【おやすみ鯨の日記】自分のことしか書けない

 2023年2月26日
 おやすみと言いながら、初めて朝に投稿をしている。朝だろうが眠いので、おやすみでいいか。
 最近人のnoteを読むのが面白くて、暇な時間に読むことが多い。そこで思うのが、みんな面白いなあということだ。めっちゃ小学生みたいな簡単な感想になっているが…。その先の興味が持てる書き方や、その人のことを知れたような気になる文をみんな書くとおもえば、全くのフィクションを書いてる人もいて、とても羨ましい。わたしは、わたしの100%しか書けない。
 中学生の頃に二次創作小説は書いていた。それなりに反響はもらっていたが、気づいたらそのサイトから離れていて、大学2年まで全く文章を書かなくなっていた。そうして今、何を見ても何を読んでも、二次創作の思考は出てこない。自分がどんな空間が好きなのか、どんなものを生み出したいのか、0からは無理でも、二次創作のような1はある状態からの思考はまだ簡単なはずなのに。気づいたら、そんな状態になっていた。
 だから、大学2年生からはエッセイしか書いていない。ありのままの自分を読んでもらい反響をもらえるのは、すごく嬉しいけれど、有名でも、文章能力が抜きん出ているわけでも、面白い生活をしているわけでも、なんでもない自分を描き続けて、何になるのだとも思う。
 でも、結局全ての創作は自分の経験からなのかなと、思うことがあった。最近漫画家さんの話を聞く機会があったのだが、皆さんとても勉強されていたり、どこかに行ってきたりと行動していた。とにかく、どんなフィクションを書いていようが自分の経験・知識が元になっているようだった。それはそうだ、医者の話を書くなら医者のことを知らなければならないし、主婦の話を書くなら女性の気持ち、立場、生活を知らなければならない。
 結局はフィクションであれなんであれ、自分の経験で書いている。1%の自分の経験から、99%を付け加えて、何かを書く。だからわたしは、使える1%を増やすために色々なことを経験していきたいし、知っていきたいと思う。別に小説家になりたいわけでも、アイデアがあるわけでもないけれど、文章を書くということが、少なくとも私を助けているから。
 

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