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『国際教育フェアとは』|英語授業をおこなう小中高校を中心に国際教育を実践する学校の情報が一堂に集まる場所!
最新で最適な情報をいち早くお届け
国際教育フェア 2025は、国際教育を牽引する教育専門家、学校、業界のリーダーが国際教育分野における様々な可能性や機会を提供し、全国の保護者・生徒や関係者に継続的且つダイレクトに情報発信できる場の構築を目指して一昨年から開催しています。
国内における国際教育事情の最前線を体感して頂きながら、お子様に見合った学校を探るお手伝いをいたします。
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国内留学の新時代|開校ラッシュ!インターナショナルスクール
1990年代ビジネスマンを中心に英会話スクールブームが起こった際、よく耳にした“駅前留学”という言葉。
あれから30年の時を経て今、日本では海外へ留学をしなくてもここ日本で幼少期から国際教育を身につけ世界に通用する国際人へと成長を促す“本格的な国内留学先”が全国に広がっています。
その最新の流れをまとめてご紹介できる場が『国際教育フェア』です。フェアへ出展する学校数は増加傾向にあります。
内訳は、続々と日本に進出する海外名門校のインタナショナルスクールをはじめ、国際教育を取り入れている国内の私立学校などバラエティーに富んだ特色ある学校が勢ぞろい。また学校関係者と直接対話もできる貴重な機会でもあります。
参加者様においては、各学校の理念や最新の教育サービスを知り、お子様の今後の成長や将来を考える上でのきっかけやご縁をつなぐ場となります。
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潮流|日本の国際教育化をひもとく
国際教育評論家 村田学
この度公式 note を公開する国際教育フェア事務局は、 これまで多くのご家庭と学校の接点となってきました。本フェアの前身は、コロナ禍以前か ら開催されてきました。
公式 note 第 1 回は、21 世紀以降の国際教育の大きな動きについて四半世紀分をまとめました。
最初に国際教育フェアがこれまでご紹介してきた学校やトークセッションをキーワード でまとめました。 学びが変わり、選択肢が増え、社会に学びの多様性が作られてきたのが見えてきます。
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21世紀の国際教育の変遷 2000 年代|インド式教育の台頭
2004 年インド系インターナショナルスクールが開校し、2010 年頃からインド式算数が注目を集めました。二桁の掛け算などの計算方法は、暗記に頼らない「インド式算数」として人気を博しました。
2014 年代|国際バカロレアと探究学習の広がり
2014 年、文部科学省から国際バカロレア 200 校計画が公表され「探究学習」が広く普及しました。同年9月には、全寮制の高校 ISAK(現 UWC ISAK Japan)が開校し、日本人も通える新しいインターナショナルスクールとして注目を集めました。
2018 年前後|SELの浸透
アメリカで発達したSEL(Social Emotional Learning)が日本の教員の間で浸透し始め ました。これは子どもたちの対人能力、共感力、自己理解、感情制御力を育てるため の学習法です。
2020 年|シンガポール教育の注目
PISA と呼ばれる学力テストでシンガポールがアジアトップとなり、シンガポールのイン ターナショナルスクールで学ぶシンガポールマス(算数)が人気を集めました。
2022 年以降|イギリス系インターナショナルスクールの台頭
2022 年にハロウ安比校、2023 年にはラグビー日本校(千葉県柏市)とマルバーンカ レッジ東京校(東京都小平市)が開校し、イギリス式インターナショナルスクールが大きな注目を集めました。その後もブリティシュスクール・イン・東京の虎ノ門ヒルズ移転 や、ノースロンドンカレッジの神戸開校準備など、イギリス系学校の展開が続いています。
2024 年|AI の台頭と教育の変革
AI の発展により、社会の知識構造が変化し、子どもたちが将来必要とするスキルや 学びが予測困難なほど大きく変わることが予感されています。
国際教育フェア|その役割とは
国際教育フェアはこれらの歴史的な国際教育の変遷を踏まえ、ご家庭やお子様に必要とされる国際的な学びについて最新の話題をご紹介しています。
私たち事務局は、日本社会において求められる国際的な学びと、お子様の進学先をつなぐ役割を果たしています。 本フェアが、お子様やご家族にとって新しい学びとの出会いの場となることを願ってい ます。
わずか 25 年でこれほど大きく変化する国際教育事情。今年も最新のトピックとともに、国際教育について知ることができる場をご用意しています。
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今後の特集記事予定
気になる学費の強い味方|奨学金
スペシャルトーク|育つ・育てる国際人
子どもと楽しむおうち英語|親は学び子は遊ぶ
日本の国際教育最前線|一条校って?
世界に通じる偏差値とは|国際バカロレア(IB)
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