PAPER WORK
今回は、2020.2.15~2.21の写真です。
「らふらふ」という社会人お笑いのライブのカメラマンをした。立ち上げてから2回目のライブで、前回は私も出演したのだけれど、今回はシンプルに面倒くさかったのでカメラマンとして携わった。実働はフライヤー撮影と当日の撮影だけなので、日数的にも無理のない関わり方になったかなと思う。
フライヤー撮影では、サンパチマイクとスーツ姿の2人という被写体を、新宿のあちこちで撮影した。こういったポートレート的(?)な撮影はほとんど経験がないので、非常に楽しかったし勉強になった。写真も手応えがあったし、充実した撮影だったと思う。
今回は出演者が大幅に増えたので、HPなどに掲載している出演者のプロフィール写真も撮りたかったけれど、ライブ以外の活動に撮りに行く余裕もなくてできなかった。結局ほとんどの組は本人が用意した写真を使っていて、写真のクオリティにばらつきがあるなあと思っていたら、当日配るパンフレットは写真がポップに加工されていてすさまじくオシャレな感じに仕上がっていた。
前回もそうだったけど、このパンフレットデザイン担当の人は細かいところまで技が行き届いていて尊敬する。そしてモリサワのG2サンセリフはやっぱりいいよなあと思った。
当日は昼・夜2回公演だったので、会場の後ろでひたすらに写真を撮っていた。昼公演は会場内がすごく暑かったのもあって、演者として参加したときよりも体力を使った。翌日RAW現像の作業をするのが嫌だったので、昼公演から夜講演までの間と、夜講演の後の打ち上げ中に概ね現像を済ませた。
私は同じ構図だろうとなんだろうと、とにかくたくさん撮っておくタイプなので、そもそも使う写真の選定に時間がかかる。これは致し方ない。
ライブ会場は暗いから撮るのは大変かなと思ったけれど、舞台上はしっかり照明が当たっていたのでそれほど苦労しなかった。それでもやはり動きの多い組はブレてしまうから、暗めに撮って、後で明るく現像した。あんまり現像で色調とかをいじる必要はないかとも思ったけれど、せっかくだしと思ってちょっといじった。ハコ(劇場)でやっている感を出したくてちょっと暗さを出したけれど、もっと明るい方がよかったかな。今度演者の人に聞いてみよう。
漫才でもコントでも、喋りが中心のネタはどうしても同じような写真になってしまうのがもどかしかった。アングルを変えたり画角を変えたり、工夫が必要だ。
あと演者でもないのに打ち上げに参加するのは気が引けたけど、飲みたかったから参加した。ネタがすごく面白かった後輩と話せて楽しかった。すごくいいやつだった。
翌日は疲れたので一日中ゲームをしていた。「善人シボウデス」というアドベンチャーゲームで、「9時間9人9の扉」「善人シボウデス」「ZERO ESCAPE 刻のジレンマ」という3部作の中編なのだが、ストーリーが分岐して、さまざまなエンドを経験するたびに新しい事実が明らかになっていくというシステムでおもしろい。脱出ゲームのパートもあるので、Flashの脱出ゲームをやりまくっていた自分としては懐かしくもある。今週はとにかくずっと「善人シボウデス」と「刻のジレンマ」をやっていた。
なので平日は昼休みに渋谷を歩いた写真だけ。
故あって白黒の写真を増やしている。