Twitterスペース談義(中村佑介先生と話せた感激編)
まえがき
私は尊敬している方と話した後は胃が痛くなって吐きそうになる事を学びました。
Twitterのスペース機能でイラストレーターの中村佑介先生と話す事ができました。
ガチガチに緊張しました。
2021年5月4日みどりの日に
Twitterにスペース機能が本格的に導入されました。スペース機能については以下に詳細記事。
記事より
同機能は、「Twitter版Clubhouse」などと呼ばれていたもので、今回、Twitterのフォロワー数が600人以上の全アカウントを対象に、スペースのホスト(ルームを作成・管理できるユーザー)機能を提供する。ルームでは、ホストが招待・承認したスピーカーのみが発言可能で、それ以外のユーザーは、リスナーとして会話を聞くことができる。
※スペース機能はその場限りの会話を楽しむ物なので、詳しい会話内容等は書きませんが大事だと思った部分をここから書きます。
中村佑介先生の言葉
「見た人が何時間でも立ち止まって見てしまうイラストを描きたい。」
【目次】
まえがき
1.音楽コンサートの配信の話
チケット高い?
アーカイブ配信の期間短くない?問題
2.イラストにも印税が入ると勘違いしてた件
3.作品への感想はどんどん言うべし
あとがき
1.音楽コンサートの配信の話
直接ライブハウスやコンサート会場に行くことが難しくなり、インターネット上で観れる配信コンサートが増えました。
ライブの1番の魅力は生でミュージシャンを観ながら音を感じる事だと思っています。
それでも、配信ライブでしかできないカメラワークがあるのは強い武器です。
歌い上げるミュージシャンの汗まで見える超接近映像やバンドを後ろ側から見れる360°映像とかメリットも沢山できてくると思います。
しかし、生で観るのと比べるとどうしても配信のチケット代は割高だと思ってしまいます。
普通のチケット代の平均は3,000〜4,000円位(ドリンク代別)でこれより高いと少し買うのを悩む人も出てくるかもしれません。
中学生も観たくても買えない人もいるので、今の配信ライブのチケット代は2,000円位がちょうどいいのではないかと思います。
(映画のチケット代との比較の話をしました)
そして、アーカイブの観れる期間が短い。2〜7日位じゃ何度も観れる人は少ないです。
せめて、1年位アーカイブが観れても良いのではないでしょうか?
そのコンサートのBlu-rayやDVDが出るまで観れてもいいのでないかと思います。ぜひ、誰か試験的に挑戦して欲しいです。
これからの配信コンサートの発展には多様な意見が必要なのでこんな事があれば嬉しいという声はどんどん挙げていきます。
2.イラストにも印税が入ると勘違いしていた件
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDを買うとアジカンに印税が入ります。
私はイラストを描いている中村先生にも1枚売れたら印税が入ると勘違いしてました。イラストは買い切りなので、その時注文を受けた時点での収入で、その後CDが売れてもイラストレーターにはお金は入らないという事を知りました。
そこで分かったのが漫画家とイラストレーターのスタンスの違いです。
イラストはその1枚が既に宣伝効果を持っています。本やCD、食品のパッケージ等にイラストが使用された商品がテレビや新聞で紹介されれば、そのイラストと作者の宣伝になっています。
企業が何千万、何億円とコストをかけて行うCMが無料でできているのです。
そこからイラストや画集を買ってくれる人を呼び込む事ができます。
私は中村先生に「自分でアニメやMV(ミュージックビデオ)を作りたいと思いますか?」と質問しました。
アニメやMVは1人の作品ではなく複数の人が関わって作る作品になります。
人が足を止めて魅入ってしまうイラストを描く事が信念の中村先生に対してピントのズレた質問だったと反省してます。
漫画家は原稿料と単行本の売上からの印税が主な収入源です。作品を続けられるかは読者の力が必要になります。漫画も編集者や読者と共に作る複数の人が関わる作品です。
イラストレーター、漫画家、アニメーターは同じく絵を描く仕事ですが信念もその作品がもたらす影響も違うという事に気づかされました。
スペースではプロのイラストレーターや漫画家の貴重な会話が聴けるので面白いです。
3.作品の感想はどんどん言うべし
2.の項で書いた通り作者の生命線は作品の売上です。そして、モチベーションを上げるのはファンの感想です。
感想を言うのに遠慮はいりません。口コミでもTwitterでもブログでも方法は何でも良いです。作品への愛を世界の中心で叫んでください。
中村先生は「作品の感想を伝えられたら作者は絶対に嬉しい。」と言いました。
その感想自体が作品に対しての最大の宣伝になります。
一言でも良いです。「面白かった」、「凄い絵だ」と思ったら素直に声に出す事がとても大事だと学びました。
あとがき
特に趣味が無かった中学生時代
TSUTAYAで見かけたアジカンの『君繋ファイブエム』のジャケット写真に惹かれてアルバムを購入したその日から音楽が好きになりました。
森見登美彦作品の『四畳半神話体系』を表紙買いしてから読書をするようになりました。
私の芸術への関心の入口は中村先生のイラストでした。
その憧れの人と話せるとは夢にも思わなかったです。先生へ感謝を伝えられて本当に良かったです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
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