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犬さんごはん 第四回「油揚げと厚揚げ」

はいどうも~!!!
第四回です!!やっていきます!!

今回の結果です。
票数がほぼ一定なので君たちはこのnoteを読んでいると勝手に計算にいれています。

今回は同着三位かと思いきや、後半油揚げと厚揚げがハナ差をつけ続け逃げ切りました。
なんだ皆たんぱく質のこと考えてくれてるじゃないですか!!!犬さん感激!!!!!

血液検査がひっかかり続けていることは第一回で若干触れました。
ひっかかってる項目をお伝えしていなかったですね。

昔は死ぬほど肝機能が悪かったんですが(γ-GTP700超えてて循環器内科行ったぞ)そちらは現在安定しております。
肝機能障害を起こす薬を飲んでますがまあ適正値です。

ひっかかってるのは「中性脂肪」と「血糖値」と「尿素窒素」です。

まあお察しの通りデブなので、前者ふたつはわかりみがありまくりですね。あすけん先生で管理しております。
白米が世の中で二番目に好きなので(一番目はエビフライです)しょうがない。揚げ物多いし。

問題は三つ目です。

皆さんそもそもこの「尿素窒素」って見覚えあります????
そしてひっかかったことあります????

なんとワタクシ、血液検査を定期的に行って10年、常にひっかかっております。

数値を見るたびに先生が「まあこれはあんまり気にしなくていいです」と言っていたのが5年もすると渋い顔になり、食生活を問いただすようになりました。

先生「これなんの数値かわかります?」
犬「さあ」
先生「たんぱく質を適切に摂らないとひっかかっちゃうんですよ」

た、たんぱく質??!!??

先生「犬さん、お母様に食事内容を見直すように伝えてください」
犬「そりゃ…無理でしょう」

第一回でも触れましたが、うちの母親は週に三回も揚げ物をする人間です。私から言って聞く訳がない。

犬「先生から言ってください」
先生「まあ…仕方がないですね」

そうして先生が柔らかく「たんぱく質を摂らせてください」と食生活の改善を訴えた帰り。

母「私が食べさせてないみたいじゃない!!!失礼しちゃうわ!!!」

いや、もう歴然と判明してるじゃないですか。被害者意識にも程がある。

そんな経緯がありまして、しばらくたんぱく質強化月間を行ったんですが、実家にいる間はまっっっったく効果なかったんですよね。
私は薬の血中濃度も基準値より低く出る体質なので、これもなんかのバグだと思っていたんです。

そして独り暮らしをして最初の血液検査。

産まれて初めて、「尿素窒素」が基準値に達してました。

完全に親が悪いパターンでした。反省してくれ。

で、その前述のたんぱく質強化月間。
何を食べていたかというと、

・鶏胸肉(茹でてポン酢)
・絹あげ焼き(鰹節と生姜と醤油)
・油揚げ(キッチンペーパーでギュウギュウと油を落としてからフライパンでそのまま焼く)

でした。
そして胸肉はめちゃくちゃキツかったんですが、厚揚げと油揚げは全然キツくありませんでした。
そもそも大豆が好きなんだなこれ。

油揚げに関しては、友人えむさんが大好物です。
冷蔵庫に油揚げしかねーなー、みたいな話をすると、「拙者、油揚げ焼いてお醤油で食べるの大好き侍、推進致す」みたいなことを言い出す。宮沢賢治かよ。(宮沢賢治は独り暮らししていた時に焼いた油揚げで二合の飯を食っている処を両親に見られ「こんなんじゃ体を壊す」と死ぬほど心配させた)

私も好きなので定期的に焼きます。
ちゃんと薬味を用意することもあれば

ただ切って焼いただけの日もあります。

切る手間すら厭う日もある。

また、「あぶらげたまご」こと「袋煮」が大好物です。

油揚げを開いて卵を割りいれ、つま楊枝で封をしたらめんつゆと顆粒だしと水を混ぜた鍋に並べ、ゆで卵と同じ時間ぐらい煮ます。
これ、顆粒だしが入ってないと何故か旨くないので、だしは必ず足してください。母はほんだし、私は業務スーパーの昆布&鰹だしを使用しています。

7分程度煮ると、箸でつつくとふよふよ…ぐらいに煮上がります。そのくらいで火を止めます。

そうすると、半熟のとろっとした黄身を味わえるのです。

袋にした上の部分は味が濃く、卵の部分は舌が幸せ。食べたことのないひとは絶対に作ってみるべきです。

これは母方の祖母から伝授された味なのですが、コツがひとつだけ。
汁を作ってから袋を入れる。じゃないと何でかくっついて破れます。

そろそろ厚揚げの話もしましょうか。
うちは父がまるで修行僧なので(今後いつか触れます)メインのおかずに「焼いて○いしい絹あげ」が登場します。
魚焼きグリルでカリカリに焼きます。
それに鰹節と生姜と醤油で食べるのです。

独り暮らしになってから、何度か厚揚げをメインでごはんを作っています。

これは土佐煮。
レンチンです。

タッパーにコロコロに切った厚揚げをいれ、薄めためんつゆと白だしを注いでチン。
鰹節と和えて出来上がり。
面倒なひとは鰹節がなくてもいいです。

実家のように焼くときは、フライパンで両面カリカリにし、その時の気分の薬味を乗せます。
大葉とカリカリにしたしらすとネギなんて最高ですね。

この飲み会の時は買った厚揚げが岩石のように固く、何故か噛み締めて酒を飲むことになりました。
やっぱ絹あげだな。

炒める料理もよく作ります。

豆板醤で炒めるだけで旨いです。
この日のごはんが手抜きなのは察しろ。

また、代用にもよく使います。
私はエビと結婚したいひとなんですが、エビは高い。
なのでチリソースを作るときに、半量を厚揚げ、半量をこんにゃくなどにします。(エビどこいった)
鶏胸でも作るんですが「エビのチリソース」という原型が行方不明です。

これ…チリソースなんだぜ…。

まあそんな感じで、ひたすら大豆製品を食べております。
肉でも魚でもない癖に、あいつらの旨味はなんなんでしょうか。
精進料理は大豆でだしをとると聞いたことがありますが、ちょっと尋常じゃないですね。

なお、一度正常に戻った尿素窒素ですが、現在またひっかかっております。
あすけん先生に管理してもらってますが、めちゃくちゃ意識しないと基準値にならない。
私は白米で腹を満たしたいんだ。地獄か。

絹あげで白和えを作ると水切り不要でコクが出るそうなので、今度チャレンジします。

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