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たまにはトレーナーらしく。

おはようございます。

タカシです。

トレーナーのnoteとして始めたはずが、訳の分からない文章ばっかり投稿しているタカシです。

昨日の現実逃避思考からまた頭の中は教育福祉関係でいっぱいになってきていますが、そこはいったん置いといて。。。

本日はトレーナーっぽい事を書いてみたいと思います。

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ー犬のしつけで大事なことー

そもそも、しつけってなんな?

って話になるのですが、

人間ではしつけの意味が少し変わってきます。


人間社会において生き辛さをなくすことを大目標にしていることは同じですが


人間の子どもは将来自立し自分の人生を歩んでいくときに必要な社会の基本ルールを教える事、その子がその子らしく生きていくために苦労しないようにする事

を目標にしています。

が、

犬を同じように考えることはできません。

社会的に自立した犬って。。。

野良犬ですからねw

そこを目指すのであれば人間がしつける必要はありません。

犬を犬らしく育てつつ、人間社会で生きていくためのルールを教える事が犬のしつけです。


犬は一生飼い主がいないと生きていけません

一生守られるべき存在です。


ーそれってしつけにひつよう?-

「うちの子○○が出来なくて。。。」

それで困っていますか?

困っていなければあなたでのしつけは完了です。


無駄吠えが酷くて…

これも、近隣に全く迷惑が掛からず飼い主さんが苦痛に感じていなければ問題行動ではありません。

そういった環境であれば番犬(イノシシなどの害獣)をしている、人間と野生動物の生活圏の区別ラインを引いてくれている

賢い愛犬じゃないですか!!


もともと犬は人間社会化し飼いならされた野生動物だと言われています。

家畜化社会化は意味が違います


社会化とは野生動物自ら人間社会に近づき暮らすことになった状態を指します。

一方的人間のメリットのためだけ飼いならされたものを家畜化と言います。


社会化した生き物です。

原始のには人間社会に近づくメリットがありました。

人間にもメリットがありました。


人間側のメリットの一つに番犬があったんです。

余所者(他の野生動物含む)と集落を区別する。

ココからは人間社会だよと線を引く仕事がありました。


危険を知らせる番犬の仕事も当然ありました。

そこが家畜と犬の違いです。


今、無駄吠えと呼ばれ問題行動の代名詞となっている現象も人間側のメリットでした。

それを許すことが出来る環境下においてはしつける必要はないんです。


また話が訳の分からない方向に進んだので。。。

話しを変えます。


ーすっごく簡単に犬の行動みてみましょうー

僕がトレーニングの時に使っているテクニック理論の基礎に行動分析学があります。

すっごく簡単にいうと

なんかメリットがあるからその行動は増えていく。

って感じです。


食事中の要求吠えで説明すると。

吠えたら(小さな声でも)。

一回もらったことがあるんです。

食事中においしいものを。


後は、またもらえるか?もらうためにはどうしたらいいか?犬が考えた結果要求吠えになるんです。


「一回もあげてない!!」

「もしかしたら落ちたご飯を食べたかもしれない?」

「ご褒美の時に吠えた瞬間あげたかも?」

「でも二回目はないよ」「1回だけ。。。」


一回でも行動を増やすには十分なご褒美だったのだと思います。

一回あげてその行動が増えてきたのなら、その子にとってはしつこく挑戦するだけの価値があるご褒美事件だったんです。


食事と言うものは生物にとって繁殖行為と同じく最重要課題です。

それだけご褒美としての力は強いのです。


飼い主がテーブルで食事しているときの要求吠えの原因は、吠えたら何か良いことがあったと経験学習させた飼い主の行動です。

テーブルからご褒美を与えていなくても

その犬の食事の時に

「ちょっと待ってねー」

「ワンワン!!」

「ハイお待たせ~ご飯だよ~」

ってのはしているかもね。


吠えたらご飯が食べれた。

じゃあ吠えるよねって事です。


問題行動の多くは飼い主がどこかでその行動を教えているんです。

犬にとってお座りしたらご褒美がもらえる

のも

無駄吠えしたらご褒美がもらえる

のも

飼い主とのトレーニング結果なんです。

飼い主にそう教えてもらったんです。


だからどんなに問題行動犬でも問題行動が強化(増えている)って事はトレーニングできない犬じゃないんです。

悪い事勉強できるなら

良い事勉強させてあげればいいだけです!!


「バカ犬!!」っていないんです。

バカと言われる行動を教えてもらったから実行してるだけです。

教えたのは飼い主なのに褒めてもくれず問題行動にされる

犬にとって理不尽すぎますよね。

だってそう教わったんだもん。


出来ない子はいないし

問題行動犬もいないんですよ

そうなるべくしてそう育った結果が今のあなたの愛犬です

「ごめんね。。。」

「一回そう教えたかもしれないけど私が間違ってた。。。」

「新しいルールを一緒に作っていこうね」

ってダメ犬認定する前に飼い主さんが思ってくれるとトレーニングしやすいです。


お疲れ様でした。

本日もお付き合いいただきありがとうございました。

相も変わらず自分の考えを押し付けただけの駄文で申し訳ありません。

脱線に脱線を重ねて本日書きたかったことは書いていませんw

ーレッテル貼りは悪い事ー

って書きたかったんです。。。w

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2019年5月末に出張型ドッグトレーニングスクールを始めました。 犬と飼い主の関係づくりのお手伝いをモットーにやらしてもらっています。 アイコンタクト アイコンタクト とばっかり言う地味なトレーナーです