも、どのパソコンを買えばいいのか、
また、円安半導体不足の影響で高騰する値段を見てためらう方、
できれば買い替えたくないなぁ・・・という方もいらっしゃるかもです。
そこで今回は、「第二回・パソコン買い換えのススメ」を掲載いたします!
※第一回の記事は【こちら】
そもそも本当に買い替える必要はある?
いくつかのパターンに分けて考えています。
①Windows8.1を実際に利用している場合
結論:買い替えを強く推奨します
ただし、利用用途によってはタブレットで代用するのも良いかもです。
そもそもWindowsのサポート終了の際に買い換えなければならない理由は、
「セキュリティアップデートが終わるから」です。
セキュリティと一言に言っても色々ありますが、
その中でもWindowsのセキュリティは「ファイアウォール」とよばれる、
「ウイルスを中に入れないための機能」ということになります。
よく勘違いされている方々は、「ファイアウォールがだめでも
セキュリティソフトを入れておけば問題ない」とお考えのようですが、
そもそも「ファイヤウォールとセキュリティソフトの機能は別」です。
つまりこういうことです。
「Windows8.1のマスクくらいじゃ今後変異株が出てきたら感染するぞー!
ワクチンを打ってるからって症状が出ないとは限らんってことは
新型コロナのニュースを見てればよーくわかっただろー?
そんな訳やで新しいマスクを装着できるWindows11がおすすめやでー」
また、セキュリティソフトに関しても、サポートが終わったWindows向けに
いつまでパターンファイルを提供してくれるかは分かりません。
マスクだけではなく、ワクチンに関しても
遅かれ早かれ変異株には対応できなくなってしまうので、
感染したくなければ買い替えるのがセオリーです。
また、この時期にパソコンを買い替えることで気になる内容として、
「年賀状ソフトって新しいパソコンでも引き続き使えるか」が気になる方も
一定数いらっしゃることかと思います。
当時のパソコンでは「筆ぐ○め」や「筆ま○」などのソフトが
初めから入っていることも多かったのですが、昨今のパソコンでは
本体価格の高騰などもあり、ソフトを入れずにお得に提供しているケースが
多くなっているように見受けられます。
年賀状ソフトを購入する余裕があればそれでもいいのですが、
例えば、Word/Excelのようなオフィスを入れて購入されるのであれば、
それを活用して来年から年賀状を作成するのも良いかと思います。
「はがきデザインキット」でもいいのですが、宛名面が作れないなど、
結局のところ自分で作る箇所が出てくるはずなので、
Windowsのサポート終了まで比較的長く同じ手順で使えるオフィスソフトは
結構おすすめできるかと思っています。
(※ブラウザ上で使える「OneDriveのWord」では不可のようです・・・)
☆参考:Excelで住所録を作ってWordで年賀状作り(金子晃之さん)☆
今回の金子晃之さんの動画ではパソコン向けの動画ですが、
タブレットやスマホのアプリで作成する方法を動画投稿している方も
多分いらっしゃると思いますので、気になる方は探していましょう!
②Windows10を買って使っている場合
この6,7年以内でパソコンを買われた場合、多くの場合は初めから
Windows10が入った状態で購入されていることと思います。
Windows10は2025/10/14までサポートが続くとされているので、
基本的にこのタイミングで買い替えが必須ということはありません。
この記事執筆時点ではあと3年くらいなので、いつ頃買い替えるか、
円安や半導体不足の解消状況などをみて検討する程度で良いでしょう。
強いて言えば、この頃の機種は情報の記憶装置である「ストレージ」に
ハードディスク(HDD)かSSDのどちらが搭載されているかが
結構分かれている印象です。
第一回の記事でも触れていますが、HDDよりSSDがデータ読み込みが速く
データの断片化などが進んでも読み込み速度の劣化が起こりにくく、
長く使っていても速度の低下が起きにくい傾向にあるはずです。
もし、HDDを搭載したパソコンであればそろそろ遅くなるでしょう。
断片化されたデータを整理する「デフラグ」などを試しても遅いなら、
HDD以外にも原因があると思われます。
そろそろSSD搭載のWindows11のPCに買い替えても良いかも知れませんね。
③Windows8.1からWindows10にバージョンアップして利用している場合
Windows8.1からとしていますが、Windows7からバージョンアップして
今でも利用してる方に対しても同様の見解として述べさせていただきます。
結論から言うと、元々がWindows8.1でも、今がWindows10であれば、
そのWindowsのサポート期限は2025年ですので買い替え不要です。
しかし、先のWindows10を買った方に同じく、
HDDが搭載されていることや、CPUなどの性能が見合わないなど、
利用用途によってはかなり動作が遅くなってくることもありますので、
現時点でかなり遅いという場合は買い替えても良いと思います。
何れにせよ円安などの影響で買い替えの決断は難しいものですが、
幸いこの原稿を書いている時期は年末商戦や、お店によっては
ブラックフライデー真っ只中です。
パソコンの値段は主に性能や付属品などで決まります。
しかし、より多く機能を活用したり、利用シーンを増やすなどすれば、
ときに生活習慣すら変えてしまうほど、パソコンの真の価値は
ぐっと跳ね上がることもあります。
勇気を持って、まずはお近くの電気屋さんにでもフラッと立ち寄ってみて
最近のパソコンってどんな感じかなぁ?と覗いてみましょ^^
他に買うべきものは?
さて、パソコンを購入する際に他に買ったほうが良いものについて
いくつか触れておきましょう。
①セキュリティソフト
これが皆様一番気になる戦々恐々の話題だと思います。
・・・が、正直なところ不要です。
最近のWindowsではWindowsセキュリティという機能があり
セキュリティソフトと同じ役割を果たしてくれるようになっています。
(※以前はWindowsDefenderという名前でした。
WindowsVistaの頃から無料でダウンロードして使えるようになっており、
Windows8以降では初めから入っています。)
これに関して「タカハシヤマダ」さんの「【絶対に買うな】セキュリティソフトの闇を知っていますか?ホントは買わなくていいです。理由を12分で簡潔に解説します。」にてわかりやすく解説しています。
「絶対に買うな!」とはいいませんが、
買わなくていいという点では僕も同意です。
☆参考動画☆
ちょっと余談にはなりますが、最近はウィルスを駆除するソフトとは別に
ダークWEBで自分の情報が売買されていないかパトロールするソフト等、
フィッシングサイトなどで知らず知らずのうちに起こった情報漏洩に
対応するようなセキュリティソフトなどもあります。
最近流行りの「ランサムウェア」に感染してしまった時に、
暗号化のブロックや、暗号化されたデータの復元をしてくれる
「ウィルスバスター」などもあります。
もし別途ソフトを入れるなら注目どころかと思います。
☆参考☆
②マウス
ノートパソコンの場合はキーボードもタッチパッドマウスもついてますが、
最近は左右のクリックボタン以外に、サイドボタン付きのマウスが増えて
非常に便利になっています。
【例】ELECOMのワイヤレスマウス
このサイドボタン、ネット画面の「戻る/進む」として利用できるのですが、
設定を変更することもできるようになっています。
使う始めると、サイドボタンがないマウスとか馬鹿らしくて使えません。
会社のマウスにはサイドボタンがないので、
自腹で買って会社に置いときたいくらいです←
③プリンタ
最近はまず買わなくなったと思いますが、テレワークなどの関連で必要なら
パソコン買い換えの際にちょこっと見ておいてもいいかも?
最近はスマホカメラが異様に進化していますので、
趣味で写真を始めるなら写真印刷用に買ってみても面白いかもですね^^
個人的には全く買うつもりはありませんが、
例えばオリジナルCDを作成するなどの用途であれば買ってみても
面白そうかなぁと思うことはあります。
④無線ルーター
ここ4,5年で買い換えられていればあまり需要はないかも知れませんが、
最近日本でも認可が降りた「Wi-Fi6E」に対応するパソコンであれば
「Wi-Fi6E」に対応するルーターへの買い替えはおすすめできます!
(※まだないかも知れませんが、冬モデルの最新版ならあるかもです。)
Wi-Fi6(11ax)は一つ前のWi-Fi5(11ac)と同様に、
基本的には5GHz帯の電波を利用します。
よって繋がりやすさは現時点でWi-Fi5/6で代わりはなく、
速度の改善がメインとなっていますが、
正直なところ、よっぽどでない限り体感速度は変わらないでしょう。
Wi-Fi6Eでは新たに「6GHz帯」が利用できるようになり、
ルーターが何台も密集している環境でも電波干渉が起こりにくいので、
繋がりやすさという意味では更に向上が見込めます。
(※ただし、若干障害物には邪魔されやすくなる場合があるかも。)
☆参考☆NECのWi-Fi6E対応ルーター
なお、いぬころん宅ではWi-Fi5(11ac)のルーターで十分事足りてます。
数年使ってるけどしばらくは故障しないでほしいなぁ・・・
そんな感じなので無理にWi-Fi6Eに対応させることはないでしょう。
Wi-Fi5でもいいので、ストリーム数が多いルーターを買って、
接続するパソコン・スマホが多くなっても安定してるつながる環境のほうが
現時点では実用できなのかなぁ、とは思っています。
☆参考☆
Wi-Fiのストリーム数が増えると何がいいのかは
過去の記事で少し書いていますのでぜひご参照くださいませ。
エンディング
以上、第二回・パソコン買い換えのススメでした!
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