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ミュージカル『GIRLFRIEND』を観て演劇にハマった社会人1年目OL


はじめまして…

はじめまして、Luと申します。
本当にこの前社会人になったばかりの社会人1年目OLです。
見出しにあるとおり…ミュージカル『GIRLFRIEND』を観て演劇にハマりました。
今回は、そんな私がなんでnoteを始めたのか、少しお話しさせてください。

こんなに美しくて、胸がギュッと締め付けられる作品なんてもう出会えないんじゃないか…

私が初めて舞台を見たのは、当時ハマっていたアニメ『文豪ストレイドッグス』の舞台、いわゆる2.5次元作品だったのだが、そこで役者さんたちが原作の雰囲気や役に入り込んで一つの舞台を作り上げる姿に魅了された。

そこからは自分の好きなアニメや役者さんが出ている作品を観に行くことが多かったのだが、元々洋画や海外原作のファンタジーが好きだったこともあり、ブロードウェイミュージカルやシアタークリエで公演されている作品もいつか見てみたいと思うようになった。

そして、馴染みのある役者さんが『GIRLFRIEND』に出演すると知り、さっそくチケットを取った。最初は「とりあえず観てみるか…」というような軽い気持ちだった。アメリカのシンガーソングライターのマシュー・スウィートのアルバムをもとに作られたミュージカルだと知り、予習のためにアルバムもダウンロードした。ただ正直、普段洋楽を聴かない私にはそこまで響いてはいなかった。

そして観劇当日。少し早めについて、公演パンフレットを買って席で待っていたら、「作家ノート」なるものをもらった。それを読んで初めてこの作品が「同性愛」を描いたミュージカルであることを知った。そのノートには作品の舞台である1990年代のネブラスカで同性愛者がどのよう扱われてきたのかが書かれてあった。

大学では国際系の学部に通っていた事もあり、LGBTQの話題はよく知っていた。今よりも理解が浅かった時代、ウィルとマイクがどんな気持ちでいるのかと考えると、決してハッピーな物語ではなく、その大きな影の部分に触れるような作品なのではないかと胸がギュッと苦しくなった。

ただ作品が始まると、マイクとウィルが2人だけの世界ですごくキラキラしていて、もちろん大きな壁があって順風満帆にはいかないのだけれど、自分の高校時代と重ねてこんな時もあったなと懐かしく思ったり、マイクとウィルが2人で過ごしていくうちに、お互いが自分らしくいられる場所だと気づき惹かれあっていく姿が本当に美しくて、もどかしくて、苦しくて、大袈裟に聞こえるかもしれないけど、「人生でこのミュージカルに出会えることができてよかった。」と心の底から思った。それこそ私の人生もミュージカルになった気がした。

絶対に残したい

初めて観劇した日その場で次のチケットを購入した。次の日の職場でもお昼休みにもう1公演追加購入。そしてなんやかんやあって計5公演分のチケットを購入。

社会人1年目で、自分の希望とは全く違う職種に飛ばされた。配属後も全く楽しくなくて、でも唯一良かったのが職場がシアタークリエに近かったことだ。本当に嫌だった通勤電車が『GIRLFRIEND』の曲を聞けば、私は1993年のネブラスカにいることができたし、ずっと余韻に浸っていた。

もともと影響されやすかったり、好きな作品を見た後はなかなかその世界から抜け出せないタイプではあったけど、家で「Looking up the sun」をソウルを入れたマイクの真似をしながら大声で歌いすぎて親に怒られるほどに余韻に浸っていた。

人生で演劇にもう一段深くハマった作品だったなと思ったし、この気持ちを絶対に残しておきたいと思った。多分この後『GIRLFRIND』の観劇レポートを連投する気がするので、作品の魅力はぜひそちらを読んでほしい。

この記事を読んで、実際に観劇に行った人には共感してくれたら嬉しいし、少しでも興味を持ってくれた人がいたら是非観に行ってほしい…

といっても、公演はあと2日、それぞれのペアの千秋楽のみ…

この作品がずっと続いてほしいし、あわよくばまたこの6人の『GIRLFRIEND』が観たい…

私も観劇に行けるのは明日(というか今日)のあと1公演…

全力で記憶に残したい。




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