感想。作者様、二週間お待たせしました。

とてつもない文章量なので、読み始めるという行為自体に勇気がいりました(笑)
でも一度読み始めてしまえば、次第に独特な世界に引き込まれていきます。

普通の恋愛小説であれば、二人が出会い、付き合い始めて、キャッキャウフフして、でもすれ違って、喧嘩して、仲直りして、だけど気になってスマホ盗み見して、また喧嘩して、でも実は勘違いで……みたいな展開じゃないですか。
てもこの作品は、こうはならない。彼氏の他に誰かがいる。それ自体は倫理的に悪いというわけではないが、どこか不自然である。
その歪な状態をよしとして飲み込んできたが、何かを契機として破綻を迎えた。

"もう一人"の占めるウェートの大きさよ。はたして私は誰が好きだったのか、雰囲気を引っくるめて好きだったのか。

皆様も時間を長くゆとりあるとき、お読みください✨

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