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大学生向けプログラム『Social Innovation Accelerator College』スタート!

2021年8月より仙台市主催の大学生向けプログラム「Social Innovation Accelerator College(SIAC)」をスタートしました!

SIACとは、大学生が社会起業家集中支援プログラムへの参加や
社会起業家
の取材・記事作成を通して、
「起業家マインド」を身につけるためのプログラムです。 
*『社会起業家』については"1-1"参照

SIACは仙台市が主催、INTILAQが事務局となり、学生を「ココロイキルヒト」にするため実施します。

*『INTILAQ』については"1-2、『ココロイキルヒト』については"1-3"参照

2020年以降、新型コロナウィルスの出現により、以前では考えられなかった社会課題が浮き彫りになってきています。

社会が大きく変わっていく中、私たちが住む「東北」をより良い地域にするためには、地域・社会の課題解決や新しい価値の創出に向けてチャレンジをしていくという「起業家マインド」が大学生にも必要だと感じています。

この記事では
1. SIACプログラムの概要
2. SIACプログラムの活動内容
3. SIACマガジンで発信していくこと

の3つを中心にご紹介します。

困難な時代でチャレンジする大学生のこれからの取り組みを是非ご覧ください!

1.SIACプログラムとは?
 【仙台市主催の大学生起業家精神養成プログラム】

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SIACプログラムホームページ
SIACとは、大学生が社会起業家集中支援プログラムへの参加や
社会起業家
の取材・記事作成を通して、
「起業家マインド」を身につけるためのプログラムです。 

本プログラムは、仙台市・『SOCIAL IGNITION事業(*1-4参照)』の中に組み込まれ、東北のイノベーションを促進させるための事業の一つとして、

2021年8月から半年間、大学生が社会起業家と共に走り抜けます。

SIACプログラムでは、3つの価値を提供することで、参加する大学生に今後のキャリアを考えたり、チャレンジに繋げるきっかけを創っています。

SIACプログラムが学生に提供する3つの価値
(1)大学では出会えない「社会起業家」との交流機会
(2)実践的な内容を扱う「起業家集中支援プログラム(SIA)」への参加
(3)他大学生と交流できるコミュニティ

*SIAについては"1-5"参照

1-1.社会起業家とは?

【社会課題を解決するために起業する人】

社会起業家とは、目先の売上・利益ではなく、社会課題に目を向け、その課題解決に事業を通じて取り組む起業家のことをいいます。

東北エリアには、教育や地方創生、観光活性化など幅広い領域に社会起業家が存在しています。

社会課題解決を使命とし熱い想いを持って日々チャレンジを続ける人社会起業家の存在は、課題先進地域ともいわれる東北において重要な存在だと言えるでしょう。

1-2.INTILAQとは?【起業家を支援する活動】

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INTILAQホームページ

INTILAQは、「起業家育成・⽀援」を⽬的とした活動です。

起業家のみならず、⼩中⾼⽣、⼤学⽣、主婦の⽅も含め新しいことにチャレンジする「マインドの育成」、

アイデアやビジネスチャンス創出のための「きっかけの場づくり」、

そしてオフィスや資⾦提供まで、総合的に「ココロイキルヒト」を⽀援しています。

1-3. ココロイキルヒトとは?
   【志を持って行動する人たち】

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ココロイキルヒトの説明(INTILAQホームページ)

「ココロイキルヒト」とは、⼼意気(チャレンジ)、⼼⽣きる(感動する)など複数の意味を有する、

東北起業家をはじめ東北で自らのありたい姿に向け、主体的に活動をするヒトを指したオリジナルのコトバです。

東北をきっかけとした「姿」がこのコトバにはあり、他⼈事ではない⾃分ごとであることに気づきをもたらすコトバです。

既成の枠組みや考え⽅越えて新しい東北を創り出す⼼意気を⽀援し、この活動を⽇本のみならず、世界に向けて発信していきます。


1-4. SOCIAL IGNITION事業とは?
   【起業人材を輩出するための事業】

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SOCIAL IGNITION事業ホームページ

『SOCIAL IGNITION(SI)事業』とは、仙台市とINTILAQが、東北エリアで社会起業人材の育成・輩出することを目的に実施する事業です。

仙台市は震災を経て、女性の起業意欲の向上や社会起業の動きが活発化し、「女性活躍・社会起業のための改革拠点」として国家戦略特区として位置付けられました。

この強みを生かし、関係団体、社会起業家等の協力やそのネットワークを活用し、東北の実情を踏まえた人材の育成支援を図ることで、

仙台を含む東北各地のソーシャル・イノベーション(社会変革)創出に資する社会起業人材を輩出していきます。

1-5.社会起業家集中支援プログラム「SIA」

Social Innovation Accelerator


「SIAプログラム」は社会を少しでも良くしていきたいという思いを、Vision/Missionという形で言語化し、メンターが伴走しながら持続可能な形で事業計画に落とし込みます。

「Vision」「そこまでの道筋」「社会インパクト」を明確化し、実現可能性を高めていくプログラムです。

プログラム終了後も、期を跨いで繋がる仲間として多くのコラボレーションや協働事業が始まっています。

※SIAプログラムについて

2.SIACプログラムの活動内容


SIACプログラムでは、3つの活動を中心に行っていきます。
(1)社会起業家と一緒にSIA(集中支援プログラム)に参加
(2)社会起業家の取材・PR活動
(3)学生定例ミーティング・独自プログラム、ワークショップ

特に、社会起業家集中支援プログラム「Social Innovation Accelerator(SIA)」への参加は、

大学で普通に講義を受けているだけでは接することができない「社会起業家」と関われる特別な活動となっています。

2-1.起業家集中支援プログラム「SIA」への参加

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社会起業家のアシスタントとして、ビジョンやビジネスプラン策定のサポートを行います(1人の社会起業家につき1人以上の学生がアシスタントとして参画)。

社会起業家と同じ目線で考え、発想し、起業家精神を身につけましょう!

2-2.社会起業家の取材・PR活動

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実際に社会で活動する起業家の取材を行います(1人につき2人の社会起業家の取材を予定)。

事業者の活動・想いに直接触れ、東北の新たな一面を発見し、社会に発信しましょう!

2-3.学生定例ミーティング・独自プログラム、ワークショップ

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社会起業家のサポートをしていく前の事前準備や参加者同士での学びや悩みの共有をします。

他の学生から刺激を受け、今後も繋がる「ココロイキル」仲間を作っていきましょう!

3.SIACプログラムの運営体制

SIACプログラムは仙台市主催の下、実行委員会の荒井を事務局のINTILAQがバックアップする形で運営されています。

4.SIACプログラムのマガジンで発信していくこと


SIACプログラムのマガジンでは、主に3つのことを発信していきます。

(1)SIACプログラムに参加してくれたメンバーの紹介
(2)社会起業家集中支援プログラム(SIA)参加レポート
(3)社会起業家訪問レポート

今後、SIACプログラム参加学生にも記事を執筆してもらい、活動の様子を随時お届けします。

5.SIACプログラムにかける運営の思い

私は、学生でも社会の役に立てる事を知り、本プログラムを企画しました。

2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、リアルでの活動が困難に。私も、リアルで活動したいのにできなかった一人で、いつしか心意気を失っていました。

少しはリアルで活動できるようになった2021年、1人の社会起業家さんの元を探訪。素晴らしい活動だったので、なんとなく探訪レポを書いて公開してみました。すると、私が執筆した記事で社会起業家さんの認知が少しだけ高まりました。

「学生の自分でも社会の役に立てる!学生は思っているほど無力じゃない!」

参加している学生にも主体的に行動してもらい、社会に対してできることを率先して実行していってもらいたいと思っています。



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ライター:荒井健斗
宮城大学事業構想学群事業プランニング学類3年。2019年、SIAC前身のプログラムである起業体験プロジェクトAKINAI-BASEに参加。以後、INTILAQと協力して大学生向けプログラムの企画・運営に継続して関与。2021年5月に株式会社DAUにライターのインターン生として参加し現在も継続中。