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<SIAC3期活動報告④>実戦型プロジェクト始動!

SIACが始動して2ヶ月。社会起業家や社会課題についての理解を深めてきた学生たちですが、いよいよ実戦型プロジェクトに挑んでいきます!

実戦型プロジェクトでは、3チームに別れ社会起業家と共に活動して行きます。

11月3日に実施された本講座では、社会起業家と学生が初めて対面。各社会起業家の想いや取り組む社会課題、事業について知るとともに、今後取り組んでいくプロジェクトテーマについて理解を深めていきました。

午前中は、3名の社会起業家より、自己紹介を兼ねた事業についてのお話と学生に挑戦してもらいたいプロジェクトについての紹介をして頂きました。

午後は、INTILAQセンター長の佐々木さんが講師となって、デザイン思考のアプローチからプロジェクトの課題に向き合っていきました。

INTILAQセンター長 佐々木さんの講座
一般社団法人Hito Reha代表理事 横山翼さん
AKIU SCHOLE代表 伊藤真結さん
クラシノガッコウ 月とみかん代表 大場美奈さん

ワークの最後にはチームを横断した共有を。共有を行い言葉にすることで自分達がどれだけ課題を理解しているのかを明確にする時間となっていました。

まだ1回目ともあり、全チームとも課題定義に頭を悩ませていましたが、まだ始まったばかりです。これから学生達は実際に受け入れ起業家さんの活動拠点に赴き、1DAY鞄持ちを行っていきます。現場を知り・課題の当事者に触れることでより深く理解をすることが出来るはずです。

| 学生たちの感想

今回はデザイン思考を活用して実際に社会課題について考えてみました。中々課題定義が難しく、アイディアを出す際に困惑してしまいました。課題を解決することだけを考えるのではなく、楽しみながら解決する策を考えていきたいです。

課題設定の大切さを強く感じました。大多数の意見を主とする社会風潮があるが、1人でも問題があればそれは社会課題であるという言葉が印象深くて、これからも大切にしたいです。

社会課題は私が思っていた以上に複雑にさまざまなことと絡み合っていて、本質を突くのはとても難しいのだと感じました。

今回のグループワークを通して、多人数で考えたことによって、多角的な視点で捉える事ができ、それによって沢山の課題が生まれる事がわかりました。そういう柔軟な視点を大事にしながらこれからのプロジェクトに活かして活動していきたいです。

今回のデザイン思考のワークを通じて、課題を解決するためのアイデアを出すよりも課題を定義することに多く時間の割くことが目標達成のための最善のルートであると学ぶことができました。解決のためのアイデアを出すことは楽しく容易だが、課題を定義することは難儀であり何度も壁打ちすることでより深く研ぎ澄まされた定義が生まれるのだと思いました。

課題定義に時間をかけることの重要性を教えてもらいました! 課題の具体化、深堀り、むずかしいけど課題解決のためにどんどんやっていきたいと思います。

今までと違い、具体性が伴ってきてワクワクです。デザイン思考に関するワークショップも学びが多かったです。早速明日は1DAY鞄持ちです。ひろの“まち”にどんな暮らしが広がっているのか楽しみです。

デザイン思考の課題定義がとても大切であり難しいことに気づきました。今まで課題への解決策が一番時間をかけて考えることだと思っていたので、驚きました。また、社会起業家さんのお話を聞いて、地域の課題の複雑さを知りました。地域の人を個別に考えて課題をとらえるのは難しかったです。

デザイン思考という言葉は聞いたことがあったが、やってみるとすごく難しかったです。特に私たちのチームでは、課題設定がやや曖昧だったため、形にするのに難しさを感じました。


学生達が1DAY鞄持ちで得たものは、次回の講座で明らかになります。次回の講座も記事にしますので、学生が何を得たのかをお楽しみに!

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