転職実況中継 その4

その後もじわじわと状況変化が続いている。
今までにないパターンで、本当に、同じ転職なんてないんだなと感じている。
不安とやる気は紙一重。

どうやらすごく期待されているらしい。
だから、新しい形での条件を提示され、ものすごく困惑している。
やりとりが増え、確認事項が増え、調べることが増え、時間が想定以上にかかっている。まるで10-20年後に普通は味わうことを先取りしているみたいに。(都内で駅徒歩10秒の家に住んでたのに社会人2年目で車を買った時みたいだなと思ったり)

ただ、今までの仕事、もしくは経験やスキルが評価されているのだとしたら嬉しいし、その一方でものっすごくプレッシャーも感じる。
求められている仕事ができなかったらどうしよう。
頂く報酬に見合わない人材だったらどうしよう。
ただただ面接得意子ちゃんなだけかもしれない自分。大丈夫か。(それは企業の方が不安だろう)
そもそも会社に馴染めなかったらどうしよう。
ふ あ ん やーーーーん

ただ、その不安は、今と違うところへ、もしかしたらいわゆる次のステージ的なところに連れて行ってくれるのかもしれない。自分の頑張り次第だが。人生何があるかわかんないし、どうにもなんないし、思い通りに本当になんないから、とりあえず気持ちの赴くほうにいけばいいんじゃん?とも思ったり。してる。ほんとこんな人生ナメたような発想ができる自分は大層恵まれているんだと思う。すんません。(誰に謝ってるんだろう)

私は正直30歳以降の人生を真剣に考えたことがなかった。
なんだかもう大学生くらいに想定していた自分と20代後半の自分が違いすぎて、そのあたりからどこかでもう、人生について考えてもしょうがないって思ってきたのかもしれない。だからこそ、思い通りにならないなら、ちょっとでもやってみたい方、ワクワクする方に行ったほうがいいんじゃないかとも思うようになった。これが、今を変えたい気持ちの源泉になっているかもしれない。だって、大学生の時は、たしか外資系の企業(外コンとか行きたがってたパリピもどき)行って、28歳くらいで結婚して、二人くらい30代前半で子供産んで、30代後半とか40代前半で海外駐在とか行って、的なの言ってたけど、おい。おいおいおい。かすったのは1社目が外資系企業だっただけじゃないか。未来日記なんてあったもんじゃない。

逸れた。
とは言え、仕事頑張るしかないなら、頑張ってやろうじゃないの、どーせなら自分が好きな分野の仕事したいじゃないっていう勢いの自分も少しはいる。今のぬるま湯も、まぁ確かに新しいプロジェクトに参加させてもらったり、降って湧いてきたような謎な海外出張とか提案されたりいろいろ刺激的かもしれない可能性はあるのだが。(海外出張については、なんでこのタイミングで!みたいな状況で話が出てきた。行けるもんなら行きたいわそりゃ。でも転職するとなると、行けない。前の会社でもそうだった。留学行くなら海外出張は無しねって。まぁしょうがないんだけど)

転職活動だけじゃなくて、今の仕事もなんでかわからないけれど、すっごいタイトなスケジュールで動いてもらうことや、プライベートでのボランティア的なタスクも重なり、落ち着かない。そんな中でも新しく人に会ったりして頭や感情がさらに混乱する。自分で自分を苦しめているつもりはないんだけど、なぜかこうなってしまっている。

ほぼほぼ条件の詰めは来ている段階なんだけれど。もう行きたい意志も、現実的にも多分リスクは少ないんじゃないかと思えてきているんだけれども。
まだどうなるか分からないから、自分の中でももはやゲーム実況を天の目からしているみたいに思えてくる。

混沌としている。
不安。でも早くもう辞めたいんだ。
などなどいろんな感情が渦巻く今。

今は動く最中すぎて正直あんまり具体的なことは書けないけれど、いつか書ける時が来たら、もうちょい具体的にこの顛末を書いてみたいとも思う。


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