見出し画像

プラハが最高だった話


皆さんこんばんわん!
今回は9月に行ったヨーロッパ旅行のお話をしたいと思います✨

前回までのお話はこちら。

今日はプラハの旅行記です。写真多めでお伝えしていきます\(`•ㅅ•´)ノ

西欧から東欧へ

アムステルダムからドイツ鉄道でベルリンに移動し、最高のビールとチキンを味わった翌日、再びドイツ鉄道に乗ってプラハへ向かいました。
所要時間はおよそ4時間。
アムステルダムからベルリンが6時間以上かかったので、比較的近く感じますが、プラハに到着してすぐに、ベルリンに着いた時には感じなかった「あっ、文化圏が変わった」という感覚がありました。

アムステルダムからドイツに移動した時は、もちろん言葉も違うし細かい相違点はいくつも感じたものの、『西欧』という大きなカテゴリーの中での違い、という感じでした。

ところが、プラハに着いてすぐに「ここは東欧だ…!」と肌でビシバシに感じる要素がたくさんありました。
まずひとつは、公共交通機関(地下鉄)の駅。

昭和感のただよう地下鉄の駅

例えば地上に出るエスカレーターひとつ取っても、ご覧ください。この漂う昭和の雰囲気。

わんちゃんのお尻がキュートですが…

エスカレーターや壁の落書きも、30年くらい前の日本の情景を思い起こさせます。
お店の雰囲気もこう!

すごくソ連みを感じる店構えです

今回の旅で滞在したオランダやドイツ(ベルリン)では決して目にすることのなかった光景です。これまで行ったことのある国の中であえて印象が近い国を挙げると、メキシコやアテネ(ギリシャ)、あとは20年くらい前の大阪が近いかもしれません…(国じゃない)(比較対象が少なすぎるので、あまり参考にならないかもしれません😂)

建物やお店だけでなく、人も雰囲気が変わります。
オランダと比べるとやはり平均身長が低く、ファッションもどちらかというと日本に近いかなと感じました。

特に印象的だったのは、若い女性がブランドもの(もしくはそのフェイク)を持っていること。これは日本でもよく見る光景ですが、そういえばオランダやドイツでは全く見なかったと気づきました。
この文化的な差異について、機会があれば少し勉強してみたいと思いました。経済格差やジェンダーギャップ指数との相関が気になります。

ちなみに最新の男女平等ランキングではドイツが7位、オランダは28位、チェコは104位、日本が118位となっています。日本、低すぎ😭
(アムステルダムに関しては、自転車社会なのでブランドのバッグやアクセサリーを持っていては生活できない、という面もあるのかもしれませんが…)

そして、もう一つの特徴として、公共交通機関の係員さんの愛想がほぼゼロであることを挙げたいと思います…!
検札の人、バスの運転手さん、チケット売り場のお姉さんに至るまで、まるでシベリアのブリザードのごとく厳しく、そして冷たい態度でした。
これが噂に聞く旧社会主義のお国の洗礼か…(ゴクリ)

ちなみに飲食店やホテル、土産物屋、コンサートホールや教会のチケットカウンターの係員は、他の国の観光地と同じく普通に愛想がよかったです。公務員や公共交通機関といった仕事の方だけに残る、社会主義時代のレガシーなのかもしれません。

ちなみに、検札とは?
プラハの地下鉄やトラムはスマホアプリ内でチケット購入し、有効化して乗車するシステムですが、改札がないのでやろうと思えば無賃乗車が可能です。
なので車掌さん、もしくは私服警官ならぬ私服駅員がランダムで乗客にチケットの提示を求め、有効化されたチケットを持っていないと罰金(800チェコ・コルネ=約5千円)を払うルールになっています。
チケットの有効化には60秒かかるので、抜き打ちで検査されるとアウトという仕組み。
イヌ先生もプラハ滞在中に一度だけ抜き打ち検札を受けましたが、きちんとチケットを有効化していたので事なきを得ました。

さて、懐かしき昭和の空気にテンションが上がったイヌ先生ですが、地下鉄の駅を出ると、そこには思い描いていた通りのプラハの街並みがありました。
ここからはぜひ、写真を中心にお楽しみください✨

石畳の道。広く作られているのは戦車を通すためだったとか
突然現れる悟空さ。日本のアニメ(ちょい古め)が人気という印象
ミュシャ・ミュージアム。お土産物屋が充実していました
今回の旅で最も感動したスメタナ・ホールがあるプラハ市民会館
市民会館の隣に立つ火薬塔(改装工事中)。アール・ヌーヴォー様式の市民会館と後期ゴシック建築の火薬塔が隣り合っているのが、いかにもプラハという光景です
市民会館内のカフェ。アール・ヌーヴォーの装飾が見事
スメタナ・ホールのチケット売り場。今夜のコンサートのチケットを買いました
ものすごくちょうどいいプログラム&大当たりの好演でした!
トラムが通る石畳の街並み
旧市街広場に向かう道
旧市街広場を囲むパステルカラーの建物
様々な様式の建物が並ぶ、プラハの旧市街
ピルスナー・ウルケル(ビール)とパンの器によそわれたシチュー、ルッコラのサラダと焼きチーズ。すべて絶品でした!
ステンドグラスが美しい、市民会館のファサード
夕方のプラハも最高でした
市民会館のカフェでコンサート前に腹ごなしを。ケーキはワゴンで全種類を持ってきてくれ、その中から選ぶことができます✨
夜8時からコンサートが始まります!わくわく!
スメタナ・ホール全景(この写真はお借りしました)
一つ一つの装飾がすばらしい…
ステージを正面から。オススメしてもらった席が本当に良かったです

この夜の演目はヴィヴァルディの四季がメインで、弦楽器とチェンバロだけのミニオケと、ヴァイオリンのソリスト、それに数曲のアリアに地元の音大の生徒さんが参加していたのですが、見事なソプラノで周りのお客さんも「おお…!」となっていました。
特にアドリブでやってくれた(?)『夜の女王のアリア』が素晴らしかったです。

スメタナ・ホールでコンサートを聴くという体験があまりに良かったので、今更ながらベルリンやアムステルダムでもスケジュールをなんとかしてコンサートに行けばよかった…と少し後悔をしたのはここだけの話です。
(どちらも世界三大オケの本拠地)

最高のプラハの夜の余韻に浸りつつ、翌日はカレル橋とプラハ城を観光しました。

こういう何でもない建物や小道がイイ感じ
カレル橋の入り口。とにかく観光客で混みあっていました
下にある十字架に触れると願いが叶うと言われているレリーフ(皆で触るからツルピカに…)
やはり幸運が訪れると言われている犬のレリーフ(皆で触るからry)
カレル橋の上から見える、ヴルタヴァ川(モルダウ川)の流れ
プラハ城の麓にあった教会。ピンク色の大理石がすごく綺麗でした
プラハ城の入り口でパフォーマンスしていたカッコいいおじ様
プラハ城内の目玉、聖ヴィート大聖堂
城内のカフェ。水分補給のための貴重なセーブポイントでした
聖ヴィート大聖堂内のステンドグラス
ステンドグラスから夕陽が差し込んで、大理石の壁や柱に自然の模様が。美しすぎてため息が出ました
光の差し込み方も計算され尽くしたステンドグラス
カフカの仕事場を再現したお家。こじんまりして可愛かったです
チェコの細工物のお店
プラハ駅メインホールのカフェ、の天井
このプラハ駅でバスのチケットを買う際に、旧ソ連式ブリザード対応を受けましたが無事にバスに乗れました
プラハの空港で見つけたお土産物。京都に修学旅行に行った中学生が木刀を買うようなノリは世界共通なのかもしれません
飛行機のチェックインを待つ時間で、夕日と年季の入ったピアノが絵になっていました

そんなこんなで、どこを歩いても見どころばかりのプラハを後にて、帰りは飛行機でアムステルダムへ。
行きは電車で合計11時間ほどかかったのですが、飛行機だと3時間もかからずあっという間でした。
時間的にはロスだったかもしれないけど、やはりドイツ鉄道の旅は最高だったので、またいつか電車の旅はやりたいですね。時間を大切に使いたい…!

今回もご覧いただきありがとうございました。
また旅行の話もしたいと思います!実は帰りの飛行機もすごくよかったので…

さて、今月(2024年12月)はついに!
イヌ先生の新居の引き渡しと引っ越しがあります。
またnoteやX(Twitter)でも報告したいと思います\(`•ㅅ•´)ノ
すべてが無事に終わりますように…!


イヌ先生への個別相談(初回なんと無料)はこちらから✨

イヌ先生の会員制サークルでは会員を募集しています!
会員数は現在20名。和気あいあいとお金や趣味の話で盛り上がっております✨
気になる方はぜひこちらをチェックしてくださいね👇

YouTubeもぜひご覧ください🐶✨

それでは、また次の投稿でお会いしましょう!

いいなと思ったら応援しよう!