【イントランス】世界の観光都市ランキング
こんにちは、株式会社イントランスのIR担当でございます。
前回に引き続き、より幅広い「観光・インバウンド業界の情報」等についてご提供しております。
本日は、2023年年末に公表された「世界の観光都市ランキング」についてみていきたいと思います。
1.東京がトップ10入り
国際的な市場調査会社として知られている、ユーロモニターインターナショナルが、2023年末に「世界の観光都市ランキング2023」を発表しました。
このランキングは、100にもおよぶ都市について、6つの主要指標を元にスコアリングしており、東京は前年の20位から4位に急上昇しました。
東京が評価された理由は、観光インフラの発展が評価された他、円安の影響等もあったようで、初めてこのランキングのトップ10入りを果たしたそうです。
2.ランキングの評価方法
「世界の観光都市ランキング2023」は、6つの主要指標に、詳細の55個の要素をそれぞれスコアリングしたものだそうです。
6つの主要指標は「経済とビジネス」、「観光」、「観光インフラ」、「観光政策と魅力」、「健康と安全」、「持続可能性」とのことで、東京は特に「観光インフラ」で高評価を得たとしています。
3.ランキングの概要
(1)ランキングのトップ10
トップ10に選出された各国の都市は、以下のようになりました。
1.パリ(フランス)
2.ドバイ(アラブ首長国連邦)
3.マドリード(スペイン)
4.東京(日本)
5.アムステルダム(オランダ)
6.ベルリン(ドイツ)
7.ローマ(イタリア)
8.ニューヨーク(米国)
9.バルセロナ(スペイン)
10.ロンドン(英国)
(2)ランキングのご説明
トップ10のうち、ヨーロッパから7つの都市が入っており、そのうち東京が4位にランクインしました。
東京は、近年のインフラ整備と円安の影響で観光客が増加したということであり、新たなホテルやアトラクションの開発により、訪れる方々にとって、より魅力的な都市になっているということでした。
このように、ランキングを見てみると、やはりヨーロッパの調査団体が行った調査のためか、ヨーロッパ勢が圧倒しており、アジアからは東京のみの選出となっていますね。
また、中東からはドバイ(アラブ首長国連邦)が2位に選出されており、さすが観光に力を入れているだけのことはあると感じました。
4.まとめ
今回のユーロモニターインターナショナルのランキングでは、このようになっておりますが、他の団体や調査会社からも同じようなランキングが発表されております。
調査主体によっては、トップ10に京都や大阪が入っていることもありますので、今後は東京以外の都市もランキング入りが期待できそうです。(ちなみに大阪が16位に入っています。)
いずれにしても、日本が海外の方々から見て、魅力的な観光地として認識されていくことは、すばらしいことであると感じています。
また、今後は東京、大阪、京都だけではなく、沖縄や北海道、その他地域も世界のランキング10に入ってくることを期待したいものです。
北海道は、冬の時期については、欧米の観光客からスキー等の魅力で世界的に有名ですが、一方、沖縄は日本人観光客からは人気ですが、まだまだ海外からの観光客が少ないようにも感じており、より一層の観光誘致対策が必要であると感じています。
ホテル業界に在籍する立場としては、今後より多くの日本の観光地が選出され、名実ともに世界ナンバーワンの観光国となれることを期待したいと思います。
以 上
今回の「世界の観光都市ランキング」の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも、イントランスをよろしくお願いいたします。
(出所)Euromonitor International’s report reveals world’s Top 100 City Destinations for 2023
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