非公開インタビュー(部分)(2020/9/9ツイート)
先日ツイートでも紹介しました、事情により非公開とすることになったインタビューの一部分をこちらにも掲載させていただきます。(内容は同じです)
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複数のきょうだいがいるその方は、きょうだいへの親の対応に差を感じ、またきょうだいとの不和もあり、親子間、きょうだい間の関係に大人になってからも苦しんでいます。以下、その方がお話しくださったことの一部分のまとめです。(公開と編集はご本人の承諾を得ております)
「(親として)きょうだいの子がいる、もしくはこれからきょうだいを作る人たちに思うことがあって。もし複数子供を産んだなら、ちゃんと一人一人を見つめて、いいところを認めて、育ててほしいなと。じゃないときょうだい仲が悪くなっちゃうかもしれないよ、と。
親の愛を奪い合い、順位のついた子供たちは関係が悪くなります。産んだからには、きょうだいが仲良くなれるように、親が努力してほしい、考えてほしい。親の意志で産んだのなら。
子供が弟や妹がほしいと言ったから産んだと言う親もいるけど、実際には子供はきょうだいがほしいかどうかはわからないと思う。その後きょうだいそれぞれが育って変化していくことまで考えて子供は答えるわけじゃない。
親自身がほしいから産んだんだと自覚してほしい。そして産んだならきょうだいのどの子も悲しませないでほしい。
子どもが将来大きくなった時に、きょうだいがいてよかった、って思えるような関係づくりを親がして、ってすごく思ってます。私はそうではなかったけど、大きくなった時、きょうだいがいてよかったと思えるのはとても幸せなことだろうと思うので。
…誰かに向けたメッセージみたいにかっこつけて言ったけど、これはきっと、私が自分の親に言いたいことですね。(親との今の関係を考えると)多分一生言えないけれど…」
(終わり)
当該ツイートはこちら↓
親がきょうだいみんなに公平に接するのは想像以上に難しいことなのでしょう。でも親は、その努力を放棄してはいけないのだと思います。子供時代に「自分が」愛された実感は、その後の長い人生の支えの一つになる気がします。
全体をお読みいただくことは叶いませんが、ご経験から語ってくださった貴重なお話の一部でもお伝えできたらと思い、承諾をいただきました。
お読みいただきありがとうございました!