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SIAC4期 メンバー紹介 Part1

8月31日にキックオフを迎えた大学生・大学院生向け実践型プログラム「Social Innovation Accelerator College(SIAC)」。SIACは、"東北"で社会課題の解決に実際に取り組む社会起業家と共に活動することを通して、アントレプレナーシップ・オーナーシップを学べるプログラムです。

今年のSIAC4期には、東北各地の大学に所属する計22名の大学生・大学院生の皆さんが参加します!そんなSIAC4期メンバーを全5回に渡って紹介していきます!



池ノ上正樹さん


はじめまして。東北大学工学部3年の池ノ上正樹と申します。
SIACに参加した理由は、起業という手続きに関する情報を実体験を交えて収集することや、自分がもっていなかった何かしらの知見を得ることが可能だと期待されたからです。

参加の経緯を少し詳細に書いてみようと思います。

大学に入って間もなく、友人から「「である」ことと「する」こと」(出典は丸山真男の「日本の思想」)という考え方を教わって以来、この考え方は脳内の一角に居座り続けました。ざっくり言えば、何か「である」ことに安住しているとその立場を失いかねないので、権利を行使「する」ことによって立場を維持する必要があるという考え方です。何かと借用しやすくて便利な言葉です。

「「である」ことと「する」こと」に則り、「自由」や「学生」などについて考えを巡らせながら過ごしてきたのですが、数ヵ月前に「自分」について考えた結果、興味の充足とセレンディピティを求めた行動をすることだけが「自分をする」ことになるという考えに至りました。
この考えに基づいた行動のひとつがSIACへの参加になります。

昨年の10月に「地下道3150」というイベントに参加して以来、人と人の交流を生み出す仕掛けに対する強い関心を抱き続けているのですが、良い仕掛けを考えるにはまず、現在存在しているものを知る必要があると考えました。
そのため、色々なイベントに参加してみて、あるイベントが人からどのような反応を引き出すのか、イベントの運営はどのようにされているか、イベントを作った理念はどのようなものかなどを考察しているのが最近の習慣です。

参加できるイベントにはできるだけ参加するということを実践していると、期待していた範囲で興味が満たされるだけでなく、予想だにしていなかった知見が手に入ることもあります。私は、この二つの成果に「自分をする」を実践できている確かな実感を得ています。

SIACも人と人の交流が行われるイベントですから、ぜひ参加するべきであると考えました。
SIACにおいても、SIACというイベント自体がどのように運営されているか、起業とはどういうものなのかといった予想の範疇にある情報だけでなく、予想外の知見を得られるといいなと思っています。


石井一吉さん


こんにちは!
今回SIACプログラムに参加させていただく石井一吉と言います!
所属は福島大学人文社会学群経済経営学類で1年生です。
出身は福島県郡山市です。

私はSIACに参加した理由は2つあります。
1つ目に自分がこういうグループで色々活動することが単純に好きだから。
2つ目に高校時代所属していた部活で参加していた研究者さんたちと自分たち高校生が環境と自分たちの住む地域(私の場合だと郡山市)について問題を見つけて、解決策を研究者さんたちの協力を得ながらディスカッションをして、最終的にスライドにまとめ発表するという活動をしていたからで、大学生になっても地域に関わる学外の活動をしてみたいなと感じていたからです。

それに連なってこのSIACプログラムに参加するにあたっての意気込みは、1つ目に、能動的に活動に参加して、自分が知らないことを積極的に吸収していって自分を成長させたいということです。
2つ目に、参加者皆さんと協力してよりよい活動を作れるようにすることだと考えています。

数ヶ月間よろしくお願いいたします!


扇谷 太智さん


こんにちは。
岩手大学農学部2年の扇谷太智です。

私は「植物生命科学科」というところで農業生産についての学問(作物学や園芸学、植物病理学や植物生理学など)を学んでいます。もともと野草や雑草などの植物が好きということに加え、盛岡の町の雰囲気の良さを決め手に岩手大学の農学部に入学しました。“野草の会”というサークルに入って植物探索や山登り、野草の調理と試食などをたまにしてます。

また、私は岩手大学の「クラフトビール部」という学生団体に所属していて、そこで地域の農業を中心とした持続的な産業の形成を目的に活動しています。岩手県のような農村の多い地域では、少子高齢化に伴う離農やそれによる遊休農地の増加が深刻な問題となっています。私たちはそういった農地でビール麦を栽培することで、遊休農地の利活用を行うと同時に、地域内で完結するビールの生産体制を作ることで地域の経済を発展させるような持続的な産業を生み出すことを最終的な目標に据えています。

今回SIACに参加させていただいたのも、この活動をより前に進めるために地域課題解決の基本的なノウハウを実践的に学びたいと考えたからです。本プロジェクトでプロの社会起業家、そして課題解決への意欲が高い同年代の皆さんと活動できることを非常い嬉しく思っております。

課題解決に向けた多くの学びと気付きを皆さんと一緒に(楽しみながら)得られたらと思います。
よろしくお願いします!!


大久保 佑陸さん


はじめまして!
福島大学理工学部の大久保佑陸(おおくぼ ゆうり)です!

SIACプログラムに参加することになり、期待とやる気が高まっています。地域社会には多様な課題が存在し、それぞれが地域の活力や持続可能性に影響を与えます。今回のプログラムでは、実際の問題に触れ、具体的な解決策を見つけるために、他の参加者と協力しながら考えを深めていきたいと思っています。

私の目標は、地域の魅力を引き出し、未来に繋がる持続可能な変化をもたらすことです。この挑戦を通じて、自分自身も成長し、地域社会に貢献できることを楽しみにしています。


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マガジンはSIACプログラムに参加する大学生・大学生事務局が執筆しています!
SIACプログラムの詳細は下記の記事をご覧ください!