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メキシコに行った-その5
<オアハカ3日目>
旅が盛り上がりつつある、そして後半に差し掛かる。
今日も元気に朝から遺跡ツアーに参加。
私がどうしても気になっていたAlebrijesの工房に行く日!テンションは高い以外にありえない。
今日はまずは昼ごはんのパンを調達。相変わらずツアーについているランチはスルー。オアハカにパン屋さんたくさんあるんだけれど、妙に小洒落たところに辿り着いて、ちょっと高かったけど、まぁいっかと。
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ホテルに戻ってきて、初めてホテルで朝ごはんを食べて。オレンジジュース、ホットココア、パン、バター、ジャムなどが来て、名前は忘れたけどトルティーヤのトマトソースがけ、みたいな定番のを頼んだ。父はトマトとスクランブルエッグみたいなのを頼んでいて、フリホレス(だと思う)のサイドがついてきてた。どっちもちょうどいい加減(油、量、など)で、ええやん!って。この日はホットココアで、牛乳入りにしてみた。メキシコのカカオは、お湯割りの方がさっぱり飲めていい気もする。好みの問題かな。
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いい感じの朝ごはんでスタートは上々だったけれど、なかなか一筋縄では行かないメキシコのツアー笑 お迎えの人(ちょっと頼りない女の子)が来て、なぜかVanに乗るのではなく徒歩移動で。どうやら待ち合わせ場所を間違えたようで、お迎えの子のオフィスを経由して、結局ホテルの近くに戻ってきて、Vanに乗る。昨日のVanよりだいぶ小さくてボロいな、、、と思ってたり。。。そして、初っ端はMonte Albanの遺跡へ。今回のツアーはミトラ遺跡よりもオアハカ近郊を巡るイメージかな。相変わらず午前中はいい天気。ここで、英語ができるガイドのグループに合流して。モンテアルバンのメインの遺跡エリアに行くまでに、ちょこちょこガイドを受ける。時間稼ぎ?とも思えるけれど、まぁあまり気にせず。メインのところに行ったら解放されて。個人で自由に見てきてください〜みたいな感じ。やー、広い。ここも高台にあって、ピラミッドみたいなのもたくさんあって。ただ、ここは観光客がたっくさん。修学旅行みたいな団体、アメリカの謎な団体、人、人、人。広いからなんとかなってるっちゃなんとかなってるんだけど。あと、修復が大胆すぎる。それは過去の遺跡の意味がないんじゃないかってくらいそこかしこで修復。うーん、、、もちろん何千の前の歴史的建築物がたくさん残っているし、きちんと管理もされている。ただ、観光地です!感はちょっと否めない。スケールは大きい!いい天気で、美しい山々に囲まれた遺跡を味わう、ということはとても楽しかった!
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メキシコの大地!
そして、集合場所に戻ると、さっきのガイドから提案があって、ガイドの車に乗らないかい、英語できるガイドの方がいいっしょ、ということで車を変更。この時に、本当に同じ行き先行くの?とかあんまり確認しないで、OK!Gracias!となんも考えずに答えて。バスも大きくなってラッキー、と思って。よく分かってなかったけど、後々分かったのが最初に乗ったバスと後に乗ったバスは2台セットで同じ行き先に行くもので、片方にはスペイン語があんまり、という人たちも数人乗ってたという感じ。今回のグループにも、おじいちゃんが日本人というメキシコ人カップルがいて、日本に行こうとしててコロナで行けなかったけど、また行きたいと思ってる!みたいに話しかけてくれて、おーやっぱり親日の人が多い国なのかなぁと嬉しくなった。
そして、また乾いた山の中の村みたいなところに、細かい舗装なしの道路をブイブイ進んで辿り着いたのはMezcalの工房。あれ、これ旅程に載ってなかったけど、大丈夫?と心配になってガイドに聞くと、大丈夫大丈夫他の旅程のところもちゃんと行くから!と。なんのこっちゃわからんがMezcalファクトリー第2弾。昨日よりさらに手作り感あるところに来た。ここで英語での説明をしてくれた女の子にどこから来たか聞かれて、「日本だよ!」と言うと「日本のバレーボール好きなんだ!」と言われ、「え?バレーボール??」と不思議に思ってると、「I like Ran!!」と言っていて、あーー男子バレーはこんなメキシコのど田舎でも人気なのか!!!とめちゃくちゃびっくりした。日本に行きたいな〜と。おいでおいで、いつでもおいで〜って感じだったわほんと。ここではJovenのメスカルをメインに、Espadin種だけじゃなくてWildの希少種とかを試飲。(ここでは私は飲まなかったけど)ラベルがモダンでオシャレだったな。
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そして次の目的地がAlebrijes(動物の木工)で有名なTilcajete村へ。木を彫っていくところ、細かい絵付けの様子を見学して。前々日に、オアハカの街で色々木工を見て、丁寧に作られているもの、そうでないものの目利きがある程度できるようになっていて。丁寧に作られたものは、まさに芸術品。露天で売られているものとは訳が違う。こちらの工房でも信じられないくらいの量の木工細工が売っていて。どれもこれも素敵なんだけど、ひと区画、明らかに高級そうなところがあって。オアハカの街にあったのの何倍もスケールが大きくて細かくて、本当に何百万円とかのものが並んでいて。写真NGだったんだけど、この空間が天国すぎた。超一流のレストランやラグジュアリーホテルのロビーとかにありそうな感じだった。芸術作品としか言いようがない。この区画以外も、ありとあらゆるAlebrijesがあって。1日でも2日でもずっと居られそうだった。私はジャガーと、イニシャルのキーホルダーを購入した。どちらもありとあらゆる色が使われていて、お気に入りすぎる。日本から何時間かかっただろう、ここに来るまで、もう一生来れないかもしれない、ずっとずっと憧れていたカラフルなメキシコの一部を自分の生活に取り入れられるなんて、どう考えても最高に幸せだ。できることならまた来たい。
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そして、3時ごろようやくランチに。(後でメキシコ人の友人に聞いたけど、ご飯のタイミングはスペインと一緒、つまり日本より+2時間くらい。なんと。)ペッコペコで、朝のおしゃれパン屋で買ったサンドイッチを食べる。パンめちゃくちゃ美味しかった!もちもちで、いろんな穀物の味がして。そういえば、パンに辛いソース、甘いソースどっちつける?って買った時に聞かれて「辛いので!」と言ったら、ソースが確かについてきたが、、、見覚えのある虫ちゃん(Chaplines)が入ってた。これが味変になかなかいい役割を果たしていた。オアハカは、どの小さな村も、おしゃれな壁画みたいなのがあちこちにあって、とても面白かったなー。そして、最後の訪問先、Dona Rosaの黒い陶器の工房に行って。この頃には土砂降り。雨季ですね。夕方はもう雷雨。カラフル狂いの私は黒い陶器にはあまり興味を持てず、あと、もう疲れ果てて、早く帰りたいな〜と思っていた。すんませ。
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でも、、、雨で、帰宅時間にどんかぶりで、渋滞に巻き込まれ、帰りたいのに帰れない。涙。そして、今思えば悪夢はここから始まる。ようやくオアハカの街に帰って、ディナーにシーフードを食べにいく。父はでっかいエビのフリットみたいなの、私はセビーチェ(生魚。ねぇ。何やってんの私。)とシーフードスープ。このセビーチェで私は胃腸を完璧にヤられ、この後のメキシコシティの日程の2/3を最悪のコンディションで迎えることになりました。海外で生物を食べては行けません。これ、鉄則。(ヨーロッパでは食べまくってたんだけどなぁ、、、、)後の祭りです。さらに私はこの後チーズの特大アイスを完食。これも絶対良くなかった。でも美味しそうだったんだもーん。。。案の定この日の夜中から、激しい腹痛、下痢、腰痛、吐き気、何がなんやら体が狂ってしまいました。インドの再来!と思ったけれど、インドより回復に3倍くらいの時間を要した。
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興奮しまくったオアハカの旅はここまで。次からは一瞬たりとも気が抜けないぜ、メキシコシティ!