犬のトレーニングのお話
おはようございます。
あいかわらず寝起き一発目から「しんどーい」と言ってしまうタカシです。
言葉に飲まれてしまわないように「そんなはずはない!!よく寝た!!」「元気!元気!!」と散歩中のシオン(愛犬)に語るタカシです。
ペットとしての犬の世界にいると「え?」と感じることが多くあります。
愛護団体や飼い主さんたちにとっては不快なことを書くとは思います。
ダメならここで閉じてください。
もう一度、僕の本心が気に入らなければ。
ここで閉じてください。
では、
このことを書いておかないと僕のトレーニングは結局今までと同じ自分を殺した商業主義トレーニングになってしまいます。
独りよがりな発言なことは理解していますが、お付き合いいただけると嬉しいです。
ー言葉狩りによる問題への誤魔化し-
犬をどう呼びますか?
ドッグカフェで勤めていた時お客様のワンちゃんを「犬」と呼ぶことはありませんでした。
「ワンちゃん」です。
理由は単純で「犬」と呼ぶと嫌がる方が多かったからです。
僕は「犬」は「犬」と思う人間です。
「子供」を「子ども」や「障碍者」「障害者」「障がい者」などにする教育・福祉業界と同じく犬の業界も言葉狩りが始まっています。
確かにその言葉を使うことで不快な思いをする方がいること、ならば使わないでよい。新しい言葉を使おう。
すごくいいことだとは思います。
でも僕はそのことを主張し正義のように振り回す人が大っ嫌いです。
「おまえ養護か?」「ヨウゴ」と小学生の時に言われた人は居ますか?言われた又はその悪口を知っていれば僕と同い年です。
今「養護学級」は「支援学級」となり学校名がついたり別の呼び方のクラスになっています。(「ひまわり学級」や「なかよし学級」みたいな)
これで何か変わりましたか?
「おまえ支援か?」「ひまわり行ってこい」僕が小学校に勤めていた時に聞いた言葉です。
本質は何も変わっていません。
ただ当事者たちがきれいな言葉でごまかして本質をさらに見えなくしているようにしか感じません。
「犬」を「ワンちゃん」と言い換えたりりすることで犬の本質は変わりましたか?
「養護学級」を「○○学級」に変えたことでイジメはなくなりましたか?
その言葉があるから差別やイジメが生まれるとは思いません。
そのものの本質を理解し深く考えることが問題解決の近道だと思っています。
先日子どもが 「道徳の時間に、なぜイジメが起きるか?意見を書きなさい」 って課題があったらしく 「人間は自分が底辺だと思いたくないから下を作る」 「って書こう思ったけど。。。」 と言ってました。 |タカシ(福路トレーナー教室)|note
「ワンちゃん」でも「犬」でもどっちでもいいんじゃないですか?
僕が「犬」と呼ぶからと言ってトレーニングに対する真剣度が変わりますか?
おまえだよおまえ!!
「指導員をしているタカシです」
「指導員?」「支援員でしょ?」
初対面の人間のあいさつに食って掛かってきやがって!
その言葉のルールはお前の施設だけでやっとけ!!
俺がどのようにかかわってるか?どんな事をして、どのように考えているか?見たんか?
「はじめまして」のあいさつに「はじめまして」が返せないくせに言葉狩りか?
ごめんなさい。。。
いやなこと思い出して感情的になりました。。。
でも今の言葉狩りの多くはそういうことです。
そして一般の人は言葉狩りされた言葉(音)の本質ではなく耳障りのよい新語(音)しか知らなくなり何故言葉狩りの対象になったか考えないで使います。
本質を理解していて「やっぱり差別用語だから使わないでおこう」と思えるのと。
耳障りの良い新しい差別用語(になる可能性のある言葉)を気軽に使うこと。
教えていかなければいけないのは前者だと思っています。
教育者や支援者そしてドッグトレーナーすべての世界に言葉狩りをして自分の正義を強要する人がいるとは思います。
その人を良く観察してみてください。
僕が出会った人たちは、あまりお行儀のいい人たちではありませんでした。
そして皆さん勉強熱心で新しい支援方・教育方の吸収に力を注いでいました。(ティーチ~ABAぐらいまでしか見ていませんが)
でも多くの方から感じることができたのは「いっちょ咬みプロ」感でした。
ティーチもABAもかなり難しい手法です。対象者にはわかりやすく支援者には理解しにくい手法だと思います。
かなり強力な手法です。無意識で虐待まがいなことをしている可能性もある危険な手法です。
一時報酬から考える(褒めると怒ると虐待と)|タカシ(福路トレーナー教室)|note
「この手法は流行が過ぎたし、効果なかったわ~」って新しい研修に行くぐらいならその手法で出来る限りのことをしてみてください。
「これって虐待っぽくない?」って思えたらやっとスタートだと思います。
長くて1ヶ月の研修で理解できる(使っていい)手法はないと思います。
研修は「プロ証明」をもらうところではなく、「どの道を進むか?」選択するためのものだと思います。
僕もやっと犬とトレーニングのスタートには立てたと思います。今からダッシュ!!ではなく歩き出そうと思います。いきなり走るとこけるし、道は長いから疲れるし。
前に師範が言われた言葉で締めたいと思います。
「弓道は的に当たることが当たり前になってからが本番」
愚痴のような独り言で不快にさせて申し訳ありませんでした。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
ー(自己紹介?)現在編集中ですー|タカシ(福路トレーナー教室)|note
2019年5月末に出張型ドッグトレーニングスクールを始めました。 犬と飼い主の関係づくりのお手伝いをモットーにやらしてもらっています。 アイコンタクト アイコンタクト とばっかり言う地味なトレーナーです