見出し画像

<SIAC4期活動報告④>PBL#03課題定義会議(II)&アイディエーション)@INTILAQ

前回の講座から約2週間たった10/19(土)に「課題定義会議(Ⅱ)&アイディエーション」と題し、各チームが検討してきた課題定義フレームをもとにチームを横断した相互共有と課題定義仮説の設定&プロトタイプver1.0の検討を行っていきました。

タイトでハードなスケジュール・ミッションではありましたが、各チーム時間がないながらも、2週間という短い期間の中でチームミーティングを何度も重ね、今回の講座に臨んでいました。

この記事では、講座当日の様子をお届けします。


午前中のチーム横断・課題定義共有&FBの様子です。


その後、チームごとにFBの共有をしつつ課題定義仮説の設定を行いました。


お昼休憩を挟み、午後は、課題定義仮説を踏まえたプロトタイプver1.0の企画検討「アイディエーションWS」を行いました。

アイディエーションWSでは、初期アウトカムの実現に向けて個人・チームでアイディア出しを行い、起業家さんの「Visionの実現・事業の推進」と学生たちが事前に準備した私資源シートなどの「私“たち”の資源」をもとに発散したアイディアの整理&選定を行いました。


最後に、今回の講座のチェックアウト(各チーム進捗共有)を行いました。


以下、学生たちの感想です

他の班からのフィードバックを頂いたことで、自分達の班に不足しているものや抽象的な部分について指摘を貰え、今後に活かせることを見つけられたと思う。 周囲の人との議論についていくため、抽象と具体を意識すること、自分の振る舞いを変えることを生活で行いたい。

時間を空けて考え直したり他の班の人から意見をもらったことで、起業家さんの意図や感性を尊重することを意識しすぎたあまり、社会課題の設定が複数の軸にまたがって曖昧なものになっていたことに気づけた。自力で複数の観点から考えることに拘りすぎず、時間を空けて考え直すことや他の人から意見をもらうことを積極的に実践していきたい。

前回の講座で初期アウトカムまで定めることができていたため、順調に進んでいると考えていたが、アクションを決めるところで躓いた。議論の途中から、お互いが何を目指して議論しているのかを見失っていた。議論がうまくいかなかった要因として、議論の中で、一つの言葉が様々な文脈で登場したため、それぞれのメンバーが認識する言葉の定義が異なっていたことということがあると思う。言葉の定義をもう一度共有し、アクションにつなげたい。

チームでの議論の中で、「主体性がない人はいなくて、みんな向いている方向が違うだけ」という言葉が印象に残った。主体性が外に向いていると、周りを巻き込むことができ、それが連鎖することでインフルエンサーやフォロワーが生まれるのだと思った。今後は主体性が中に向いている人をどう巻き込んでいけるかを考えていきたい。

バックキャスト思考でアイディアを考える機会を得て、非常に高揚した。普通のビジネス案であれば、別にアイディアをブレストして面白そうなのをやってみるでも良いが、今回のようなソーシャルビジネスの場合や、それをコンサルの立場として請け負う場合は思想やノウハウ、これまでの優位性を汲んだ形でビジネスアイディアを作る必要がある。すごく学んだ。


前回の講座からも感じていることですが、毎回の講座が終わるたびに学生たちがとてもやりきったような顔で疲れた~と言っているのが印象的です。

それはみんなが本気で取り組み、課題に向き合って行けている証拠だと思います。折り返しに近づくSIACプログラムですが、これからさらに成長していけると信じています。

今後も引き続き、実戦型プロジェクトの様子などSIAC活動の様子発信して行きますので、どうぞお楽しみに!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マガジンはSIACプログラムに参加する大学生・大学生事務局が執筆しています!
SIACプログラムの詳細は下記の記事をご覧ください!