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・引越し前の家具選びとレイアウトの相談

今回のアテンダントの相談はDIYではなく、空間の使い方、家具選びの相談でした。アテンダントは Oyadica麻田が担当です。

今回のご相談は都心の大使館の多い閑静な住宅街に部屋を一人で借りることになった方からのご相談でした。
ちょっと不定形な間取りと、ちょっと動かすのが大変なアップライトピアノ、ワードローブの配置、ベット選びと配置、時折いらっしゃるご家族にも配慮した素敵な空間にしたいとの事でした。
初めはオンラインで、と考えておられた様ですが、その空間が麻田の自宅から近いこともあり、その空間で話す方がお互い見えて来ることが多いと判断し、まだ空っぽの空間にお邪魔してお話を伺うことにいたしました。

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実はこの間取り図の画像を見た時点から、面積はあるが、レイアウトが難しいと判断し伺ったというのもあります。

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真っ白な空間!

ご相談当日は、天気も良く南側からポカポカと気持ちの良い日差しが差し込んでおりました。
既にある家具はどのように置くか?また購入予定のベッドは選択した物で良いだろうか?それをどう配置するか?ここがポイントでした。
この物件、画像正面の壁が謎の凹があり、(ヨーロッパだと暖炉があったところを潰すとこうなっておいるのですが、竣工は2003年)
しかもこの壁面が段違いになっているというベッドのヘッドボードを部屋の中央真に置けない仕様でした。
どのようなベッドがお好みなのか?詳しく伺いつつ、お互い選んだものを意見交換しながら明るいポカポカとした空間で相談をさせていただきました。
今回は間取りのレイアウトと家具選びの相談だったのと上記の変わった間取りなので簡単なパズルのようなもの作っておきました。
僕らがつかう空間レイアウトや空間イメージをするソフトをお互いみながら操作するより、簡単でわかりやすいパズルです。

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不動産物件情報の間取り図がいい加減なことが多いのは承知でしたが、現地調査も兼ねてメジャーで計りつつ紙のピアノやデスクのパズルを置きながら相談を進めます。(画像は検討中のレイアウト)
図面に乗っている小さな紙のピースを見て頂くと分かるのですが、ハープがあり、不勉強な麻田はこれが簡単に移動できるものなのか分からず、基本的なハープの寸法を小さな紙のピースで作ってしまいました。
実際伺うと、そんなに移動は大変ではない楽器のようでした。
購入するベッドの形状や使いやすさ、持ち込み予定のワードローブの大きさ、色など多岐にわたるご相談をフランクに伺いながら相談いたしました。
やはり、現地でメジャーと今回のパズルを使って話し合うことで段々イメージが固まってくるようで、最後はどのように生活するか?まで見えてきたようで安心致しました。

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この間取りの一番不思議な部分、キッチン後ろは食器棚?と思って開けるとワードローブでした!!!依頼主の方はあまり料理をされない方と聞いて一安心。
季節外の衣類を収納する空間にされるとの事でした。とにかくとても凝った作りのマンションでした。

私個人は空間のためなら苦労も惜しまない!(自宅兼スタジオ作成記のリンク)というタイプですが、素敵な空間を楽しく快適に住む方法は、本当にさまざまな答えがあると思っています。
今回のご相談で依頼主からは『頭がクリアになりました!良い部屋にします。有り難うございました!』とご連絡を頂きこちらも本当に嬉しく楽しい時間でした!
まずは住む前での短い時間でのご相談でしたが、今後も住み始めてからまた相談をお願いしたいと仰って頂き感謝です。



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