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ときどき原点を振り返ろう

壊れた自分の身体をどう治すか試行錯誤した経験というのが、その治療家にとっての原点になっていることがあります。

自分の不調を治すために身体のことを調べ、様々な治療法を身をもって体験する。
そうして不調から解放される頃には、自分の身体に対し、独自の哲学が出来上がっているのではないでしょうか。

あとはその哲学の後押しを受け、自身の技術を磨いていくことになります。

私も自分の身体を治すために積み重ねた経験が今の自分につながっているのですが、加えて、脳梗塞、てんかん、ナックリング…
愛犬がこういった難治性の不調になったのも大きいです。

「ものごとは常に原点に戻らないとカタチにならない」
という教えがあります。
三角形や四角形、円といった図形も、必ず始まりの点に戻ることでカタチとして成立します。
目的だって始まりがどこか分からなければ、進むべき方向を見失ってしまいカタチになりません。

ただ先だけを目指して進むのは、闇雲に線を伸ばしてるだけですね。

今年もあとわずかですが、私の目指す施術家からブレないよう原点を振り返り、新しい年を迎えようと思います。


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