トレーニングテクニック
おはようございます。
タカシです。
更新速度がゆっくりになってきましたがnoteを書くこと自体は癖付けされたので宜しくお願い致します。
遅いのは書くネタを整理できないからです。
ーテクニック的なお話ー
今日は僕がしつけ訓練で使っているテクニックの一つ行動分析について少し書きたいと思います。
心理学的には少しメジャーじゃなかったジャンルの行動分析学です。
発達心理や教育心理の講義の中では一度も聞いたことがなかったです。
僕がこの考え方に出会ったのはドッグカフェに勤める少し前なので6年ほどしか勉強できてはいません。
専門家から見ると幼稚で的外れなことを書くかもしれませんがご了承ください。
ーはやりすたりー
この行動分析はトレーニングテクニックの中で大ブームを起こしたジャンルです。
「怒らない子育て」「ほめて伸ばす」「陽性強化」
どれか本屋さんで見たことがある単語かと思います。
これらは行動分析学の考えからきている単語たちです。
すごく耳触りが良いのでブームになりました。
ただ、現実にきちんと使いこなしていた人は少なかったと思います。
それは行動分析の全体を見ておらず良い面だけを使おうとしたことにあったと思います。
「理想論ばっかりで結局現場で使えないやん!!」
結構聞きました。
それが良い面しか見ていないいっちょ咬みな証拠です。
ー行動を分析する学問ー
行動分析学はあくまで学問です。
その行動の原因は何か?なぜその行動が起きるか?
を分析する学問です。
ここに支援者や対象者の気持ちはいらないんです。
対象者の気持ちの変化が重要な部分もありますが、見えない他者の心を探るのではなくただ現実に起きていることを機械的に分析するんです。
心の変化がいらないというわけではありませんが、心の変化を予測することによっておこる誤解(間違った答え)をできるだけ排除するため支援者も対象者も機械的にみるんです。
ターゲットとする行動が問題行動かどうか、いかに修正するかは後で考えます。
ただただ今起きていることを分析することでどのような対応がベストか探る作業のための資料集めのテクニックです。
ー問題解決のテクニックではないー
問題解決のための資料集めであり解決をするためには支援者個人が考えるのです。
犬の無駄吠えもそう。
「吠えたら無視しなさい!!」
「天罰方式だ!!」
ではなく考えるのです。
その時ベストな方法が「無視」や「天罰」かもしれません。
工務店の社長さんの口癖で「ちょっと考えるわ」ってのがあったんですが、まさにそれです。
金槌はこう使うのこぎりは図面はこう読むはテクニックである道具ある材料で求められた工事をするためには「ちょっと考えるわ」なんです。
時間がなくなったので今日はこの辺で。
お付き合いいただきありがとうございました。
2019年5月末に出張型ドッグトレーニングスクールを始めました。 犬と飼い主の関係づくりのお手伝いをモットーにやらしてもらっています。 アイコンタクト アイコンタクト とばっかり言う地味なトレーナーです