就活は重要だけど重要じゃないようで重要

学生生活、最後の最後でぶち当たる壁【就職活動】

就職活動は重要である。

新卒就活はこれからどう生きるか、どういう人たちと関わりどんな仕事をするのか、どのぐらいのお金を稼いでどの程度の生活水準を保つか。

これら全て決まるのが就職活動である。

だからこそ就職活動には真剣に向き合い、面接にはしっかり対策をして挑もう。

しかし、就職活動で名だたる企業に内定を貰う＝成功ではないのも事実だ。

実際、一流企業で働き始めても激務に体が追いつかず、メンタルダウンしてしまったり

働き先の同僚や上司と馬が合わず、上手く人間関係を築けなかったりする。

今時、転職活動は普通のことだし、会わなかったら転職すればいい。

だから就職活動に精神的な重みを感じすぎる必要はない。
こう考えれば、新卒の就職活動など対して重要ではない。

しかし、就職活動は重要だと思う。

これは皆が知っている企業に行けるかどうか、年収の高い企業に行けるかどうかが重要ということではない。

自分の理想と現実を把握し、上手く折り合いをつけるという意味で重要だと思う。

例えば、私の理想は広告代理店に勤め、毎日残業続きでもやりがいを持って働く。高収入キラキラOL生活が理想だ。

しかし、現実として、まず広告代理店に勤めるようなキラキラで明るくて社会人になっても飲み会でコールして楽しむような人たちとは仲良くなれないだろう。
さらに、好きな仕事であっても残業続きであれば私の体力は持たないのではないか。
実際私が電通で働いたところで、すぐにメンタルダウンする未来が見える。

この理想と現実のうまい折り合いを探すのが重要だと思う。

自分の理想を追いかけたいからと言って、自分の適性をガン無視すればメンタルが追いつかなくなってしまうし、一度メンタルに支障をきたすと社会への復帰にある程度長い時間かかってしまうのが事実である。

社会に出て再起不能になってしまう前に、今一度自分について考え、振り返る必要があるという意味で就職活動は重要である。