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最果ての地
日本最東端の地、納沙布岬。朝一の観光バスで降り立った。
10月初旬、オホーツク海から吹き付ける風が冷たく、ずっと立っては居られなかった。
この日の天候は幸いにも晴れ。
普段は見られない、最も納沙布岬から遠く、113km離れた国後島まで視認することが出来た。
見えるのに、行けない。距離は京都-和歌山間なのに、降り立つことが出来ない。
そんな不思議さと、どこか虚しさとを覚える、そんな北海道最東端の地だった。
日本最東端の地、納沙布岬。朝一の観光バスで降り立った。
10月初旬、オホーツク海から吹き付ける風が冷たく、ずっと立っては居られなかった。
この日の天候は幸いにも晴れ。
普段は見られない、最も納沙布岬から遠く、113km離れた国後島まで視認することが出来た。
見えるのに、行けない。距離は京都-和歌山間なのに、降り立つことが出来ない。
そんな不思議さと、どこか虚しさとを覚える、そんな北海道最東端の地だった。