gnuplotを初めて使った備忘録
卒業研究でグラフを描くこととなった。
実験で得られたデータの近似曲線。
このサイトがわかりやすかったので載せながら自分でやった作業を振り返る。
まず、点をプロットすることから始めねばなるまい。
そのためには別のテキストエディタ(私はメモ帳を使った)に数値を入力する。
gnuplotは数値以外のデータがあると、エラーが返ってくるらしいが、行の頭に#をつけるとその行は無視されるらしい。今回、メモ帳のファイル名は「keisaMenseki」とした。
次に、gnuplotが開くファイル(ディレクトリ)を指定する。
コマンドは 「cd '」にファイルのプロパティをコピペし、「’」で閉じる。例えば
cd 'C:\Users\●●●●\OneDrive\Documents\gnuplot'
●●●●の部分はユーザー名。
プロパティの見方はファイルのうえにカーソルを合わせて右クリックから見られる。
これで点をプロットする準備はできた。
コマンドに
plot ”●●.拡張子” using 1:2
と入力。
using 1:2は、x軸にテキストエディタの1列目、y軸に2列目を使用するという意味。y軸が5列目なら
plot ”●●.拡張子” using 1:5
となる。
これでグラフが描画される。
フィッティング関数の設定
フィッティングさせたいデータに合わせて、各自で関数を作る。
私の場合今回は下の関数を使おうと思います。
コマンドは
f(x)=a*x**b+c
と設定。**は塁乗の意味。この関数は求めたい近似式に合わせて変更してね。
では、この関数のa,b,cを求めた近似式を描いていきます。
コマンドは
fit f(x) "keisaMenseki.txt" using 1:2 via a,b,c
数列がたくさん出てきてフィッティングが終わる。
最後に描画。コマンドは
plot "keisaMenseki.txt" using 1:2, f(x)
あまりきれいな近似式ではないですが初めて近似式を描けました。数式どうするか試行錯誤中です。