エルダーとメンター
副業コンサルタント竹中です。
メンターとはなんでしょう?
新人の教育係はエルダーと呼びますから、メンターはその時々に先生といえる先輩みたいな存在と言えるかと思います。
メンター=目指したい先輩みたいな感じでしょうか?
副業も起業もエルダー>メンター>コンサルタントの順で必要です。
それだけ、自分1人でやり始めて稼ぐというのは結構なハードルです。
メンターの思考や行動、判断を手本に自分ならどうするのか?メンターならどういった判断をするのか?それはなぜか?
そのあたりを考えられる存在がメンターの正体ですね。
なので、自分よりも1歩以上先を歩ている先輩が対象となりますね。
では、そのメンターはどこにいますか?
これ、すごく難しいことです。
個人事業主になって活動を開始したときに真似しようと思える先輩がいればいいですが、私にはいませんでした。
相談する相手は商工会の無料相談や契約しているコンサルが専ら。
メンターに設定したのはとあるビジネス書の著者と著書です。
さみしい限りでした。
コンサルはズバリの回答を答えるのが仕事になっているところがあります。
対応策を打ち出して、クライアントに動いてもらい結果を出す。
これはこれで必要な活動です。
ですが、メンターのそれとはちょっと違います。
会社員時代にエルダーとして数人の新入社員、新人係長の教育を担当したことがあります。
エルダーとの定期相談報告会では仕事の進め方などのお悩み相談会となります。
仕事上のことに限った内容であれば良いのですが、ほとんどが私情関係。
ハッキリ言えば「それ、愚痴ですね!」という内容ばかりだったことを覚えています。
ときにアドバイスし、なだめすかし、社会人とはみたいなお説教をすることもありました。
エルダーとしてです。
その中から管理職に昇進した方もいますが、数人からはエルダー時のお説教タイムのことが話題に。
話を聞いてもらってありがたかっと。
その関係を構築できていたのはメンター的側面ですね。
社会人になると人からモノを教えてもらうと教育費や受講料など経費が掛かるのが普通です。
会社員として先輩から仕事を教えてもらうことは素晴らしい仕組みです。