じっと我慢の住宅であった
わたくし、生まれも育ちも東京葛飾柴又です。というのはうそですが、長年柴又の近くで暮らしています。今住んでいる一戸建て住宅は築40年で、何度かリフォームを重ねてきていますが、省エネルギー性能は、残念ながら現在の省エネ基準には適合していません。
区のホームページによれば、葛飾区の概要は、日本橋の全国里程元標から区の中心地点(京成青砥駅)まで、およそ10.1キロメートル、東は江戸川を境に千葉県松戸市に、西は足立区・墨田区、南は江戸川区、北は大場川を境として埼玉県八潮市・三郷市にそれぞれ接していますとなっています。
翔んで埼玉という映画の中では、埼玉・千葉の連合軍がこち亀で有名な亀有というところから都庁に向けて攻め入ってきています。
話がそれましたが、葛飾区も夏は暑く、冬は寒いです。1階には直接庭に出られるようにテラス戸が並び、密集した住宅街では太陽の恵みである日射熱も思うようには取り込めません。窓の一部をペアガラスに交換しましたが、熱貫流率が6.51⇒4.65になっても、天井、壁、床の省エネ基準の基準値の平均に比べれば10倍熱を通しますから、効果は限定的でしたね。
冷暖房機器の変遷については別の機会にゆずりますが、冷房のなかった時代も含め、私、カツシカスタン(葛飾の人という意味です)は、その時々の気候に応じて省エネルギー性能の比較的低い住宅と付き合ってきたのだと思います。