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11/14(木) 向き不向きについて

今日は3回も病院へ行った。しかも、同じ病院にだ。うち2回は中に入ることなく、家に戻った。何を言っているかわからないと思うので、順を追って説明したい。


3度も来院する人

怪我や病気をしたわけではない。今日は夜勤まで用事がなかったので、インフルエンザの予防接種を打ちに行った。毎年行っているところが歩いて10分ほどの場所にあるので、保険証と金だけ持って家を出た。病院まで辿り着くと、ドアに張り紙がしてある。

ご来院の際は、マスクをご着用ください。

※受付で購入も可能です(30円)。

そういえば、前に来たときも同じ状況になった。前回は受付で買った気がするし、まぁそれで良いかと思ったのだが躊躇った。ここであっさり買うから、同じミスをするのではないか。どうせ歩いて数分なのだし、家に戻ってマスクを着け、そして戻ってこよう。

これが失敗の始まりとなる。

一度家に戻った僕は、すぐにまた病院まで戻る。そこで「やばい、またマスク持ってきてないわ」と気がつく。そして、もう一度引き返し、病院まで戻る途中の道で「あ!マスク持ってくるのまた忘れた」と思い、再度家に帰る。すると、ポケットにマスクが入っていたことに気がつく。なぜ、さっきマスクを忘れたと思い込んだのかは「謎だ」としか言いようがない。いまの僕になぜと聞かれてもわからない。そこから、病院に戻った。

・1度目の病院→張り紙に気がついて帰る😭
・2度目の病院→マスクを持って来忘れて帰る😭
・3度目の病院→マスクを持って来院🤗

そういうわけだった。30円払ってマスクを買うべきだったのでは……?

とはいえ、一応こんなことになってしまった理由もある。ずっとLINEをしていたのだ。そうはいっても不注意すぎるけど。

何度もLINEする人

僕にはときどきものすごい量のLINEが来る。しかも、特定の1人から。本人から許可も貰ったので載せるが、こういう感じでとにかく大量に来る。

おそらく、誰も読んでいないと思うので説明すると、英語学習について話している。返信を求めているというより、独り言に近い。彼は脳とLINEが直接つながり、思考したことをすべて僕に送り続けている。普段は「変わった人だなぁ」と思いつつ、変に突っ込まず軽く返事をしたり時には既読無視をしたりしていたのだけど、今日はじめて「なぜこんなに大量のLINEを、こちらの返事も乏しいのに止まらないまま送り続けてくるのか?」ということを聞いてみた。

まず、わかったこととして「このようなLINEの仕方は、僕ともう1人にしかしない」というのがあった。

そうなのかよ。てっきり、誰にでもこんなLINEを送っているのかと思っていた。勝手に「こんな大量のLINE一方的にし続けてたら、周囲から距離を置かれちゃうのでは……?」とか懸念していたのは空回りだったわけだ。まぁ、なら良かった……のかな?

ちなみに、対面では一方的にずーっと喋り続けるというようなタイプではない。なので、なおさら不思議に思っていた。そこで「なぜ大量にLINEを送ってくるのか」と聞いてみた。

すると、彼いわく

「相手が自分のLINEをどう受け取ったかわからないから、ちゃんと伝わるように補足情報や誤解を招きそうな点の修正がしたくて、それを繰り返した結果大量に送ってしまうのだ」

と、要はそういう説明をしてくれた。なるほど。

それにしても多い気がするけどなぁ。

なので「気持ちはわかるんですけど、矢継ぎ早に大量のLINEが来ると返信のタイミングとかわからないですよ」と伝えた。

相手は、やっぱそうだよね……と言っていた。まぁ、そうだ。もうちょい少ないと助かる……。

ちなみに今日の本題はLINE送りすぎ問題ではなく、彼の就職活動についてだった。また、就職活動にあたってIQテストをしてみたい、的な話をされた。僕は「それって結構ありだよなー」と思っている。

SPIよりWAISのすすめ

突然だけど「SPI」の話をする。これは、企業が就活生を採用するときに受けさせがちな「適性検査」だ。言語を理解し扱えるか、数学的な思考力があるかといった能力検査と、日常的な行動や考え方を確かめる性格診断がある。

書類選考や面接と併せて、就職活動をするときSPIは今や必須になってきているらしい。受けたことがないので、実際の難易度とかはちょっとわからないのだが、練習問題のリンクを貼っておくのって気が向いたら解いてみると良い。

とはいえ、SPIはあくまで「仕事をする社会人としての得意不得意や、社会人としての性格の相性の良さ悪さ」みたいなものがわかるだけだ。僕はむしろ、今後の長い人生のためには、WAISを受けた方が良いんじゃないか、と思ったりしている。

WAISというのは正式名称を「ウェクスラー成人知能検査」といい、主には発達障害の有無などを確かめるために受けるものとされる知能検査だ。けれど、わりと誰が受けたって役に立つんじゃないかな、と思っている。これを受けることでわかるのは、いわゆる「IQ(知能指数)」だ。

伏さんかわいそう

この100とか120とか134とかのIQを「全検査IQ」という。実はIQというのは細かく四つに分けられており、その検査結果を総合して全検査IQというのは出されている。4つは、それぞれ以下のようになっている。また、全検査IQも4つのIQも平均値は100だ。90〜109あたりが割と普通の値となる。

1.言語理解
知識や言葉を扱ったり、考えを言葉で表現したりするIQ。これが高いと、言葉から意図を読み取ったり文章を書いたりするのに役立つ。

2.知覚推理
目で見た情報を頭の中で整理したり、関連つけて新しいことを考えたりするIQ。これが高いと、設計図を書いたり、地図を読んだりするのに役立つ。

3.ワーキングメモリー
複数の情報を順序立てたり、マルチタスクをこなすIQ。これが高いと、優先順位を考えてスケジュールを組んだり、料理をしたりするのに役立つ。

4.処理速度
目から取り入れた情報を素早く、正確に処理するIQ。これが高いと、単純な事務作業やルーチンワークをこなしていくのに役立つ。

もちろん、WAISでもどういった仕事に適性があるか、といったSPIでわかるようなことも判断できる。けれど「どういうコミュニケーションの取り方が自分には向いているか」とか「どういうものを自分は好きになれそうか、特技にできそうか」というのはWAISの方がわかりやすいのだ。自分がどういう人間なのか、ということに興味があるならSPIよりWAISをおすすめしたい。と僕は思っている。

WAISは、検査結果を踏まえて担当者からのアドバイスなども受けることができる。たとえば、僕も軽い気持ちで受けてみたことがあり、全検査115、言語理解143、知覚推理105、ワーキングメモリー94、処理速度96だった。

担当者いわく、ずっと同じ仕事を続けたりするのはあまり向いていないかもしれない、ただ言葉に携わるのは向いているのでそれは大事にした方が良い、ということだった。

僕が現在、毎日ではないにしろ昼は出版社・夜は大学院・深夜はバーという生活をしているのも、このアドバイスがきっかけ……というわけではないのだけど、アドバイスを鑑みても、間違ってない生活スタイルかなぁと思っている。

検査を受けられるのは心療内科やカウンセリングセンターといった場のため、なかには抵抗がある人もいるかもしれない(そもそも、日本はメンタルクリニック的な場を敬遠しすぎているのでは?と思う。風邪引いたら内科に行くように、もっと気軽に行ける場所になった方が良い気が……)。

けど、役に立つ立たないとかじゃなくて、普通に自分の得意不得意がわかるのって面白いし、MBTIみたいな感じで調べてみても良いんじゃないかなぁ、と思ったりするのだ。


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