過去に出した同人装丁メモ~14年から19年編~
このnoteには女性向け同人誌の要素が含まれています。自己責任でご覧下さい。
なおジャンルバレをしたくないものにはモザイク処理がかかっている場合がございます。
いちばん盛んに同人誌を出していた時期の装丁メモ。
オンデマンドを覚えたのとコピー本に特殊紙を使うようになったのが特徴です。
1.初めて委託した同人誌
某ジャンルにハマって最初の2冊ですね。遠くのオンリーイベントに委託で出して、割と売れてびっくりした記憶があります。
2.友人に売り子を頼んでオンリーに出るようになった本
ギャグではない本を出すようになり、自分の下手さに萎えていた頃の本ですね。
印刷所はまだジプシー中ですが、安いのでちょ古っ都さんをよく使っていました。
3.トナーの濃さによって滲むことが発覚したコピー本
知人の家で刷らせてもらったんですが、このシリーズの1冊目は薄い着色で滲まなかったんで安心してたら2冊目はがっつり滲みました。
プリンターで表紙を作る時は塗りに気を使わないといけないことが判明。
4.知人に表紙の塗りを頼んだ本
あまりに自分の塗りの下手さに萎えて、フォロワーさんですごく好きな塗りをする方がいたのでお願いしました。
本の雰囲気とも合っていてお気に入りです。
5.ようやく納得いく塗りができるようになってきた本
オールキャラギャグを描くということでさすがにフォロワーさんに塗ってくれとは言いづらい&自分で塗れるようにならないと! と、頑張った時期の本です。
やっぱり背幅を取るのを忘れている……。
6.反省を活かした塗りをしたコピー本
特殊紙を表紙に使うことは決めていたので、潰れないようにインクジェットプリンターで印刷することになりました。
なのでやはり絵が上手い友人に本の雰囲気を伝え、どういう塗りをすればいちばん良いかアドバイスを貰いました。
結果水彩風になり、これも良かったです。
前世の記憶が出てくる話なので遊び紙にトレペを使用。これも効果として効いてくれて嬉しかった。
7.パステルで塗った原画をPCで調整して出力した本
主線をPCで描き出力→パステルで塗る→PCに取り込んで加工、という本です。
光の感じがとてもよく出たと思います。
この表紙の紙なんだったかな……。
8.塗りを模索中の本
こちらも表紙の紙が不明です。
日本人が主人公なので和風の紙を紙名手配さんで購入したんですが探しきれなかった……。
水彩筆と油彩筆を使うようになりました。
ハイライトをクリームで入れると柔らかくなるよ、とアドバイスをもらったのでチャレンジしています。
9.マットPP信者になった本
塗りが苦手なんですがどうしても逆光の感じ(そして空虚な感じ)を出したくてこういった表紙に。
余白を活かしたものにしたかったので、クリアPPではなくマットPPにしてみたんですがこれが大正解でした。
年齢指定本なのでそこも加味してピンクっぽさの強い表紙にしました。
10.初めてオンデマンドで特殊紙を表紙にした本
どシリアス年齢指定本だったのですが最後に少し希望の見える終わり方なので、キラキラした表紙にしたくて毎割頑張りました。確か毎割30です。
キュリアスはこの本で初めて使ったんですが、大好きな紙になりました。マットPPによって派手に光る感じではなく、抑え目に光る感じになったのもお気に入りです。
11.初めて表紙のみ印刷を頼んだ本
グラフィックさんの「チラシ・フライヤー印刷」で表紙をお願いしました。
人物をシルエットにすることは決まっていたので、いっそモノクロでいいんじゃないかなと。
この本も個人的には効果的に表紙を作れたんじゃないかと思います。
12.PPなしにしてみた本
売れる見込みのない本だったので、塗りの段階でキラキラ感を出して、PPはなしにしてみました。
これはこれでシンプルでよかったですね。
13.憧れの印刷所さんに頼んだ本
初めての合同誌だったので、お相手の方の希望をヒアリングして作りました。
「ホロPPが使いたい」「ゴージャスにしたい」という希望を叶えるにはやはりプリントオンさんだろう! ということで、ちょうどフェア中でホロPPがオプションで無料で使えたので、かなり拘って作りました。
自分の作った本の中で歴代1位のきらめきです。
次回予告
いよいよ装丁メモ、20年代に突入~昨年までのものをまとめます。