川崎市でITに関わる補助金があります
鈴木です。
神奈川県川崎市に事業所を持ち、1年以上事業を営んでいる中小事業者、または指定の施設に入居している事業者の方に、海外展開を目的とする事業へ20万円までの補助金を支給する制度です。書類審査があります。
実際に対象となる事業は、
1)外国語の資料・ホームページ等作成
2)PR動画等作成
3)契約資料等の作成・翻訳
これらとなります。
HPはこちらです。
7/7日から、令和4年1/31日までの応募を受け付けています。
補助率は補助対象経費の3分の2以内となっていますのでご注意ください。
より詳しい説明が公募要領にあります。
https://www.city.kawasaki.jp/280/cmsfiles/contents/0000130/130456/R3kouboyouryou2nd.pdf
上記の指定された施設は以下のものと書かれています。
ア かながわサイエンスパーク
イ かわさき新産業創造センター
ウ テクノハブイノベーション川崎
エ 明治大学地域産学連携研究センター
オ ナノ医療イノベーションセンター(共同研究施設利用)
カ ライフイノベーションセンター
これらの施設に入居している事業者の方は、こちらの補助金を使ってみるのはいかがでしょうか。
コロナ禍ということ、2021/7/8日にまた緊急事態宣言が出されたこともあり、日本国内のみでの商売が難しくなっていることもあると思います。
そこで、外国の方に向けたプロモーションを検討することもあるでしょう。
するとITの壁、言語の壁というのは必ず出てきます。
どちらももちろん自力でやろうと思えばできます。ただし、時間がかかります。
そこで翻訳が必要になりますが、思ったよりも費用がかかる、ということがあるかもしれません。ただこれも確実に責任をもって翻訳してもらうという意味で必要な費用だと考えています。
募集要領にもありましたが、宣伝のみならず契約書を翻訳する場合は特にそこの責任がかかってくるので、知り合いに、、だけでは難しい場面があるかと想像できます。
そこで、この補助金を利用して、海外向けの宣伝、広告を行うというのも非常に有効な手段です。
ただし注意点として、補助金は申請すればすぐに入るわけではありません。審査が通ってから、まず自費で商品・サービスを購入し、購入した証明を送ってから、補助金が振り込まれるという流れになります。
とにかく今すぐ欲しい、という場合に適さないのでご注意ください。あくまで自分で始めようとしている事業の手助けという位置付けになっています。
このような補助金制度は知っておくと得をすることがありますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。新型コロナウイルスの影響で補助金の存在はほとんどの方が知っていると思いますが、自分に合ったものが探すとあるかもしれません。