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パターン化するために②

おはようございます。

タカシです。

本日二度目の投稿です。

お付き合いありがとうございます。

ー道徳と倫理ー

僕の教員免許は中学校(社会)高等学校(公民)です。専門的に勉強してきたのは倫理。一番就職しにくい教科しか持っていません。

一人遊びの中に脳内授業があります。

「今日から倫理の授業をさせてもらうタカシです。」

「よろしくお願いします。」

「今日は『道徳と倫理』について考えてみようと思います。」

「『道徳』と『倫理』なにが違うでしょう?」

「ぼく個人の考えです。ヒントに使ってください。」

「ある集団の中で生き抜き集団からはぐれないようにするためのルール作りが『道徳』。自分自身という個を集団の中で見失わないようにするためのルール作りが『倫理』。だと思っています。」

「僕が学生の頃『KY』という言葉がはやりました。」「『空気読めない』ですね。」

「じゃあ、『空気』って何?読む必要のあるもの?」

「この教室にも『空気』があると思います。そして『空気』が読めない人は、ちょっと変わった人として扱われていると思います。」

「集団とはそういうものです。わけのわからない『空気』というものに縛られることにより集団の結束を強くしています。」

「『KY』は集団にとっては異常者で集団の結束を壊しかねない危険因子です。」

「学校で先生に歯向かわないほうがいい。。。」

「これも『空気』です。」

「この『空気』を読めず先生に殴りかかってきたとすると、その子は学校集団を脅かす危険因子です。」

「『KY』です。」

「『KY』が修正されなければ学校は何か理由をつけて退学という排除行為にでます。集団を守るためです。」

「この『KY』は別の集団においてはヒーローになりえます。」

「先生に歯向かうなんてすげ~w」

「そんな集団もあります。その集団の中での『空気』は喫煙であったりするかもしれません。」

「そこでは先生がムカつくことをしたのに黙っている人が『KY』になりえます。」「喫煙者を教師にチクる」「『KY』は完全に排除対象です。集団を守るためには必要な行為です。」

「異常か?普通か?そんなのは属している集団の『空気』によってかわります。」「異常集団の中の普通が『KY』になり、普通集団の中の異常が『KY』となります。」「異常も普通も集団によって変動します。」

「お酒が飲めるようになって感じたことを例に出します。」

「僕が飲み会に行くようになった時代は『最初の1杯はビール』という『空気』がありました。」「最近若い子と飲む機会があったので気づいたことは『最初の一杯も好きなもの頼もうよ』という『空気』です。」「この集団の中で『ビールは乾杯のタイミングを合わせるため~』なんて説教しようものなら『KY』なオヤジです。」

「これが『空気』です。」

「この『空気』をルールとして言葉化して理解する方法が『道徳』だと思っています。」

「じゃあ『道徳』の中では個人はいらないの?という話になります。」「属している集団から排除されないように『自分』を殺すべき?」

「疑問とジレンマが出てくると思います。」

「これを解決するための『倫理』です。」

「『倫理』は自分を集団の中で殺さず保っていくための『自己のルール』を作る作業だと思っています。」

「そのためのヒント集め作業が倫理科です。」


「ちょっと長くなりました。また次回にでも。」

「これは宿題です。」

町のラクガキについて、あなたなりの答えを出しなさい。

以下はヒントとして使ってください。

・法的には悪

・人には承認欲求がある

・ラクガキには大きく分けて2種類ある

自分の感性の表現(グラフィティ等)

自分の力の誇示(マーキング等)

・「自分はここにいるよ」という叫び

・自己表現の強要は善か?悪か?


わけのわからない一人遊びに長々とお付き合いいただきありがとうございました。

2019年5月末に出張型ドッグトレーニングスクールを始めました。 犬と飼い主の関係づくりのお手伝いをモットーにやらしてもらっています。 アイコンタクト アイコンタクト とばっかり言う地味なトレーナーです