マガジンのカバー画像

【エッセイ】

8
エッセイのまとめ。思考の保管庫。
運営しているクリエイター

#思考

【エッセイ】再会と、不安と、安心と。

この前、高校生のときの友達数人と会ってきた。 とはいっても、私はこの春まで高校生だったので、会うのは8ヶ月ぶり。 大学生と浪人生が混じったメンバー。 もとは私も浪人生だったので、浪人組とは予備校で会ったら話すことはあったものの、クラスが違ったため「いつも」ではなかった。 中には卒業式にちょっとだけ話して、それっきりLINEすらしてない人もいた。 ついこの前まで湿気っぽくて暑さをふるっていた夏は、心地よい涼しさの秋が秋でいられる時間を奪ってしまったので、もう上着なしではいられな

【エッセイ】とめどない思考、3000の壁。

「3000文字書けない話題は、私の有象無象」 改めてnoteを始めてからというもの、私はこの思考に支配されている。 実際、私が投稿したエッセイやショートショートは、下書きの段階では3000字を超えるまで書いている。 この段階で手が止まったら投稿しない。 ただし、書き終わった後、修正で大幅に削る、または付け加えをすることがあるため、ここであなたが読む文章が原型をとどめているとは限らない。 また、つぶやきなどの機能は一切使わず、テキスト投稿しかしない。 そんな「縛り」の上に私が

【エッセイ】それでも、私はクリエイターでありたい。

「書くの、楽しい?」 この世界では、きっと毎日のように誰かがこの問いかけををしている。 ある人は「なぜ書くのか」というエッセイで。 ある人は「文章の書き方」というコンテンツの導入で。 そして、意味目的を見失わないための自問自答で。 私の中の私にも聞いてみる。 「書くの、楽しい?」 「いいえ」 私は、文章を書くという行為に「楽しさ」を見いだせていない。 ファイルを開く。 画面とにらめっこしながら、カタカタとキーボードをかき鳴らして、時間を消費していく。 ふいに手が止まる。