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夢女子ワイの悩み

夢女子(ゆめじょし)とは、「夢」と呼ばれる創作ジャンルを愛好するオタク女子、という意味で用いられる表現。 アニメやマンガなどの作品世界に、自分が考案したオリジナルのキャラクター(あるいは自分自身の投影といえるキャラクター)を登場させ、作中のキャラと懇意になったり恋愛関係を築いたりする展開を楽しむ女性のこと。

weblio国語辞典

私はここに上記の通り、夢女子である。
夢女子と言ってもジャンルがさまざまで、一括りにはできない。

たとえばオリキャラを作って既存キャラとの恋愛を楽しむ者。個人的にはもはや夢じゃなくてCP厨だろこんちくしょう。と思っていたのだが、国語辞典によるとしっかり夢女子だった。
(オリキャラの恋愛を楽しんで(同じ夢女子なのに)自己投影に冷やかな目を向ける者もいるので、一括りにはできないのだ)

そんな中で私はがっつり自己投影する夢女子である。
投影というか、もはや自分自身。容姿も声も能力もまるっきり自分自身。なので厳密には投影していない。
夢小説を読む際などは「自己投影型」で間違いないのだけれど。

そんな私の長年の悩みを、特に理由はないけど吐き出しておきたい。


私は1つのアニメにつき1人必ず本命を決める。
三次元の男性にミリも心が動かない代わりに、恋愛対象ががっつり二次元に入ってしまっている私は正直どのキャラでも夢はみれるのだが「夢女子としての娯楽的」であって、「二次元を恋愛的に本気で見てる自分」としての本命が必要なのだ。分かってもらえるだろうか。

ただ、ジャンル関わらずに好きなキャラクターもいて、いわば本妻。
待て。これだととんでもない浮気者だな……。説明の仕方が悪いのかもしれない。

作品ごとの本命は「この作品の中に自分がいたら絶対好きになる」人のことであって、1人だけ「作品という枠組みに捉われず好き」な人がいるんですよね。だからその1人が1番で、それ以外は同列2位、みたいな。
まあ順位つけるのもなんか嫌なんですけど。

わかりました。私のことはリゼロのレグルスと大体一緒だと思ってください。
性格も若干似てるし、私はすべての二次元男子を平等に愛してみせますからね。


閑話休題

そんなこんなで沢山好きなキャラクターがいるのはお分かりいただけだだろうけれどここで悩みの1つ目。

ワイの好きになるキャラなんで全員女がおる……?

しかも「彼女」じゃないんですよ。彼女がいたらすんなり諦められますよ。まあ恋心は消えずとも、「お幸せにね」って言えますよ。

でもそうじゃないんです。
「お互いがうっすら好意を持ってるのにどちらも踏み込まない」とか「女側ががっつり好意を持っている」とかそういうのばっかりなんですよ!

私はですね、恋する女の子は応援したいし、好きになったキャラクターの誰かを好きになるという権利を侵害したくないんです。
なので他の自己投影夢女子の方々とは違って両思いになることがないんですよね。
彼が誰を好きになるかは彼自身が決めることであり、私が勝手に決めていいものではない……という考えなのだ。

※「いや、二次元なんだから誰も両思いにならないだろ」と思ったそこのあなた。夢女子界隈には「旦那様」という文化があり、交際や結婚しているという設定のもと周囲とコミュニケーションするパターンが存在する!私と同じくガチ恋型である!


永遠の片思いならこちらだって構わない。もとより二次元に恋した時点で覚悟の上だ。しかし、「彼を好きな女」と「彼が好きかもしれない女」が存在した時点で私は「彼らを応援する」という選択肢しか無くなるのだ。

というか、会えもしない言葉を交わすこともできない私よりも、同じ世界の愛してくれる人と幸せになってほしい。

で、私の好きになる人そんなのばっかり。1人くらい完全に私が遠慮なく好きでいられる人いても良くないか。

ちなみに乙女ゲーは主人公の顔が存在する時点で「私ではない」カウントになる。

最近はちょっと解決できそうなキャラ(刀剣乱舞である)がいるのだが、結局私の1番は他の女が気になっている(くせにそれを無かったことにしようとしてる)から辛い。漫画読み返す時に私がどんな顔をしているかも知らずに涼しい顔しやがって。それでも好きだ馬鹿野郎。

最近見始めたアニメも、「あ、このキャラ絶対好きだ」と思ってまず最初に「(キャラ名) 恋人」で検索して相手がいて絶望したし。まあ見るけど。

これはどうしようもない悩みですね。
本命が自分を見てくれる可能性がなくて、それが悲しくて他の男探しに色んな作品に手を出すの悲しきモンスターじゃないか。
でも好きになるキャラクターは全部同じくらい大きな愛で包んでいるのでね。本気で全員「推し」とかじゃなくて「恋愛的に」なんですよね。
逆に「推し」とかはあまりいない……。


もう1つの悩みは本当にしょうもないのだけれど、キャラクターの呼び方の話。

私はアニメを見ながら同時進行で夢小説を脳内で築き上げているので、必然的にキャラクターの呼び方が「実際に同じところにいたときに私が呼ぶであろう呼び方」になるんですよ。

驚いたんですよ。外でアニメ好きだって言ってる陽キャと話したときにキャラクターを呼び捨てにする率の高さに。
まあ大した人数と喋ってないんで実際多いかは知りませんけど。

そんなこんなで、その陽キャさんと会話するときに私がキャラクターのことを呼び捨てでないのがなんかおかしいことのように感じる。
「〜くん」とか「〜さん」とか。

変なことではないんだろうけど、勝手に気になっちゃう。

多分私が夢女子っぽいことして引かれているかもって気にしすぎているのかもしれない。
実際、恋愛対象が二次元というとかなり引かれる率が高い。受け入れてくれたと思ったら、ライトな夢女子として見られてたり。ガチだとしれたらドン引き。

ましてや私はレグルススタイルで(それぞれをちゃんと尊重してる点では違うけど)たくさんのキャラに重すぎる愛情をぶつけているわけですから。

夢女子バレしないでアニメを語り合うのも難しいよね……。だってそれ前提で見ちゃってるわけだから。

もちろん、作品のストーリーとかいろんなキャラの心情とか考察とかもするけど。

それはそれで早口長文ヲタクになってドン引きされる。
意識してゆっくり話してるけどそれでもまだ早い。時間が私に追いつかない。

何が書きたいのかわからなくなってしまった。
まあ多分片思い確定しているのに「彼女未満」の女がそばにいるのが辛かったんだ。


ちなみに、たくさんのキャラにクソ重愛情をぶつけている時点で大浮気者には変わらないのだが、もしこれを1人にぶつけて……ましてやその相手が好きな女なんていようものなら私は爆散している。

愛を分散することによって自爆を免れる一種の防衛本能だ。二次元じゃなきゃ許されない所業。
(「ガチ恋」に分類されるのだろうが、大人数の場合「ガチ恋」といえるのかは微妙だ……)

なんかワイ面倒臭いヲタクだな。

なにか心情に変化ができたり、「書いてみたけどなんか違うな」と新たな自分の考えを発見したらまた文字に起こします。


んで、オチが思いつかないのでこのまま終わります。


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